ただいま製作中!ただいま製作中!

2025/01/31 15:33
okuno

豪徳寺の旧尾崎テオドラ邸で
田島列島さん初の原画展!

世田谷区豪徳寺の住宅地の一角、
まるで水が海に向かって流れるように、
そこだけ
時がゆるやかに流れているかのような
水色の洋館がたたずんでいます。

明治21年(!)築の、
旧尾崎テオドラ邸という建物です。
いま、こちらの2階のギャラリーで
田島列島さん初の原画展を開催中‥‥
ということで、
ついさっき行ってきました。

まず、何度も読んだデビュー作
『子供はわかってあげない』表紙原画を
まじまじと見ます。

何かもう、吸い込まれそうになりますね。
うまく言葉にできないんだけど、
原画というものは、
やっぱり、確実に何かがちがうと思う。

ネームも全ページ公開されていましたが、
「これがネーム?」という完成度。
最終コマのTシャツのロゴまで、
最初のネームの時点で描き込まれている!

会場内には、光栄なことに、
数年前のほぼ日の
田島列島さんインタビューからの言葉も
抜粋して展示されていました。

併設のショップ(写真7枚め)も、
やさしい光に包まれた、この素敵さです。
今回の展覧会のためにつくった
オリジナルのグッズが並んでいました。

アクキーを買う。これはかわいいぞ。

そして最後に、喫茶室で
展覧会に因んだゼリーをいただきました。

ただいまモーニング・ツーで連載中の
田島さん最新作『みちかとまり』で、
みちかが
「湖面に映る満月を飲むシーン」から
着想を得たものだそうです。

ほどよく甘くて、みずみずしくて。
じつにおいしかったです。

いやー、いろいろ満たされました。

原画で眼福はもちろんのこと、
ショップでのお買いものや喫茶室など、
大充実の金曜日の午前中でした。

現在の前期展示は2月12日(水)まで。
2月14日(金)からは後期展示、
お次は
『水は海に向かって流れる』の原画が
お目見えだそうです。また来なければ。
(ネームや表紙原画は
 後期も引き続き展示されるそうです)

現地で当日券(1500円)も買えますが、
オンラインなら1000円とお得です。
喫茶室の利用についても、
オンラインからの予約が優先だそう。
ただ、空きがあれば
当日券でも利用できるとのことですよ。

その他、定休日などくわしいことは、
旧尾崎テオドラ邸のHPでご確認を。
2025/01/30 14:06
chef

写真家・菅原一剛さんの個展
「Asia is one」原宿で開催中

「ほぼ日」で2005年にはじまり、
2017年までの長期にわたり連載、
2冊の単行本にもなった
「写真がもっと好きになる。」
その著者である写真家・菅原一剛さんの個展が、
東京・原宿の「GR SPACE TOKYO」で
ただいま開かれています。

展示のテーマは「Asia is one」。
菅原さんが大阪芸大在学中、
まだ20代の学生時代にはじめて訪れた香港から、
60代になった現在、
足しげく通っている韓国まで、
40年の活動のなかで訪れた
東アジア、とくに漢字文化圏の「日常」を、
菅原さんの視点で切り取った作品がならびます。
最新の技術を使った
大判のプリントで見る菅原さんの写真は、
撮影の新旧とは無縁の凄みがあるんですよ。

なお、2月1日(土)17時〜18時30分には
トークショーが予定されています。
菅原さんの連載の担当編集者であるわたくし
もトークにお邪魔いたします。
ぼくもアマチュアカメラマンとして
菅原さんには聞きたいことがいっぱい。
興味がありましたらぜひ!

菅原一剛展 -Asia is one-


開催中〜2月24日(月)まで
11:30〜19:00
火・水・祝定休
入場無料

GR SPACE TOKYO


東京都渋谷区神宮前6-16-19 原宿WATビル102
2025/01/29 18:56
okuno

ブックファースト新宿店で
『常設展へ行こう!』が中心の
美術書フェアを開催中!

先日の「生活のたのしみ展2025」で
「全国ミュージアムショップ大集合!のお店」
というお店を担当いたしました。

不定期連載「常設展へ行こう!」に登場する
美術館・博物館のミュージアムショップに
文字どおり大集合!していただいたお店です。

東博のハニワさんと、
奈良美智さんのあおもり犬と、
フランソワ・ポンポンさんのシロクマと、
成田亨さんのウルトラマンと、
サルバトール・ダリさんのおヒゲのグッズと、
和田ラヂヲさんの描いたモナリザさんが
同一の時空間に並ぶお店は、
世界広しと言えども当店だけだったはずです。
うれしいことに、大繁盛でした!

さて、そんなお店の一角には、
会場ご近所のブックファースト新宿店さんが
選書してくださった
美術書関連コーナーも開設しておりました。
同時に、同店の話題書コーナーでも
連動した美術書フェアをやっていたんですが、
「生活のたのしみ展」が終わったいまも、
同店では
フェアを継続して展開してくださっています。

『常設展へ行こう!』に出てくる
作家や作品等の固有名から導き出した選書で、
読みたい本ばっかりで、困りました。

鳥獣戯画の本からは東博さんを思い出し、
ロスコやマレーヴィチの本からは
DIC川村記念美術館を思い出し、
瀧口修造の本からは富山県美術館を思い出し、
パウル・クレーの本からは
アーティゾン美術館を思い出し、
セザンヌやピカソや藤田嗣治の本からは
いろんな美術館を思い出し‥‥と、
楽しかった取材の記憶もよみがえってきます。

(写真は取材時視点の棚のようすです。
 その後、
 売れてしまった本もあるかもしれないので
 その点、ご了承ください)

フェアの担当は、
ご自身も美術がお好きだという広野陽子さん。

美術館の企画展は
本屋さんでいったらフェアの棚で、
美術館の常設展は
本屋さんでいったら元の棚‥‥というような、
美術館になぞらえた
書店員さんの仕事論もうかがいながら、
ご案内いただきました。おもしろかったなあ。

この美術書フェアは
2月14日(金)までやっているそうなので、
新宿西口のコクーンタワー地下にある
ブックファースト新宿店さんに、
ぜひぜひ、足を運んでみてください!
2025/01/29 18:21
masahiro.tanaka

はたべーが、
拳をつきあげた日。

日々いろんなことがある弊社ですが、
本日のハイライトは、この一瞬。
はしごの上にのって
高々と拳を突き上げ、手にしたマイクで
アツい思いを歌い上げる

‥‥ではなく、手持ちのカメラで
写真撮影をしようとしたら
全体が入りきらず、
のけぞって、天井につかまることで
なんとか撮った、はたべー。

いきなりのアクロバティックな
撮影法に、見ていたみんなから
「おおおお」とどよめきが起きました。
(はしごが倒れないよう、
さっとが駆け寄りました)

あまりに絵になる情景すぎて、
その場にいた2人が、ついつい、
その姿をスマホで撮っていたのが、
弊社らしいというかなんというか。
(1枚目=ほしの撮影、2枚目=ちょう撮影)

ある意味、忘れられない日。
忘れられない瞬間。
その場で撮影されていたみんなは、
きっとこの景色のことを、
今後もぼんやり覚えていることでしょう。
2025/01/28 14:13
maki.matsumoto

赤城山頂のソフトクリーム

ほぼ日あっちこっち隊
あかぎのまど。」でも取り上げている
赤城山頂カフェこと、
赤城山頂駅記念館
サントリービア・ハイランドホール

冬季休業に入ったため、
ふだん提供している
ソフトクリームの原液を
社内でいただいています。
今後の商品開発の参考にするため、また
「生活のたのしみ展」おつかれさまの
意味も込めて、きょうから数日間、社内で
ソフトクリーム食べ放題を開催しています。
やったー! 

赤城山頂駅の
ソフトクリーム、
さわやかでまろやかで
おいしかった‥‥。
まさに、山の上で食べたい味です。
無限にグルグルしてしまいます。
私は3回並びました。

ソフトクリームだけでもおいしいのですが、
赤城の「Three Brown」さんの
みるくジャムや、
赤城山麓養蜂場のはちみつ
尾瀬のりんごの花からとれた
生はちみつ
さらに、みんな大好き、
群馬と長野に展開するスーパー
ツルヤのドライフルーツなど、
さんが見つけてきてくれた
赤城まわりのおいしいものを
トッピングしてみることに。
群馬にはこんなにたくさん
おいしいものがあったのか‥‥と
びっくりしました。
群馬県内を歩いているだけで、
パフェができあがりそうです。

今年の夏は、
実際に赤城山の頂上で食べてみたいです。
2025/01/27 10:31
yoko.hasada

投句のテーマは、ラーメン。

夏井いつき先生と糸井が
はじめてじっくり話したのは、
去年のこと。
「詠む、味わう、そして教える。」
という対談で、
俳句のおもしろさについて聞き、
糸井ものめり込んでいました。

そして、対談でも話題になっていた、
夏井先生とほぼ日による
投句企画「丼宙杯」の開催が決まりました!
詳細はこちらの動画をどうぞ。

投句とは、お題にあった句を募集すること。
糸井が決めたテーマは「ラーメン」です。

ラーメン‥‥
寒い日に、ふと食べたくなる。
いや、暑い日にこそ行きたくなる。
立ちこめる湯気、味わい、つけ合わせ、
1人で食べたり家族で食べたり。
いろんな場面を想像しながら、
ぜひ一句、いや何句でもお寄せください。

「ラーメン」という単語が入っていなくても、
それを想像させるものであれば大丈夫です。
1人一句ではなくいくつも投稿できるので、
夏井先生のおっしゃるように
練習を重ねていくつも作ってみる
いい機会かと思います。
募集期間は2月24日12:00p.m.までです。
第4回 YouTube夏井いつき俳句チャンネル
「丼宙杯」俳句受付フォーム

俳句を作ることについてヒントになりそうな
連載も近々スタートしますので、
そちらもお楽しみに!
2025/01/25 14:07
yoko.hasada

ロケ地は、気仙沼!

取材の関係で気仙沼を訪れていた、ある日のこと。

唐桑にある一代さんの『つなかん』に伺ったところ、
みんながベランダから外をずっと見ているんです。
「どうしたんですか?」と聞いたら、
「撮影が来てる!」と大はしゃぎ。

よくよく聞けば、
菅田将暉さんが漁師(本当は釣り好きの青年役)
という夢みたいな設定で、
どこへ行ってもいろんな人から
「あそこで撮影してる」と教えてくれるほど、
気仙沼の方々はうれしそうに撮影を迎え入れていました。

そして、このたび、
気仙沼で撮影されていた
映画『サンセット・サンライズ』が
現在公開中です!

コロナ禍、釣り好きの主人公(菅田将暉)が、
東京からのリモートワーク先として
南三陸にお試し移住し、
地元の人々と交流しながら人生について考えるお話。
菅田将暉さん、井上真央さん、中村雅俊さん、三宅健さん、
池脇千鶴さん、竹原ピストルさん、小日向文世さんなど
豪華な面々が出演しています。

震災や過疎など社会的な問題にも向き合いつつ、
脚本が宮城出身の宮藤官九郎さんということもあり、
コメディ要素たっぷり、だけどふと涙が出てくる、
すばらしい映画になっています。

監督の岸善幸さんも東北出身なので、
東北の人たちの描き方が魅力的。
なんだか憎めなくて、愛らしくて、
またすぐ会いたくなってしまうような。
「こういう人いる〜!」と大笑いしてしまいました。

また、登場する東北の食事たちが
ものすごくおいしそう。
ハモニカ、メバル、どんこ汁、芋煮‥‥
今すぐ東北に行きたくなると思います。

宮藤さんがおっしゃっていました。
「震災があって東北が注目されるようになったとき、
『がんばろう』は違和感があって。
中にいればいい人ばかりじゃないのも知っているし、
被災地だから『かわいそう』のひと言で
くくられるのがおもしろくないと思っていました。
むしろ、転んでもただじゃ起きない強さやしたたかさを、
地元の友だちを見て感じていました」。

そういう人たちがたくさん登場する、
力のわく映画です。詳細はこちらこちらから。
ぜひ、全国の劇場でごらんください!
ロケ地が気になる方はこちらを参考に巡れますよ。

映画『サンセット・サンライズ』
予告映像
2024年製作/139分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
全国公開中
Ⓒ楡周平/講談社 Ⓒ2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
2025/01/24 13:22
okuno

小ネタ劇場リニューアルの旅

1年くらい前から、少しずつ少しずーつ
リニューアルを重ねてきた、
われらが小ネタ劇場、
いや、
みなさまの小ネタ劇場なのですが。

今日から見た目が変わりました!

いままで、パソコンで見た場合には
クリックすると
ぺろっと「別窓」が開いていたのですが、
本日からは、
このようなかたちとなって、
画面中央に、
雰囲気よくすっと静かに出てまいります。

スマホでもアプリでも、
それぞれにふさわしい挙動とスタイルで
出てまいります。

絵画で言えば額縁がついたようですよね。

みなさんからの投稿を
いっそう大事にしたいという気持ちを、
リニューアルチーム

の面々が素敵に表現してくれました。

このあとは、最終目標である
「小ネタ劇場、夢のアーカイブ化!」
の実現にまい進していきます。

われらの旅は、もうしばらく続きます。
2025/01/22 14:27
masahiro.tanaka

ふりかえる時間。

たのしみ展が終わっても、日常は続くよ。
社内ではみんながもうそれぞれに
日々の仕事を再開しはじめています。

‥‥が、今日は、
たのしみ展明け1回目の
全員での定例ミーティングの日。

ということでさきほど、
運営のメインメンバー
のふたりから、
全体の振り返りとして、
たっぷり作り込まれた
スライドを流しながらの
「みんなのことを褒めまくる時間」
がありました。
この時間で作ったのか!という量。
しかもBGMは「蛍の光」。じーん。

ふたりは自分たちのことは
全然言わずに、ただみんなのことを
褒めまくっていましたが、
いやあ、いまのたのしみ展があるのは
ほんとにふたりをはじめとする
運営チームが頼もしかったおかげ。
いやあ、今回も頼もしかったなあ‥‥。

こんなふうに「たのしみ展2025」の
振り返りまでいい感じでやってくれて、
バシッとシメてくれたことにも
「最後までかっこよかった!」と
書いておこうと思います。

社内に「あのあり方、かっこいいなあ」とか
思える人がたくさんいるのは、うちの会社の
ほんとにいいところだなと思います。
2025/01/20 18:18
masahiro.tanaka

たのしみ展ロスだけど。

たのしみ展ロスだな〜」
なんてことを思いながら
久しぶりに会社に出社すると、
入口のところにトリドリちゃんが。

ふふふ、訪れたみなさんはもう、
このトリドリちゃんの姿だけですら
懐かしいのではないでしょうか。
次はいつやるんでしょうね。
なんだか、いまからもう
次の開催がたのしみだったりしますね。

そしてほぼ日は、今日から通常営業。

テキスト中継をしてない時間も
裏でオレンジバッグの整理をしていた

石田ゆり子さんのお店の前で
ずーっと行列案内をしていて、
夜にはよく足をストレッチしていた
も、本日出社。

さっそくみんなでわいわい、
久しぶりのミーティングをしていたら
がしみじみ言いました。
「みんな、元気だなあ‥‥」

はい、我々なんだか、
あんなに走り回って働いていたのに、
今日もけっこう元気です。

とはいえしゃちょーも、だいぶ元気。
今日の「ほぼ日の道場」(社内での
クリエイティブについて考える場)でも
気づきの多い話を、笑いを交えつつ
たくさんしてくれて、
みんなでとても楽しかったです。
さぁ、今日からもまたがんばるぞ。