

- ある意味クライマックスの
ホヤをまとめてやってしまいました。

- ちょっとドキドキしてきました。

- ちょっと休憩という意味でも、
軽い感じのものいきますか?

- いいですね。口直ししましょう。

- 「おつまみ昆布」です。


- あっさりだ!

- 思ってた以上にあっさりだ!

- 気仙沼のゆるキャラ
「ホヤぼーや」が描いてありますが、
ふつうに昆布です。
ホヤ味ではありません。
珍味No.KSN-009
けせんぬまのおつまみこんぶ

- なかなかにペラペラですね。
我が人生における昆布史上もっともペラペラです。


- そして、鮮やかな緑色。

- なんか、偽物みたいです。
セロテープ感がありますね。


- 若い昆布なのかもしれませんね。
ちょっと甘い味付けでいいですね。

- 昆布というよりわかめ感がありますね。

- これ、100円ちょっとという破格のお値段。
昆布ものにしては破格です。

- つい食べ過ぎてドキドキしちゃう系かもしれません。
膨れる系だし。
わたし、要注意の珍味です。

- これは、普通の酢昆布のような昆布より、
昆布臭がなくて、あっさりしてますね。
でもそこが危ないところ。
よく噛めば昆布だってわかるんだけど、
においがないぶん、いっぱい食べてしまいそう。


- お口直しになりましたでしょうか?

- なりました〜〜!!

- では、次なる珍へ。

- 「み」を省略してどうする。

- (ツッコミは無視)
「さんまくん」にいきます。
震災後に生産がストップしていたそうですが、
生産を再開して、
最近よくお土産屋でみかけるようになりました。
珍味No.KSN-010
さんまくん

- 復活した珍味、
復活珍。

- さんまくん、って「ゆーないとくん」っていう、
「さん」と同じ意味のこと?


- ち・が・い・ま・す。

- さんまの燻製のことです。

- (がーん)

- これは、切れてますか?

- 切れてませんでした。

- きれてな〜い!

- (流す)
まるっと一本はいっています。


- あ、これは塩辛くないのですね。

- 意外なほど塩辛くありません。

- わたしは甘めかな、とおもってたので
これまた以外です。


- ほんと、さんまを純粋に燻製にしたものですね。

- パッケージにはパスタにとかマリネ風になど
書いてありますが。

- これね、ポテトサラダいいかもよ。
ポテトサラダのハムの代わりに入れるの。

- マヨネーズと抜群にあいますもんね。

- ドイツのニシンの燻製よりもいいかもしれないです。
クセもないし。

- ほんとに。あっさりしてますよね。

- ふつう気仙沼だとさんまというと
甘露煮みたいなのが基本なので、
燻製は珍しいです。

- これは‥‥ビールにあうんじゃないでしょうか?


- そうですね。
ようやくきましたね、ビールにあう珍味。
燻製に日本酒は難しいから、やはりビールでしょう。
これをたべたときに思い浮かんだのが
ドイツのレストランでした。
だから、ビール(笑)。

- 白ワインはどうですか?

- スモークされていると、
あまり魚臭さを感じなくなるから
ワインも大丈夫かもしれないですよ。
これは、お値段はどれくらいですか?


- 250円くらいだったとおもいます。

- いい価格ですね。
それくらいだったら、おかずにも使えます。

- 全体的に気仙沼のドライ系の珍味の価格は
お安くないですか?

- 地元の人が目にするときに、
「これはないよ!」って
ならない価格なんだとおもいます。
海産物は基本的にただで貰える感覚があるから。

- なるほど〜!

- ああ、これもドキドキしないいい口直しでした。

(さあ、次は「これ珍味?」問題に突入だ!)
2015-05-26-TUE







