推し、という言葉が
普通名詞になってひさしいですけれど、
たしかに、この言葉がピタッとくるなぁと
思ってしまうのが、このビスケットなのです。
通常の、というか、
ものすごく特徴のある見ためじゃないですよね。
でも、食感とか、味わいとか、塩加減とか、
なにげない部分に大いに感動してまして。
写真ではお伝えしきれないのが
もどかしいのですけれど。。。
缶も、さりげない可愛さです。
シンプルな淡いブルーの缶の真ん中に
お店の名前とロゴ。
食べおわったあと取っておいて、
小さな物入れにしたくなるような。
もともと、イギリス菓子は大好きだけれど、
国内でつくりたてをいただくのは、なかなか難しいですよね。
でも、取り寄せではじめて食べてみた
このビスケットのおいしさにたまげまして
お店のホームページを拝見して神戸にあることを確認、
ちょうど神戸に用事があるから、と誘ってくださった
可南子さんについていく形で
訪ねてみたのです、ビスケットバレルさんを。
おいしさに感動して、実際に行ってみるなんて
われながら、コワイです。
実は、店頭販売をしているお店ではなくて
お取り寄せ専門で、イギリス人のピーターさんが
ひとりで作っていらっしゃるのだとか。
事前に、お邪魔したいとお伝えしていたので、
マネジメント担当、明るくてしっかり者のまふみさんと
ふたりで驚きながら出迎えてくださいました。
それにしても、おいしいです。。。と
ストレートにお伝えすると、
イギリス菓子のおいしさをぜひ知っていただきたくて
ケーキもカットしてしまうと、しっとり感がそこなわれるから
ホールでお届けしているんです、とのお答えが。
アクセスが殺到すると、一時的に SOLD OUTに表示を切り替えて
できる限りつくりたてを順次、配送して
またホームページを再開するそうです。
ブルーの缶と
双子みたいな白い缶は
フラップジャックという、また別のイギリス菓子と
ショートブレッドとの詰め合わせ、
ぐるっと巻いてある金色のテープも
アクセントになっていて、可愛いです。
このフラップジャックも、
グラノーラビスケットみたいなのに固くなく、
とてもしっとりしていて
噛みしめるとじんわりおいしさが広がるような
はじめての食感。。。
未知のイギリス菓子ワールドでした。
この暑さのさなか、
この熱量で語ったら、引かれるかな??と自戒しつつ、
サクッとした、でもホロっとするような感じが
ちょっとでも伝わったら、嬉しいのですけれど。
立ってるだけで体力を奪われそうな夏、
おいしくて安全で栄養満点のビスケットと
冷たいミルクや、体をひやさない方がよい時は
あたたかい紅茶と一緒にたのしみながら
きびしい残暑ものりきっていただければ!
どうか、よい晩夏を。
追伸:そういえば、このビスケットをその場で購入、
食べられる機会が近々、あるそうです。
9月4日〜6日まで日本橋三越で開催される
英国展に出店されるとのこと。。。ねらいめです。
バターのよい香り、たまりません〜〜。
青い缶は「ショートブレッド ギフト缶」、
白い缶は「フラップジャック&
ショートブレッド ペアセット」。
どちらも神戸のイギリス菓子専門店さん
「The Biscuit Barrel」
(ビスケットバレル)製です。
「The Biscuit Barrel」は
神戸在住のイギリス人パティシエ
Peter Broadhurst
(ピーター・ブロードハースト)さんによる
オンラインケーキショップ。
古くからイギリスで愛されているお菓子を
提供しています。
ショートブレッドは、
イギリスのお茶の時間に欠かせない
サクサクの焼き菓子。
フラップジャックは、オーツ麦と
ドライフルーツやナッツを
シロップで固めて焼いたものなんですって。
さて、渡辺真理さんが文中で紹介していた
日本橋三越の英国展、
「The Biscuit Barrel」の出店は
2024年9月4日(水)から
6日(金)までの3日間のみ。
「SCONE PARTY」というエリアの
「D-2」ブースで、
トラディショナル・スコーンに加え、
オレンジゼストが散りばめられた少し甘い
「オレンジスコーン」を
“どんどん焼いては販売”するそう。
フラップジャックの販売は
英国展ではありませんが、
ショートブレッドは数量限定で
定番の「ギフト缶」のほか
「チョコチップ」と「チーズ」が登場。
ほかにもキャロットケーキ、
チェッカー柄のマウント・バッテン・ケーキなどが
並ぶそうですよ!
そしてイベント出店は京都と札幌でも予定。
「京都伊勢丹英国展」には
11月1日(金)~3日(日)の3日間、
「札幌丸井今井スコーンパーティーwith Tea」には
11月16日(土)~18日(月)の3日間、
出店するとのことです。