「ノートルダム大聖堂が 明るくなった?!」
真冬の格好をしていないと体の芯から冷え切る 寒い日も多い最近のパリだけど、 朝は7時くらいから明るくなり始め、 夕方も日の入りが19時くらいに!
真っ暗な時間が長すぎる「暗〜い冬」から ようやくトンネルを抜けた感が高まって、 太陽がちょっとでも出てさえいれば 極寒の中でもテラス席を陣取って ビールを飲んじゃうパリっ子たちが現れる、 不思議な季節になったパリからボンジュ〜ルだよ。
みなさんは約6年前、2019年の4月に パリのノートルダム大聖堂が 火災に見舞われたのを 覚えていらっしゃるでしょうか??
▲工事現場の足場やシートや壁に覆われて、5年以上近づくことができなかったノートルダム大聖堂。 最も観光客が訪れる数が多いパリの人気観光地のひとつがようやく元に戻りました。
あれから5年ちょっと修復工事が行われてきて、 昨年の12月から再びノートルダム大聖堂が 一般に公開されるようになりました。
▲2019年4月の火災から5年半以上、 昨年12月ようやく修復後のノートルダム大聖堂が一般公開となりました。
去年の夏にあったパリオリンピックまでに 修復工事を間に合わせる! と当時は宣言して、 それには残念ながら間に合わずだったけれど、 年末からようやく待ちに待った一般公開とあって、 毎日、フランス人はもちろん、世界中からの 観光客で賑わっているノートルダム大聖堂だよ。
細かい修復工事は引き続き行われていて まだ公開されていない部分もあるのだけど、 みんな長い間待ち望んでいたからね!
予約サイトでもなかなか入場予約が取れない 人気ぶりで、私ももう少し落ち着いてから 予約してみようかななんて思っていたら、 つい先日、息子の幼稚園&小学校から 全学年で合同遠足として ノートルダム大聖堂を訪れるなんていう 機会があったので、 再開以降、私も初訪問。
▲幼稚園&小学校で訪問したノートルダム大聖堂への遠足。 私はムービー撮影係としてついていったので、実はあまりゆっくり見学はできていず。 また近いうちに個人的に行ってみようと思っています。
というわけで、今日はみなさんに も再開後のノートルダム大聖堂の様子を おすそ分けさせていただきます♪
(ちなみに、 予約サイトからの予約が推奨されていますが、 予約なしでも入ることはできます。 その日によって混み具合はまちまちで、 予約なしの列の方が早く入れた なんていう話もちらほら‥‥。 これから卒業旅行で パリにくる方もきっと多い季節?! 予約が取れなくても 大丈夫なことも多いようですよ!)
▲火災で焼け落ちたことを感じさせないほど元の通りに修復された大聖堂は白さが目立ち、 光も以前よりだいぶ明るくなっています。
修復後に訪れた人が皆口を揃えて言う 「白くなって明るいイメージ」 というのは、まさにその通り!
薄暗くてオレンジみのある灯りの中という イメージだったものが、 かなり明るい雰囲気に変わっていたよ。 フィルターや修正入れていない写真を比べても、 その明るさと白っぽくなっているイメージが なんとなく伝わるかな?!
全く同じ角度ではないけれど、 同じような場所から撮った 火災前のノートルダムと 修復後のノートルダムの写真を ビフォー・アフターで並べてみたので、 よかったら比べてみてね。
▲これらがビフォー(左)・アフター(右)の写真。 角度など違いますが、大体同じ場所から同じいいところを撮っている写真。 アフター(右)がずいぶん明るいイメージになっているのがわかるでしょうか?!
5年以上、 工事現場となっていたノートルダムが 生まれ変わって、 待ち望んでいた人たちの喜びが 現れているような気になる、 そんな明るいイメージの 修復後のノートルダム大聖堂。 またパリを見渡せるテラス部分などが 公開されたら行ってみようと思っているよ!
▲これは2015年のパリ。1代目のバブーです。 かつては(テロが起こる以前)、いろいろな規則が緩くて、 イヌもカバンに入っていたら教会の中に入れることがほとんどでしたが、 テロ以降、荷物検査も強化され、ゆるゆるだった規則もガッツリ厳しくなりました。
*とのまりこさんの新刊が出版されました*
「シンプルシックで心地よい暮らし パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」 出版社 : 世界文化社 発売日 : 2021/5/29
※この連載を再編集し、 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)
2025-03-18-TUE