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わー! |
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ひゅー、ひゅー! | ||
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ぱちぱちぱち。 |
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こんにちはー。おひさしぶりですー。 おまねきいただき、光栄です。 ![]() |
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ようこそ、よくいらしてくださいました。 | ||
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ちょっと説明しますと、 『ダ・ヴィンチ』と「ほぼ日」が いっしょに取材して、 それぞれ別バージョンを掲載した 「中島みゆきさん、おひさしぶり。」 というコンテンツがありました。 つまりよこさとさんは 中島みゆきさんと「ほぼ日」を つなげてくれた恩人なわけです。 | ||
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あの仕事、おもしろかったねー。 |
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すごくおもしろかった! で、この「歌旅」に収録されている 「中島みゆきコンサートツアー2007」にも 一緒に行きましたね。 | ||
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ねー。糸井さんもいっしょでしたね。 |
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そしてここは 「ほぼ日感激団」というページで。 | ||
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はい。 |
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勝手に感激して、 勝手にお奨めするというコンテンツです。 どうぞよろしくおねがいします。 |
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コンサートで泣きましたよ、ぼくは。 |
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ぼくだって泣きましたよ。 |
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(笑)。 | ||
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張り合ってる。 |
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このふたりは、 学年も身長も体重も同じだそうで、 なんだかやけに張り合ってるんですよ。 |
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いまはぼくのほうが体重は減りましたよ。 |
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そんなこと言わなくていいじゃない。 |
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まあまあ。 | ||
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でね、コンサートが終わった後にね、 よこさとさんがね、 「ぼくは3回、泣きました」って言うから、 「ぼくも3回、泣きました」って言ったら、 「マネしないでください」って言うんですよ。 そんなー、ほんとに心から 3回泣いたんだっつったら、 対抗してるでしょ! って。 | ||
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(笑)。 |
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ぼく、真似してないよ。 |
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泣き所ってどこだったんですか、3回の? |
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どこでした、たけいさんの3回は! | ||
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「with」、「ホームにて」、 「ファイト!」が終わって 「誕生」が始まるところ。 | ||
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あー! |
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うーん! |
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「ファイト!」はねえ。 すごいですよね。 |
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「ファイト!」、ビックリしちゃった。 | ||
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あやちゃんは、 歌うみゆきさんを、 DVDで初めて観たんだよね。 | ||
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はい。そうですね。 | ||
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何に驚きました? | ||
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DVDを観るときに 字幕を入れたんですよ。 | ||
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わたしも入れました。 |
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字幕、見ながら観ると、 みゆきさんの表情や歌い方とあいまって、 歌詞の世界があまりに深くて、 いろんなこと考えちゃいました。 自分以外の人のこととかも考えたり、 思い出したりとか。 | ||
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聴いてるときに 全然別のこと考えたりしちゃうよね。 こんな意味だったんだとか、 こんな意味があるのかもしれないみたいな、 知ってるはずの曲でも 違う発見がすごくありました。 |
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うん、あった。 | ||
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そうなんですよね。 何か個人のことっていうよりは、 すごく、大きいことで考えてしまうというか。 | ||
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そうですね、自分じゃないよね。 |
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輪廻転生だとか、スケールの大きい 捉え方ができる歌詞が多いなか、 「一期一会」のような個人に引き寄せて 聞ける歌に、改めて感動してしまったりとかして。 |
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そうだねー。 | ||
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改めて系はかなりありましたね。 |
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DVDでみゆきさんのアップを見ると 時々すっごく遠くを見るような目をするのが わかりますよね。 それで、届きますよね。 その場にいなかったわたしにも、 届く感じがしました。 |
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そう、みんなに届くように 歌っているんだと思うんだけど、 よこさとくんは 「ぼくだけに歌ってる」って言うんだよ。 |
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違う、違う! そう、そうなんですよ! | ||
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どっち? |
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だから、あのね、もうね、 ライブのときは、 みゆきさんとぼくしかいなかったんですよ。 |
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(笑)。 |
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嘘。会場満員ですよ。 |
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そりゃあ、横に糸井さんがいたし、 泣いてたらしいですけど、 たけいさんとか糸井さんとかも、 みんな、ばーっと消えて、 ぼくと、みゆきさんだけになったんです。 みゆきさんとぼくだけの世界です。 |
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目は合いました? | ||
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目なんかずーっと最初から最後まで。 はずれないですよ。 |
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すごーい。 |
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イメージ。イメージですよ。 |
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それはね、ぼくも同じことを感じてました。 |
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え、嘘! だって、ぼくがそう言ったら、 それはものすごい 僭越だって言ってたじゃない。 |
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僭越(笑)。 |
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キミはおこがましい、 っつって怒ってましたよ。 | ||
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ぼくはね、そうですよ。 よこさとさんにはね、 そりゃ僭越なんじゃないのと。 ぼくが感じたのは近いことなんですけど、 みゆきさんしか見えなくなった瞬間が あったってことです。 周りのステージの人とか、 客席も真っ暗になって、 ただ、中島みゆきひとりが そこにいる状態。 | ||
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ああ、見えなくなりましたねー。 | ||
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多分、よこさとさんの言ってることと、 意味は同じだと思うんだ。 ステージの床すら見えないんですよ、 浮いてるみたいに見えるぐらいになって。 | ||
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それはDVDを見ても感じました。 | ||
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そうかもしれないです。 | ||
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なんなんだろうね、 こちらの気持ちがぐぐぐっと 入り込んでしまう瞬間があるんでしょうね。 多分、「ファイト!」 あたりだと思うんですけど、 照明の加減なのか、 演出なのか全く分からないんですけど、 もうどうやって見ても、 中島みゆきさんだけがそこにいるっていう、 不思議な体験をしたんです。 で、実はそれ、糸井さんも何か、 観音とか菩薩とかみたいだったな、 みたいに言ってた。 あれはなんなんだろう? よこさとさんに自分だけを見てると思わせる なにか、ですよね。 | ||
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そうなんですよね。 ぼくに歌ってくれてるとしか思えなくて。 もうそれで涙が出ちゃうんですよ。 だから「with」を歌ってるときは、 ♪with そのあとに 君の名を記していいか♪ っていうところで、 「いい、いい!」っていって。 | ||
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(笑)。 | ||
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「with」、すごかったです。 |
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「with」、よかった。 |
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素晴らしかった。 | ||
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「with」ね、「with」で、 後半、英語のアルファベットの指文字で、 「with love」ってやってるじゃないですか。 |
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うん。ウイズ・ラブ。 |
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ウイズ・ラブ。 それ、ライブのときは 全然分かんなかったんです。 もう2人、向き合って、 目を見つめ合ってる状態なんで、 指先までは分かんなかったんですよ。 | ||
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あ、視界に入ってなかったんだ。 |
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それはすごい。 |
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すごーい。 |
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ぼくはそこ、なんとなく分かってました。 | ||
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分かってましたよね。 ほら、ぼくのほうが目が合ってるでしょ。 |
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はい。そういうことにします。 |
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で、DVD見たらすごいよく分かりました。 DVDはね、冷静に観れるんですよ。 それが、ライブとのいちばんのちがいかな。 |
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そうですね。 | ||
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じゃあ、実際の生は全然違うんですね。 |
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いや、生はほんとにヤバいと思います。 | ||
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ヤバい、ほんとに持って行かれますね。 |
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ほんとですか。 DVDも相当、持って行かれましたからね。 |
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そういう意味でも、 相当すごいですよ、このDVDは。 |
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(つづく) |
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2008-10-08-WED | |||
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