気仙沼のほぼ日 気仙沼のほぼ日とは
ほぼ日刊イトイ新聞へ
メールを送る ツイートする




2011/12/11 07:59
よくある名字

気仙沼に限ったことではないと思うのですが、
ある特定の名字の方が、とても多くいらっしゃいます。
気仙沼においては、
小野寺・村上・熊谷(敬省略)あたりが
多いでしょうか。
これが、山間部のある地区に行くと
「ご近所ほとんど吉田さん」とか、
とある浜の方に行くと
「かなりのお家が尾形さん」だったりします。
親戚関係も多いですが、たまたまその名字の方が
集まっている場合もあります。

さて、わたくしも、
地元ではとても多い名字の人間でありますが、
気仙沼出身の、素晴らしい方々に
同じ名字の方がいるので、
よく、遠くの友人知人に、
「もしかして親戚?」と聴かれる
嬉しい誤解があります。
どちらも、親戚ではありませんが、
そう聞かれることが、誇らしい方々。

お一人は、素晴らしい歌い手である、畠山美由紀さん
ニューアルバム「わが美しき故郷よ」
素晴らしいアルバムです。
ここで生まれ育ったからこそ紡ぎだせる、
素晴らしい景色を感じるアルバムです。

そして、もうお一方、畠山重篤さん。
カキの養殖家で、「森は海の恋人」運動でも有名です。
この畠山重篤さんに関するテレビ放送が、
12月11日(日)と12日(月)とNHKで見られます。
____________________

●NHKアーカイブス
「震災9か月 気仙沼・唐桑の海で生きる」
12月11日(日)午後1:50〜3:05(75分)

●プロフェッショナル 仕事の流儀
「それでも、海を信じている」カキ養殖・畠山重篤
12月12日(月) 午後10:00〜10:48 (48分)
再放送は12月16日(金)午前0:15〜1:03(木曜深夜)
____________________

先日、大分からのお客様をお連れして、
舞根の畠山さんを訪ねました。
舞根の湾沿いの家々は、
無くなってしまっていたけれど、
そこに、みんなが集まれる場所を作りたい、と、
ボランティアのみなさんと集会所を作ったそうです。
今までのこと、これからのこと、
お話に力が漲っていました。
ぜひぜひ、ご覧下さい!

(*kazue*)


 

2011/12/10 09:32
うす氷

晩秋〜初冬〜冬への
歩みを進めているこの頃。
庭の散水用とも、防火用ともにと
雨水を溜めている水槽に、
今朝うす氷が張りました。
赤いのは、カラスのかぁこが
失敬してきた柿を
間違って落としてしまったのでしょうね。
氷が溶けた頃取りに来るのでしょうか?

ん?来ないね。

だって、今年の柿は大豊作で、
どこもかしこも
まだたわわに残ってるもんねぇ〜。

(seiko)


 

2011/12/10 00:44
老舗の味

南町にあった老舗のとんかつ『勝子』

すっかり津波でやられ店再開はしてません‥‥。
けれど、数量限定で青空販売しております!

串カツに海老フライ〜変わらずの味に、
勝子オリジナルのソースが復活!
このソースが旨いんだな。

前は、三日町だったり南町に出店していた
勝子の青空お弁当・・・
ゲリラ出没で、今はどこで〜?
って思ったら、
田谷の農協の斜め前に居ました!

ちなみに勝子さんは12月24日に
オープンする『気仙沼復興商店街』で
お店復活します!

(こまっちょ)


 

2011/12/10 00:01
どきっとして、買ってしまいました。

いきなりですが、気仙沼のほぼ日、
なのに、お隣町のお話。

ほぼ日さんでも取り上げられている、
陸前高田の八木澤商店さん。

震災後に、工事の場所を借りて、
商品製造を再開しているのは、
いろんなところで紹介されてますが。
先日、道の駅で、見つけました。
…こんなラベル、あったんだ…。

『君がいないと困る』

…言われてみたい。
すごく言われてみたい。
どきっとして、買ってしまいました。
八木澤商店さんの商品が無いと困る、
ってお客様も、多いんだろうなあ。
(私はゆずポン酢と三升漬のファンです。)

(*kazue*)


 

2011/12/09 13:14
干し柿。

おはようございます。
毎朝、仕事場に向かう途中に、仮設住宅を通ります。

今日は寒い朝だけど、お天気も良いので、
洗濯物もたくさん干されてるなあ…と思って、
物干しのあたりを見るともなく見たら。
あるお部屋の前に。
柿。
柿が、だだだだだーっと、物干しに吊されてました。
干し柿、作ってるんですね。
それを見たら、なんだかいろんなこと考えちゃって。
ここに住んでいる方は、
きっと毎年、被害にあう前に住んでいたお家で、
たくさん干し柿作ってたんだろうな。
美味しく出来たら、家族でそれを楽しんだり、
親戚に振る舞ったり。
きっと、そろそろ白菜漬けや
たくわん漬けの準備もしていただろうから、
廊下の日当たりのいい所や縁側に、
半分に割った白菜を干して、
その隣で、柿の皮も干して、
それを甘味付けに使ったりして。
そんな、当たり前の日常が、
大きく失われてしまったけど、
楽しみにしている誰かのために、
不自由な暮らしの中、干し柿作ってるのかなあ。

それとも、干し柿大好きな自分のために、

『こいづだげは、作んないば。』

って。
少し笑顔になりながら、柿を吊してたのかな。
モノでもコトでも、少しずつ、取り戻しながら、
気持ちを奮い立たせて
日々を進んで行ってるんだろうな。

‥‥そんなことを考えてしまいました。
あっちこっちの仮設で、吊されてるかも。
最高に、美味しく出来るといいな。

(*kazue*)


 

2011/12/09 13:10
きりごみ

近くのスーパーにお目見えしてました!

小野万の『いかの塩辛』。
こちらで言う『きりごみ』ですわ。
震災後、一部ではありますが製造再開し、
出荷したニュースを見て胸が熱くなった‥‥。

久々に食べましたが、なんか 感慨深いですね。
やはりご飯のお供だとしみじみ。
頭の中では

♪〜小野万〜の 一本つくり〜♪〜

のCMソングがエンドレスしてました。

(こまっちょ)


 

2011/12/09 12:10
寄せ鍋で一杯!

北国から初雪の便りが届くようになりましたね。
ここ気仙沼は雪はまだまだですが、吹く風が冷たいです。
魚市場もさんまやカツオ漁もそろそろ終わりでしょうか。
そろそろ冬の魚に様変わりですが、復旧作業が思ったように進まないので、気がもめますね。
食卓に魚が並ばない日は無かったので、余計に寂しく感じています。
タラや鮭を入れた寄せ鍋で一杯!温まりたいですね〜。

(せい子)


「気仙沼のほぼ日」トップへ 次へ


メールを送る ツイートする ほぼ日刊イトイ新聞へ HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN