パリを歩いたことがある人なら
もしかして見た覚えがあるかもしれない？！
パリの街あちこちに貼られている
インベーダーをモチーフにした
タイルのアート。

これはもちろん、1970年代に誕生した
アーケードゲーム「スペース・インベーダー」の
キャラクターをモチーフにしているんだけど、
これってフランス人のアーティストが
パリをはじめとして世界中の都市に
作品を残しているものなんだよ！

▲世界中をインベーダーが侵略している様子がわかる公式サイトのMAP。
世界79都市に3999のインベーダーがあると書いてあります。

覆面アーティストのバンクシーと同じように、
詳しいプロフィールは公開していないという
フランス人のストリートアーティスト「Invader」。

名前はもちろん、あのゲームの
「スペース・インベーダー」から。

▲大きなものから小さなものまでいろいろ残されているアート。
このくらい小さいとついつい見逃してしまいがち。

どうして歴史的建造物に、
こんなポップなものを
貼ることが許されるんだろう、
と、ずっと頭の中で
疑問に思っていたのですが、
無許可で作品を残して行っている、
本来はNGなアート作品なのだそう。

あんなにガッツリ建物に貼ってあって、
本当にあちこちにあるものだから、
てっきりすごいコネでパリ市の許可を
えているのかなあなんて思い込んでいました。

▲私はまだまだ集めている数がしょぼいので、今回の街中のインベーダー写真の多くは
友人のmikaさんから提供してもらいました！

▲中華レストランの横にはラーメン的なインベーダー作品も♪
街のエリアやその場所によって作品にユーモアが加わるのも面白い。

建物の所有者に撤去されてしまったり、
熱狂的なファンに持っていかれたり、
ってこともあるんだって！

日本にもあるらしいよ。
皆さん見かけたことがあるかな？！

そして、このインベーダーたちを
写真に撮っている人をよく見かけるのは、
みんな記念撮影をしているからだと
かなり最近まで思い込んでいた私‥‥。

実は「Flash Invaders」というアプリがあり、
そのアプリで写真を撮って、
世界中に隠れているインベーダーの作品を収集。
得点もゲットできて、自分の収集したものが
ギャラリーに残っていき、
いくつ集めて得点は何点かと
世界でランキングまであらわされるという、
ゲームだったことが発覚。

▲ちなみにここは、先週ご紹介した「だまし絵」の壁があった場所で、
その写真を撮りに行ったのですが、インベーダーに侵略されて変わっていた！

めちゃめちゃ遅れてたーー！！　私。
ぜ〜んぜん知らなかった！！
というわけで、もちろんアプリを入れて
楽しみ始めたのですが、
「ネットとかでどこにあるか場所を調べて
ズルをすることはしない！
街を歩いていて自分で見つけたのを集める！」
と決めた私は
パリの街にある1467個分の5個‥‥。
といういまだ超情けない成績です‥‥。

▲これは友人のアプリの中のギャラリー画面のスクショ。
パリに1467個あるうちの、97個集めたと表示されています。

▲これは私のまだまだしょぼいギャラリー画面のスクショ‥‥。
まだ５個しか集まってません‥‥笑。

ちなみにね、偽物もあるんだよ。
「うわ！　見つけた！」
と思って写真を撮ると
「残念でした」って出るんだよ。

観光に便利な街の中心部になればなるほど
残されている作品が多いみたいだし、
なんとエッフェル塔の展望台にまで
あるんだって。

パリの街歩きが何倍も楽しくなるこの
インベーダー探しゲーム。
パリにくるときは
みなさんもぜひアプリを入れてきてね！

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