
| ではでは、 展示作品をひとつずつ、 三國さんに解説していただきましょう。 |
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| 「長津姉妹店」に行けなかったわたしは、 ほんとうにたのしみ! |
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| お話は、オープンの前日、 搬入が終わったギャラリーでうかがいました。 |
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| お客さんの邪魔にならないように。 |
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| そうそう。 ここでまた、時計の針をクイッと戻して‥‥。 オープン前日の三國さんです。 |
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| あー、かわいい手袋たちの前で。 |
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| まずはミトンや手袋の 作品紹介からまいりますね。 |
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| 三國さんのミトン、かわいいんだよ〜。 |
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| きょうは、三國さんの2冊目の本、 『編みものワードローブ』に 載っているものをご紹介します。 |
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| そうか、 あの本に載ってる作品も、 ここで展示・販売されてたんだ。 |
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| うん。 三國さんは基本的に 編んだものを手もとに残さないから。 |
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| じゃあ、たとえばこのミトンも‥‥? |
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![]() 協力: 文化出版局 編みものワードロープ |
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| ふふふ‥‥。 あったよー、実物が。 |
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| いいな、いいなぁ〜、 あ〜、みたかったよぉ〜! |
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| まあまあ(笑)、 写真を撮ってきたから。 写真と三國さんの解説で、 「ほぼ日」にちいさな展示場ができたと思って、 じっくりたのしんでください。 ‥‥ね? |
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| ‥‥うん、わかった。 | |






カバーのついた手袋(3種類) |
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「今回のDMにもなったミトンです。 400色くらいのパレットから色を選んで 植物の柄を刺しゅうしていく作業、 とてもたのしかったです。 指先を使いたいときにはずせる、 カバーがついているんですよ。 からし色の手袋は、刺しゅうミトンの兄弟です。 刺しゅうがないだけで、つくりは同じ。 で、これにはひもがついています。 ひものついた手袋は コートの袖を右から左にくぐらせて使うと 落っことさなくなるんですよね。 コートを脱ぐときもいっしょにはずして そのままハンガーにかけられます」 |






カトラリーのミトン |
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「妹とのコラボレーションでやるんだから 見た目はちっちゃくて、 |






星の白黒ミトン |
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「おおきな星にちいさな星、 下の部分、波になっているところは、 |






花の白黒ミトン |
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「レースのスカートをはいているようなミトン。 |






うろこ雲ミトン(3種類) |
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「うろこ雲シリーズのミトンです。 この三角模様も伝統柄なんですけれど、 これにグラデーションの糸を合わせると おもしろいかな、と思って。 ピッチが長い糸‥‥というのはつまり、 長いスパンで色が変わる糸なんですけど、 そういうので編むと 左右でずいぶん印象がちがってくるんです。 編んでみないとわからないのはたのしいですね。 偶然コントラストが入ったりして」 |






ケーブルの指出し手袋 |
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「ケーブル模様がたのしい、長めの手袋です。 |






星空と木立のミトン |
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「きらきらのスパングルをあしらったミトンです。 モノっぽい手袋を作りたいと思ったんです。 |






| すごーい(うっとり)。 スターたちが‥‥。 |
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| ほんとに、そう。 スターたちにあってきた感じ。 「あの本に出ていたかたですか?」って(笑)。 |
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| ぜんぶかわいいけど、 やっぱり「カバーのついた手袋」の、 あの刺しゅうのかわいさは、すごいよね。 本のなかでも、あのページが、もう、大好き! ミトンがハンガーにささってるの。 |
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![]() 協力: 文化出版局 編みものワードロープ |
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| へへへ‥‥あのね、なんちゃん。 |
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| ん? へへへって、なに? なんでニヤニヤしてるの? |
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| みて、この写真。 |
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| ‥‥な! なにこれ!? これは、みちこの手? |
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| うん。 三國さんが 「どうぞはめてみて」とおっしゃるから。 |
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| ええーー! いいなー。 |
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| カバーをめくると、指先が出ます。 |
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| うらやましい! ‥‥ていうかみちこ、ネイルが派手! |
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| ご、ごめんなさい(笑)。 まさかこういう写真を撮るとは 思ってなかったので‥‥。 |
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| このネイルはともかく、 やっぱり手袋、かわいいなあー。 いいなあ、みちこー。 |
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| あのね、なんちゃん、 本に載っていない手袋も、かわいかったんだよー。 |
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![]() (水曜日に、つづきます) |
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イラスト/木下綾乃 |