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ほぼ日刊イトイ新聞

2025-05-09

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・ちょっと日記みたいに書いてみようかな。

 遅い朝ごはんは、おでん。
 冷凍してあったごはんと、ツナ缶と、塩こんぶなど。
 スモークをかけた、年輪みたいになったツナなのだが、
 おでんのためにあった「からし」をちょっとつけて
 しょうゆをまぶすとすっごくうまい。
 おでんのつゆは、スープとしても優秀だよなぁ。

 「ほぼ日」に行っての最初の予定は、
 雑誌「OレンジPージ」のインタビュー。
 何度かご遠慮していたが、今回はいいタイミングを感じた。
 「頼まれたことは、頼みたいことに変えて実行する」。
 だいたい、これをやっていると取材もたのしんでできる。
 去年なんかは、追加取材をこちらからお願いした例もある。
 巨人の選手たちの「ヒーローインタビュー」は、
 しょうがなくやってるみたいな感じがあって、よくない。
 他のインタビューは感じ悪くないのに、
 「お立ち台」のときはあんまりいい感じでない。

 次は「神田祭」の行事に参加するため、
 揃いの浴衣、法被に着替えて向かう。
 錦町三丁目町会神輿御霊入れという儀式があるのだ。
 たまにマイクを使っている人の他は、声が聞こえない。
 子どものころは、こういう場での人の話は聞いてなかった。
 いまは、そうか聞こえなかったのかもしれないと気づいた。
 一本締めのシャンシャンシャンは気持ちがいい。
 「締め」だからね、お開きだからね、気持ちいいさ。
 ちょうど足の裏が痛かったところに、
 ぺたんこの草履だったので、痛くて我慢していた。
 足裏をかばうために、脚のふくらはぎも辛くなった。
 神田祭の本番のときには、クッションのある草履にしよう。

 夜は、丸の内コットンクラブで古舘伊知郎さんと。
 あんまり縁のない有料のトークショーのかたち。
 最近はゲストとして出ることも、ほとんどやってなかった。
 やや恐る恐る引き受けたものだけれど、
 いざ始まったら、やっぱりね、その場がたのしいわけよ。
 気づいたらずいぶん時間が経っていた。
 家に帰って、この原稿を書いて、明日は赤城山に行く。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
土曜と日曜は「神田祭」です。ぶらぶら見に来てはいかが?


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