♪うつーくしいだんせー♪

♪うつーくしいだんせー♪

♪だんせー♪

♪まん‥‥

よしなさいってば。

山下さん、美しい生茶、
要ります？

あ、美しい生茶、ください。
水割りでください。

♪水割りをくださーい♪

歌わないでください。

ということで
美しい感激団です。

よろしくお願いします。

美しい感激団。

ということで
『美しい男性！』感激団なんですよ。
ＤＶＤ、４巻。

わあ！

すごーい！

すごい（拍手）！

ことの起こりはですね、
私が深夜にＢＳを見ておりました。
ＢＳジャパンという、
名前は大層な局ですが、
テレビ東京がやっている
ＢＳがございまして、
ふっと付けたら、
敬愛する松尾スズキさんがですね、
銀髪のカツラを被りまして、
薄いサングラスをしてにやにやしながら。

薄く笑いながら。

はい、何かを始めたんですよ。
で、それはこのＤＶＤの、
「青男性」に入ってる。

１巻、２巻じゃなくて、
そんな呼び方なんですね。

はい、「青男性」に入っていた、
『美しい運動会　第１回』
てやつを観てしまったんですよ。

はい。

あまりの不可解さに、
衝撃を受けましてですね、
社内メールですごかったっていうのを
送ったらですね、
食いついてきた人が大勢いたと。

おおぜい？

すみません、話を大きく
しておりました。
食らいついてきた奇特な人が
「数人」おりました。

それがこのメンバーですね。

はい。そして、
もぎさんの知り合いの方が、
ＤＶＤ化に携わっていたということで。

入手いたしまして。

観ました。
しかし１巻が１時間半以上あるものですから
まだ全部は観てないんですよ。
その運動会の前後編と、
第１回と最終回は観ましたね。

何男性ですか？

１が「白男性」。

白男性（笑）。

そして２が「赤男性」ですね。
３が「青男性」。これ、観ましたね。
そして４が「黒男性」ですね。

淀川さんみたいですね。

はい、さっき、早回しでですね、
他のも観てみましたね。

ずっとあの感じでしたね。

もっとひどいですよ（笑）。

ぐふふふふ（笑）。

ひどい。

わたくしのとこでチョイスしたときに
できるだけつらくないのを
お奨めしたつもりだったんですよ。
ひどいのは本当にもう、
もっとひどいと思う。

えー。

ちなみに、私、あの、
机で爆笑していたのですけど、
オープニングの松尾さんがですね、
回を追うごとに
どんどんすごいことに
なっていってですね。

えー。

そこは、美青年たちを喜ばせるアンディ、
という設定になってるんですよ。

おー、逆にね。

あ、逆に。

たとえば楽屋でメイクをしてる松尾さんに、
カメラが入って行って、
何なさってるんですか？
と聞く。
「ちょっとピエロになって
　みんなを喜ばせてやろうかと思ってさ」
と松尾さん、答える。

で、ピエロになって
いっしょけんめい、
芸をする。

妙にうまかった。

あるいは、猫になっちゃったっつって、
猫耳付けて。

ニャンニャンと。

ニャアニャア言うんです。
で、ベンジャミンが、
ツナ缶をあげるんですよ。
そうすると這いつくばって食べて、
（裏声で）
「ニャアニャーア、美味ちいにゃー」
って。

わはははは（笑）。

いま、ふと思ったんだけど、
これって説明しても面白いんだろうか。
しかも、新春そうそうの更新でしょ、これ。

はい、たしかにそれは疑問ですが、
気にしていると何も出来ません。
ある意味ひどいもんだけど、
でもすごく面白く観ました、
という感激団です。

買って怒られても困るわ。

困る。

ぜひ、レンタルでお気軽にどうぞ。

わたしはすごく面白かったですけど、
やっぱり、万人受けはしないですかねえ。

松尾スズキさんの舞台を観たことがあるとか、
松尾スズキさんがどんなことをやっているか
知っているっていう方は大丈夫だと思います。

絶対平気ですね。

けれど、悪ノリが嫌いな方は
基本的にアウトだと思うわ。

うん。

もう、悪ノリだらけですからね。

けしからん、というひと言です。

あまり家族団らんとかで
観るような番組じゃない。

危ない、危ない。

さっき、弊社の趙啓子がですね、
貸してくださいって持って行ったんですが、
旦那様は全くお堅いかたなんだそうです。
なので家では子どもが寝た後に、
旦那さんがいないのを見計らって、
見るそうです。

そうですね。

こちらも、
こっそり観てくださいという
気分でいっぱいです。

普通にもうね、
「白男性」の最初が、
犬のおしりを、
ボーイズたちが追う、という‥‥

あってはならない光景だった。

わりと自由だったらしいですね、
ＢＳジャパン。

そう、ＢＳジャパンで、
これ、評判になったわけですよ。

へえ。

で、地上波（テレビ東京）
進出っていう野望があったらしいんだけど、
社長直々に怒られたって。
その人は正しいですね。

正しいね。

正しいですね。

さすがにこれはちょっと。

いくら真夜中といえども。

つい観ちゃったら、
ちょっとトラウマになりかねない。

でも、それ、今だから言うんであって、
ちょっと昔の『ひょうきん族』とか、
昭和バラエティの
毒の部分に慣れてる人は
結構大丈夫じゃないですかね。

『元気が出るテレビ』とかも
危なかったですもんね、

そうですね。うん。

（つづきまーす）