現在、土屋耕一さんの本を 制作している菅野です。
土屋耕一さんといえば、 回文の名人です。 回文というのはつまり、 「竹やぶ焼けた」とか 「ダンスはすんだ」とかいう 上から読んでも下から読んでも同じ文です。
自分も作ってみようと思うのですが、 なかなかこれが難しく、 ひとつもひねり出せないでおります。
ウンウン唸っていると となりの席の が 「私の名前、上から読んでも下から読んでも みたらいたまこ、なんですよ」 と、サラッと筆で書いてよこしました。
ふうむ。 こまごまとした棒を いくつか無視すりゃあ‥‥ すごいんじゃない?! ほっほぉ。 でも、これは回文ではない。 回文ではないんだよ。
土屋師匠の名作を、ひとつ。 『軽い機敏な子猫何匹いるか』 はぁああ。 作ろうとすればするほど 師匠のすごさがわかるのであります。 |