糸井重里
・今日は、ちょっと実験をしてみようと思います。
みなさんも、とっくに感じていることとは思いますが、
いまのネットを使ったコミュニケーションは、
昔とずいぶん変わっています。
あれが出てきたり、これがちょっと流行ってみたり、
あっちが荒れてると感じたり、そっちは知らないとか、
たとえば、ぼくは、ほとんど電話を使ってませんね。
そして、「電子メール」についても、
あれほど便利に使っていたのに、頻度が減っています。
毎日、ぼくの書くこの短文にも、
感想のメールは3通くらいしか届きません。
読まれているかどうかさえ、心配なくらいですが、
ご承知の通り「お客がひとりもいなくてもやるよ」
ですから、毎夜考えて毎夜書くことはやめません。
で、いまさらですが、やってみたくなったんですよ。
この状況のなかで、はたして、あえて呼びかけたら、
メールは何通ぐらい返ってくるものなのだろうか?
拙文の感想を送り給えなんてことは申しません。
「好きな食べもの」を、3つ書いてメールしてください。
宛先はいつもの postman@1101.com と同じです。
「ラーメン・すいか・納豆」と一行だけでもいいです。
ただ「じぶんはなにが好きなんだっけ?」とよく考えて、
それを必ず3つ書くという条件をつけましょう、で、
「ほぼ日」のみんなとぼくの読む「場」にメールする。
さほどめんどくさくはないとも思いますが、
この機会に「3つってなんだろう」と考えましょう。
どういうふうに好きか、書きたくなったら書いてもいい。
これを考えるのって、心の健康にもいいと思うんです。
個人の主観ですよね、好きな食べものって。
主観をしっかり決めて伝えても、だれにも文句言われない。
なかなかそういう主観を堂々と言う機会もないですし、
「ああ、この3つが好きなのがわたしなのか」と、
じぶんという人とあらためて向かい合う機会にもなります。
ルールとして、2つとか5つとかはダメ、としましょうか。
以上です。ここまで読んでくれた人、メール待ってます。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いつものことですが、届いたメールはぜんぶ読んでいます。