「やい、てめぇら、 ●×%&してやがんな」
という早口のガラガラ声が 背後で発せられたので、 振り向いてみれば、やはり
でした。
私はこのとき気づいたのですが、 弊社社長は 「突然するものまね」 が好きなんですね。 みなさまは、気づいておられましたか。
いつも誰のものまねだか ほとんどわからないので すぐに「誰ですか」と訊いてしまいます。
 「三船敏郎さんだ」
三船敏郎さん‥‥ それは黒澤映画時代の、 三船敏郎さんですね。
 「そうだ、村のみんなを助けにゃならん」 (顔つきもちょっと三船さんふう)
(社内) 「‥‥(シーン)」
そうやって、打ち合わせのあいまの ちょっとした待ち時間を 会社のフロアで、誰宛というのでもなく 「突然ものまね」して過ごす 社長なのでした。 |