もうすぐ立春。
節分ですね。
節分の豆まきは、
バレンタインやクリスマスのにぎわいに比べると
かなり水をあけられてるような。。。
最近ではハロウィーンの盛り上がりにも差を
つけられてるような。。。
でも、二十四節気や七十二候も
由来やわけがあってなじまれてきたものなので、
消え去ってほしくないと願います。
はるかぜが氷をとく、とか
かすみがはじめてたなびく、とか
桃の花が咲きはじめる、とか。
「桃始笑」──桃がわらう、って書くんですよね。
ほかにも、
雀がはじめて巣をつくる頃とか
つばめが南からやってくる頃とか
この地に住んできた人なら誰しも実感する
ゆっくりとした季節の移ろい。
その感じ方は昔も今も変わらないんだなぁと
それぞれの言葉に感じます。
なかには、
蚕が起きて桑をたべはじめる、とか
熊が冬眠のために穴にこもる、とか
なんだか動きを想像するとちょっとかわいい
というか笑っちゃうような季節をあらわす言葉も。
お寺や神社の節分の豆まきはその年の年男や年女(福娘)や
厄年の男女が豆をまくのが一般的だそうですが、
それぞれの家庭でいうと、おとうさんが鬼役で豆を
ぶつけられたりするものですよね。
そういえば子どもの頃、
ものすごい簡単な鬼のお面をつくって、
かぶって遊んだりしませんでしたか?
八百万の神々の国ですから、
いろんなところにかみさまはいらっしゃって、
見守ったり、ほどこしたり、
ちょっといたずらしたり。
目には見えないけど、
今も、自然や動物たちやひとといっしょに
四季のなか、住み成しておられるんでしょうね。
あ、このおせんべい、というかおかき? あられ?
いろいろありますよね。
こけしがはじまりなのかな?
民族衣装バージョンとか、
サンタさんも見たことあります。
ともあれ、
寒さがやわらいだり、もどったりする時期、
お正月のつかれもでてくる頃なので、
風邪などにはお気をつけて。
春が立ち、もうすぐうぐいすが鳴き出す頃とか。
どうか、良い春を。
わたなべ まり |