



2016年7月、
ミグノンの友森玲子さんが
一羽の雄のにわとりを保護しました。
鳥男(とりお)と呼ばれています。
保護からはや1年が経ち、
鳥男はミグノンで暮らしながら、
家族として迎えてくれる人が
あらわれるのを待っています。
▲ミグノンの犬たちといっしょに。鳥男は路上で保護されたため、
どこからやってきたのか、わかっていません。
年齢もわかりません。
昔は、お祭りなどで、
ひよこが販売されていたことがありましたが、
そのひよこが大きくなってどこかで「飼いにわとり」に
なっていたのかもしれないし、
小学校などで飼育されていたのかもしれません。
おんどりですが、養鶏場から来たのかもしれません。
▲出自年齢不詳の鳥男。にわとりは見かけがあまりファンシーではないし、
ふだん私たちが食べているものだし、
いろいろ大丈夫かな? と思っていたのですが、
いまでは鳥男はミグノンのアイドルのような
人気者になりました。
▲猫とあんがいなかよくやる鳥男。友森さんは、
「今年は酉年だし、今年中に
譲渡ができるといいなぁと思っています」
といいます。
鳥男を譲渡するためには、やっぱり
いくつまで生きるのかを知っておきたい。
この連載を読むみなさんが、
にわとりといっしょに暮らす機会があるかどうかは
わからないのですが、
にわとりとのつきあいのコツや心構え、
一般的な暮らしで同居可能なのかどうかも
検証していきたいと思います。
まずは鳥男のいるミグノンを訪ねることにしました。
▲友森さんが投げたら飛ぶ。
▲ベンチに乗って得意げな鳥男。
▲クリニックの体重計におとなしく乗る鳥男。
▲肉垂。
▲ルールは守る鳥男。
▲持ち方。
▲抱っこされてうっとりする鳥男。
ほぼ日のTOBICHIで
ミグノンの夏祭りを開催します。
毎回好評の写真展も予定していますし、
9月18日(月祝)開催の
「いぬねこなかまフェス」のチケットを
特典つきで販売いたします。
(席を選んで購入できますよ!)
ミグノンのかわいくて味わいぶかい
チャリティーグッズも並びます。
また、犬猫のおもちゃも販売いたします。
viviさんによるミグノンの看板犬「とつこ」の
原画も販売したり、もりだくさん!
また、今回のコンテンツの主人公「鳥男」と
モルモットの「守本わけめ」、
ねこ2ひきほどが参加するミニ譲渡会も開きます。
ミニ譲渡会の日時は8月19日(土)17時~19時です。
(状況によって動物に負担がかかりそうなときは
時間を短縮したり休憩することがあります)
ぜひ、お出かけください。


ミグノンのTOBICHI夏祭り
とき
2017年8月18日(金)~20日(日)
11:00~19:00
ところ
TOBICHI
東京都港区南青山4-25-14
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いぬねこなかまフェスは、
動物愛護について、より多くの方に知っていただこうと
考えて始めたイベントで、
毎年9月の動物愛護週間に開催をしています。
獣医師による、
犬猫とうまく付き合うために役立つ講演のほか、
動物が好きでぜひ協力したい、と参加してくれている
アーティストや俳優によるライブや朗読もあります。
動物愛護というとちょっと特殊な世界というか、
少し動物が好きなぐらいでは関わってはいけないような
雰囲気がありますが、
いぬねこなかまフェスはそれぞれが得意なことで
動物のために集まり、
自分たちも楽しみながら
保護動物のためにできることをしています。
チケットの売上の利益は
ランコントレ・ミグノンで保護をしている
動物の医療費やシェルターの家賃、
ドックトレーナーの人件費、フード代に使用しています。
みなさんも、遊びに来ていただくだけで
動物たちの支援になります。
手作りのイベントですが、笑いに、勉強しに、
ちょっと感動しに、いらしてください。
ランコントレ・ミグノン代表 友森玲子