もくじ
- 01 メイクより大切なもの
- 02 香りが、宝物
- 03 贈り物にしたい贅沢さ
01 メイクより大切なもの
草場 松井さん、 今日はどうぞよろしくお願いいたします。
松井 こちらこそです。 「草場妙子化粧品店」、 待望のウェブバージョンができると聞いて、 すごくわくわくしています。

草場 私もです! 松井さんには生活のたのしみ展で店頭にも立っていただいて ありがとうございました。
松井 いえいえ。 もう素敵なお客さんばっかりで、 私もたのしませていただきました。
草場 「ルミヌ ウォッシングフォーム」と 「ルミヌ グロウミストローション」の 特別セットまでご用意していただいて、 それをめがけて初めて買いに来られた方も いらっしゃいましたし、 すでに使っていて、 SELALYに惚れ込んでいる方もいらっしゃいました。
松井 そうなんですよね。 「いいものがわかっている」という感じの、 センスのいい方が多いなと感じました。
草場 意外と若い男性も、 すごく熱心にSELALYの商品を見ていらっしゃいました。
松井 ニキビが気になっている方に特徴をお伝えすると、 ぜひ使ってみたいと手にとってくださいました。 うちのアイテムはジェンダーレスなので、 男性のお客様もけっこう多いんです。
草場 男性だと特に、スキンケアへの意識は高いけど、 何を使っていいかわからない方も多いと思うんですよ。 私自身、SELALYがないと生きていけないくらい お世話になっているんですけど、 そういうスキンケアをはじめたい男性の方にも、 強くおすすめしたいブランドだと思います。
松井 そんなふうに良さをわかってくださって、 もう本当にうれしいです。 一番最初に草場さんからSELALYを取り扱いたいと ご連絡いただいたとき、 「えっ。 うちを?!」 って、すごくびっくりしたのを覚えています。
草場 そうそう、 私から一方的なラブコールを送ったんですよね。 その前から私は松井さんがメイクアップアーティストとして ご活躍される様子を拝見してきたんですけれども、 その松井さんがブランドを立ち上げられると知ったときに、 「メイクアップじゃなくて、スキンケアブランドなんだ」 と、驚いたんです。
松井 みなさんそうおっしゃいます。 SELALYとして最初のお披露目会のとき、 洗顔とクレンジングを2種類、 全部で3アイテムしか出さなかったんですよ。 美容業界のみなさんは、 「松井が作るなら、マスカラじゃないの」 と思って来られたようで、 美容ジャーナリストの方たちからも、 「なぜスキンケアを?」 「なぜ3つだけ?」 とつっこまれました。 けれどやっぱり、 メイクよりも土台である肌が大切なんだという 強い思いを込めて作った3品だったので、 自信を持って「これだけです」とお伝えしました。
草場 それは、メイクアップのお仕事をされているからこそ、 たどり着かれた答えだったんでしょうか。
松井 はい。 メイクで輝くためには、 肌の土台がちゃんとしていることが 絶対条件だと思っていました。 特にクレンジングは大事だと思っていたので、 すごく力を入れて作ったんです。 クレンジングって、一番作るのが難しいので、 2年くらいかかってしまったんですけど。
草場 えーっ! 2年も‥‥。
松井 そうなんです。 使う人本来の素肌を引き出そうと思うと、 美容液や化粧水よりも、 まず「落とす」ということが大事なんですよね。
草場 私もこういう仕事をしてると、 「もっと肌をきれいにするには、何を使えばいい?」 「おすすめの美容液は?」 と、いろんな方に聞かれます。 やはり皆さん、 化粧水や美容液への関心が高いんですよね。
松井 使い心地の違いがわかりやすいから、 美容液は人気ですよね。
草場 そういう効果を期待してらっしゃる方が多いんですけど、 やはり私も、 肌にトラブルがあって解決したいという方には、 まず最初にクレンジングを見直すということを おすすめしています。
松井 「クレンジングは別に(考えない)」 という方が意外と多いですよね! 美容液は1万円くらいしても普通なのに、 クレンジングになると、 安くて時短で落とせるものがいい、 と思われていたり。 でも本当はクレンジング、洗顔こそが大切なんです。
草場 洗浄力が強すぎるものとか、 肌質に合わないものは、 肌にとってはやはり負担になりますよね。 クレンジングは、 メイクや汚れを落とすだけじゃなくて、 いかに肌に必要な潤いを残してあげるかが 肝だと思うんですけれど、 私にとってSELALYのアイテムは、 そこがもう、本当に素晴らしくて。
松井 ああ、よかったです。
草場 特に「ルミヌ クリームクレンジング」は大好きで、 これがなかったら何でメイクを落とせばいいか わからないくらいです。
松井 しっとりしますよね。
草場 そうなんです。 一番最初に使ったとき、 洗い上がりの質感に感動しました! 私自身、もともとが乾燥肌なので、 クレンジングには常にアンテナを張って、 いろいろなものを試したりしていたんですけど、 これは、洗い終わってスキンケアをする前なのに、 もうしっとりしていて。
松井 今洗ったのに何で? って思いますよね。 「落ちてない」と言う方もいらっしゃるくらい、 しっとりします。 ちゃんと落ちてますけど(笑)。
草場 それがほんとうにうれしくて。 「ルミヌ クリームクレンジング」が好きすぎて、 「ルミヌ ジェルオイルクレンジング」に 手が伸びなかったんですけど、 松井さんに、 「ジェルオイルとクリーム、混ぜるといいよ」 って聞いてから、最近は毎日混ぜて使ってます。
松井 わかります。 混ぜると、クッションが厚くなって気持ちいいから、 もう戻れないですよね。 ちょっとマニアックな使い方ですけど、 お肌って日々変化するので、 量を調節しながら、自分だけのブレンドを探しても 楽しいと思います。

草場 たとえば、乾燥が気になるときや、 肌がゆらぎ気味のときはクリームクレンジングだけ、 暑くなってきて皮脂が気になるときはジェルオイル、 と使い分けられるのもいいですよね。
松井 そうですね。 私は旅行のときは、どんなメイクでも落ちる 「ルミヌ ジェルオイルクレンジング」だけ持っていきます。 お湯落ちしないマスカラもちゃんと落ちるけど、 まつエクにも使っていただけます。
草場 たのもしいですね。 洗顔料も、 いろいろなものを試してきたんです。 スキンケアなので、1~2回使うだけではなくて、 最低でも2~4週間ほど使い続けて 比べるようにしているんですけど、 SELALYの「ルミヌ ウォッシング フォーム」を使うと、 肌荒れが起きにくくなった気がします。
松井 ニキビができにくくなったと言われるお客様、 多いです。
草場 うちには中学校3年生の娘がいるんですけど、 ちょうどいま、これを使わせていて。
松井 ああ、思春期の方にはとてもいいと思います。
草場 娘はもともと肌トラブルが多いわけではないんですが、 部活で汗をかいたりして、 ニキビができるようになったんですよね。 それでこれを使い始めたんですけど、 以降、困らなくなったんです。
松井 あら、すごいですね!
草場 一応厳しい目で見ようと思って、 私だけがトラブルが起きにくくなったりして? とも思ってみたんですが(笑)、 娘もそうなら、間違いないと思って。 もう、感動でした。
松井 「ウォッシングフォーム」には、 海塩(保湿)が入っているんですけど、 お塩って、毛穴の汚れや詰まりを分解して、 抜き出してくれるんです。 顔には、細い毛穴が何万個とあるんですけど、 皮脂腺と汗腺を詰まらせずに、 サラサラの汗と脂を出せていたら、 毛穴の生理機能が整って、 自然と健康な皮脂膜ができるんです。 それが抗菌クリームのような役割をしてくれますから、 ニキビやトラブルが起きにくくなるんですよね。
草場 私、以前松井さんにそのお話を聞いてから、 「いま余分なものが引き出されて、 毛穴の通りがよくなってるぞ」 とイメージしながら洗ったりしているんです。
松井 ふふふ。 それはすごく効果が増しそうですね。
草場 そうなんです。 スキンケアするときって、 手をどういうふうに動かすとか、 どのぐらいの量を使うかというよりも、 「意識」が一番大事だと思っているんです。 たとえば、 この洗顔料にはこういう成分が入っていて、 それにどういう効果があるかというのを、 まったく知らずに使うのと、 知ったうえで使うのとでは、 手の動かし方や丁寧さが、 自然と変わってくると思うんですよ。

松井 そうですね。 こういうふうになりたくてこれをしてる、 という意識は大事だと思います。
草場 実際私も、 松井さんのお話を思い出しながら洗うと、 やっぱり丁寧にできるんです。 「ジェルオイルクレンジングは、 まず皮脂に馴染ませて‥‥」なんて考えながら。
松井 うんうん。 ジェル状だったのが、オイル状になるまで待つとか、 ウォッシングフォームで1分間の泡パックをするとかね。 そんな小さな時間の積み重ねが、 その人の美しさとか輝きになっていくと思うんです。 自分に対して、丁寧な時間を作る。 スキンケアでそれができたらいいなと思ったので、 そう言っていただけて、すごくうれしいです。 本当にありがとうございます。