つるんとした菓子が恋しくなる季節ですね。 梅雨明けもしたことですし。
北鎌倉の「こまき」さんに行ったら、 「少しばかりですけれど…」と 出来たての葛菓子をいただきました。
北鎌倉駅前の小さな広場の奥、 円覚寺さんの参道のすぐ脇にある和菓子屋さんで、 お店の広い窓からは大きな池が見渡せます。 近くを通る横須賀線の踏切の音が、時折 のどかに響いてきます。
吉野羹というそうです。 葛とか、寒天とか、氷とか、 涼をとる工夫のさり気なさには感心しつつ、 夏がきたなぁ〜と実感します。 喉を通っていくときに、ひんやりするのは もっともエコ、というか知恵ですよね。 節電の夏には、こんなひんやり菓子を 大量摂取してみるという手もアリなんじゃないか? と 勝手に決定+実行しようと思っています。
つるんと召し上がっていただきたいところですが、 暑中お見舞いもこめて、 目からだけでも涼しさを感じていただけたら‥‥。
よい夏を。
わたなべ まり