キャップは誰にでも似合う物語 キャップは誰にでも似合う物語
世の中には二種類の人間がいる。
帽子をしょっちゅうかぶる人と、
帽子をあんまりかぶらない人である。

あきらかに前者である書き手が、
後者の読み手へと理想のキャップを
紹介していく長く酔狂な物語。

しかし、その論はとても現実的で、
意外な展開で読み手を翻弄し、
現実的なデータに帰結するという。

さあ、はじまり、はじまり。
序章 帽子論
第1章 帽子の体験
第2章 夏と帽子
第3章 キャップの性質
第4章 かぶってみなければ
第5章 キャップのツバの話
第6章 野球帽と紅白帽
第7章 3つのフォルム
第8章 最高のイチゴ
第9章 乗組員たち