プリン続きなのです。
代官山を歩いていたら、
ル・コルドン・ブルーのカフェがあり
つい立ち寄って、ついプリンを買ってしまいました。
あの「麗しのサブリナ」で
オードリー・ヘップバーンが料理を習いに通い、
卵を片手で割る練習をしたコルドンブルー。。。
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青と白の基調カラーの旗を通りに見て、
「ここにあるんだなぁ〜」と思いながら、
今まで入ったことはなかったのです。
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そんなふうに、気になりながら行かないでいる
ケースってありませんか?
例えば、地元の横浜でいいますと、
港近くの倉庫街が改造されてお店になったらしい!
と聞いて20代だったわたしは横を通る度
「へぇ〜ここなんだなぁ」と思いながら
結局行かず‥‥そのまま20年近く経って、
どうも違う店になったらしいなんてことが、よくあります。
興味はあるけど、実行力が全くともなわない状態です。
よくネコが、出掛けていく飼い主に目線は投げるけど、
首すら回さない。。。なんて風景がありますが、
状況としてはそんな感じです。
いってらっしゃいの気持ちはあるのよ、
でも、送りに行くのはもちろん
体の向きを変えたり、
首を回したりするしんどさはちょっと勘弁かな〜
ってところでしょうか。
ただ状況は似てるものの、
ネコの場合は自信と威厳をもって動きませんが、
わたしの場合はものぐさで、ぼ〜っとしてただけという
“行かない”内容が大きく違ったりはします。
で、ル・コルドン・ブルーのプリンです。
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まず、見た目が可愛いです。
食べてみると、とてもクリーミーで贅沢な濃厚さ。
蓋みたいに乗ってるガレットをかじりながらいただくと、
なるほど〜と思う甘さと塩加減です。
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そして、このショコラプリンが。。。またしても美味です。
なめらかだけど、くどくないチョコレートを
食べてるみたいな気分です。
ガレットとプリンと交互にゆっくり味わった最後に
カシカシと瓶をスプーンでこすって、
出来るだけ残さないようにしてる自分がいます。
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やっぱり、プリンは深いですねぇ。
なめらかも良し、こってりも良し、
固めでも良し、素朴でも良し、と。
季節も問いませんよね。
夏はよく冷やすと涼しいし、
冬はあったかい飲み物に合わせると
気持ちまであったまるし。
春と秋は、プリンが合わない理由を
探すのがむつかしいくらい。。。
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レジ横に、こんなクマがちょこんと座ってました。
コルドンブルーのシェフと同じ格好をしてるそうです。
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良い季節だなぁ〜と思っていたら、
あっという間に暑くなってきたので、
どうか早めの夏風邪などには
お気をつけて。
よい6月をお迎えくださいね。
わたなべ まり
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