「峠(とうげ)」という漢字の
成り立ちは、
山の上りと下りの境になるところ。
これをまさに体感してきました。
駒ケ岳・黒檜山を登った4人は、
翌朝さらに歩きました。
とは、下から。
とは、上から。
とある場所での合流を目指して出発します。
出発地点は、
下から組が、利平茶屋森林公園。
上から組が、赤城山頂駅記念館
サントリービア・ハイランドホール。
合流地点は、
鳥居峠の御神水が湧くところ。
鳥居峠ではかつて
「赤城山鋼索鉄道」という
ケーブルカーが運行されていました。
始点が、桐生市側の利平茶屋駅。
終着点が、赤城山山頂駅でした。
かつてケーブルカーが登っていた斜面を、
足でアプローチしよう!という試みです。
利平茶屋で下から組の
二人の出発を見送ってから、
車で山頂駅へ向かいます。
赤城山の東側をぐるっと周って移動しました。
山頂駅に着いたら、そこから約300m、
ケーブルカー跡に残る階段を頼りに、
恐る恐るくだります。
おおよそ800段とも言われますが、
正確なところは確認できていません。
一方の下から組は、
キャンプ場内のケーブルカー跡の
階段をのぼりはじめたところ、
その先が繋がっていないことが発覚(!)。
仕切り直して、少し下ったところにある、
鳥居峠に向かう登山口を見つけて
再出発したそうです。
一足先に合流地点に到着したのは、
われわれ上から組。
目的地である御神水は、
工事現場にあるような足場階段をわたり、
ちょっとした岩場を下った先にありました。
「美人の水」「智慧の水」「御神水」
と書かれた3本の水。
まずは手で受け止めながら
ゴクゴクと飲みます。
手ぬぐいを濡らして首に当て、
持参した水筒にあらためて水を汲んで、
腰掛ける場所を見つけて、
ホッと一息。
木漏れ日が落ち、
苔むした岩と、水の音。
「人心地つく」とは
まさにこのことか、と。
そうしているうちに、
なにやら楽しそうな笑い声が
聞こえてきました。
下から組も到着したようです。
「おーい!」と呼びかけるも、
こちらの声は水でかき消された様子。
お互いの姿が見えて、ようやく
「おつかれさまでーす」「ついたー!」
と言葉を交わし、
各自思い思いにその場所で落ち着きます。
しかし実はあまりゆっくりもできず。
実はさんたちと
山頂駅で合流予定の時間が迫っていました。
息を整えたら、山頂駅を目指して再出発です。
約800段が待っています。
「この階段、下りと上り、
どっちのほうが怖いか?」なんて
会話をしながら、
ときたま振り返ると圧倒されます。
足元に注意しながら、
最後のほうはかなり黙々と
一歩ずつ歩みを進め、無事到着!
糸井さんたちに「おまたせしましたー」
と合流したのはいいものの、
4人共まるでお風呂上がりのごとく
頭の先から服に至るまで、汗がぽたぽた。
糸井さんと一緒に出迎えてくれた
乗組員の表情たるや‥‥。
これはまずい、と挨拶もそこそこに、
とりあえず車からタオルと着替えを拾って
トイレに駆け込んだのでした。
<おまけ>
前橋BookFesに家族で遊びに来た
(写真4枚目)。
朝、鳥居峠から御神水まで行ってからの
前橋での本探し、というつわもの。
「下りは20分くらいだったかな」と
軽快に報告してくれました。
うーん、良い笑顔!
成り立ちは、
山の上りと下りの境になるところ。
これをまさに体感してきました。
駒ケ岳・黒檜山を登った4人は、
翌朝さらに歩きました。
とは、下から。
とは、上から。
とある場所での合流を目指して出発します。
出発地点は、
下から組が、利平茶屋森林公園。
上から組が、赤城山頂駅記念館
サントリービア・ハイランドホール。
合流地点は、
鳥居峠の御神水が湧くところ。
鳥居峠ではかつて
「赤城山鋼索鉄道」という
ケーブルカーが運行されていました。
始点が、桐生市側の利平茶屋駅。
終着点が、赤城山山頂駅でした。
かつてケーブルカーが登っていた斜面を、
足でアプローチしよう!という試みです。
利平茶屋で下から組の
二人の出発を見送ってから、
車で山頂駅へ向かいます。
赤城山の東側をぐるっと周って移動しました。
山頂駅に着いたら、そこから約300m、
ケーブルカー跡に残る階段を頼りに、
恐る恐るくだります。
おおよそ800段とも言われますが、
正確なところは確認できていません。
一方の下から組は、
キャンプ場内のケーブルカー跡の
階段をのぼりはじめたところ、
その先が繋がっていないことが発覚(!)。
仕切り直して、少し下ったところにある、
鳥居峠に向かう登山口を見つけて
再出発したそうです。
一足先に合流地点に到着したのは、
われわれ上から組。
目的地である御神水は、
工事現場にあるような足場階段をわたり、
ちょっとした岩場を下った先にありました。
「美人の水」「智慧の水」「御神水」
と書かれた3本の水。
まずは手で受け止めながら
ゴクゴクと飲みます。
手ぬぐいを濡らして首に当て、
持参した水筒にあらためて水を汲んで、
腰掛ける場所を見つけて、
ホッと一息。
木漏れ日が落ち、
苔むした岩と、水の音。
「人心地つく」とは
まさにこのことか、と。
そうしているうちに、
なにやら楽しそうな笑い声が
聞こえてきました。
下から組も到着したようです。
「おーい!」と呼びかけるも、
こちらの声は水でかき消された様子。
お互いの姿が見えて、ようやく
「おつかれさまでーす」「ついたー!」
と言葉を交わし、
各自思い思いにその場所で落ち着きます。
しかし実はあまりゆっくりもできず。
実はさんたちと
山頂駅で合流予定の時間が迫っていました。
息を整えたら、山頂駅を目指して再出発です。
約800段が待っています。
「この階段、下りと上り、
どっちのほうが怖いか?」なんて
会話をしながら、
ときたま振り返ると圧倒されます。
足元に注意しながら、
最後のほうはかなり黙々と
一歩ずつ歩みを進め、無事到着!
糸井さんたちに「おまたせしましたー」
と合流したのはいいものの、
4人共まるでお風呂上がりのごとく
頭の先から服に至るまで、汗がぽたぽた。
糸井さんと一緒に出迎えてくれた
乗組員の表情たるや‥‥。
これはまずい、と挨拶もそこそこに、
とりあえず車からタオルと着替えを拾って
トイレに駆け込んだのでした。
<おまけ>
前橋BookFesに家族で遊びに来た
(写真4枚目)。
朝、鳥居峠から御神水まで行ってからの
前橋での本探し、というつわもの。
「下りは20分くらいだったかな」と
軽快に報告してくれました。
うーん、良い笑顔!