小さな白い森のクリスマス。
小さなツリーが、たくさん。。。
まっ白な雪におおわれた
森みたいです。
ぽつん、ぽつんと立っている木を
そっと引き抜くと。。。
チーズケーキなのです。
ひと口サイズ、とよくいいますけれど、
まさに、そんな小ささです。
どうして、すっと引き抜けるかというと
アイス菓子のピノみたいに
コーティングしてあるのですね。
チーズケーキのまわりを
ホワイトチョコレートで。
ほろほろっと溶ける
雪みたいに
繊細なチーズケーキの森。
箱をあけると、
パウダースノーに埋もれてる
チーズケーキの木が、そこここに。
ミニチュアの世界って
なんで、こんなにかわいいのでしょうね。
森に暮らす動物たちに、
そして、縁あって
この空のもとで暮らす
すべての生きとし生けるものに、
メリークリスマス。
穏やかな年末年始でありますように。
フランダース
この美しいケーキは「neyuki」という名前だそうです。
いったいどんな人が、
どういう発想で考えついたんだろう？
パティシエや料理人の発想じゃないような気がします。
‥‥調べてみたところ、わかりました。
このケーキは、デザインオフィス「nendo」が
北海道・釧路の菓子ブランド
「フランダース」のために、
“デザイン”したものなんだそうです。
「nendo」は、デザイナーであり建築家でもある
佐藤オオキさんが率いるチーム。
東京2020オリンピックで
聖火台デザインを担当したことでも知られ、
なんと2024年に運行予定の
フランス高速鉄道TGVのデザインも
手掛けているのだそう。
「フランダース」は、
パティシエの村上友一さんが経営する
北海道の素材とフランスの製法をまもる
東釧路のちいさな洋菓子店。
今回ご紹介したケーキは
「婦人画報のお取り寄せ」で扱っていました。
（ほぼ日・武井）
