「ボルダリングが 大人気?!」
どうやったら体力を使い果たすのだろう?! って思うくらい元気いっぱい。 ボクのファミリー6歳男子。
▲我が家の体力モンスター、日本のテレビ番組「SASUKE」を見てからは、 「SASUKE」ごっこでさらにあちこちによじ登るように‥‥笑。
何か段差や障害物があればよじ登り、 ジャンプし、次の障害物を目指す! 「ふつうに歩いてくれ〜!!」 と1日に何度もまりこちゃんに怒られる 体力モンスターを、 パリで年々人気が高まっているスポーツ ボルダリングに連れて行ってきたよ!
東京オリンピックから種目に加わった スポーツクライミング。 その影響もあるのか、ここ数年 さらに人気が高まっているのを感じてます。
▲年々人気が高まっているパリのボルダリングジム。
毎週のようにクライミングジムに通う 友人たちが何人もいますし、 息子が生まれてからは、 子どもの習い事や休日のお出かけ場所として 最初に調べ始めたもののひとつです。
▲我が家の体力モンスターもボルダリングジムで力尽きさせる作戦?! こちらは色ごとに難易度が別れているボルダリング。
▲こちらは突起物を掴みながら一番上の同じ色のテープにタッチすることを目指す。 右はランダムに光る場所を1分1以内にいくつタッチできるかなどを競うゲーム。
パリ市内にも いくつもボルダリングジムがあって、 一般的なスポーツジムと同じように、 会員になって定期的に通うことはもちろん、 入場料を払って(1日有効)、 専用の靴もレンタルして、 その日だけ楽しむこともできるから 子どもから大人まで 気軽に始められるスポーツだよ。
▲ここは4才から7才の子供用スペース。 いちばん上に貼ってあるアルファベットをタッチすることが目標。 小さな子どもでも楽しめるのがボルダリングの魅力。
▲ちょっと心配な高さまで行ってしまうけれど、下に落ちても衝撃が最小限になるように 地面は柔らかい素材になっています。 体重も軽くて身軽な子どもは案外大人より楽々登ってしまうので 横で見ている大人たちがため息をついていたりも(笑)。
明るくて広々したところが多く、 ソファ席でゆっくり オーガニック料理が食べられるカフェや レストランが併設されていたり、 コワーキングスペースが併設されていたり。 ボルダリング目的でない人も出入りする オシャレな空間になっている施設も多いのが 人気が高まっているポイントでもありそうです。
▲オシャレなカフェレストラン併設の場所が多く、そこだけ利用することも可能なジムが多い。 もちろんアルコールも揃ってます♪
子どもを連れて行っても 体力モンスターたちが壁に張り付くのを 眺めながら、ビール片手にポテトをつまむ、 なんてこともできてしまうので、 連れて行っている親的にも快適空間♪
作戦通り、体力は使いまくってくれるし、 どんどんどんどん体が鍛えられていくし、 雨でも寒い日でも平気だし、 思い立ったらすぐ行けるし。 というわけで、我が家でも定期的に通う 場所になっています。
▲フランスの公園の遊具。赤ちゃんでもできるミニボルダリングがついていることが多く、 息子も実は小さな頃からボルダリングに親しんでいたのかも。
小さな子どもたちが遊ぶ公園の遊具には かなりの確率でミニボルダリング壁が ついているし、フランスの学校には ボルダリング用の壁があるところも 多いんだよ。
▲のぼれるところあれば、どこまでもよじ登っていく子どもたち。 ボルダリングジムに行けば思う存分怒られもせずよじのぼり続けられるので 子どもたちも大好きな場所!
ボルダリングジムは 単発のお客様も大歓迎してもらえるから、 スポーツ好きな人は パリ観光の時に体験してみるのも 面白いかもしれないよ!
▲このジムは生身で壁をよじのぼるタイプだけですが、ハーネスをつけてもらって より高いところまで登り、落下しても緩やかに降りれるタイプがあるジムも。
老若男女、レベルも様々なパリっ子たちが 壁に挑む姿を見ているだけでも楽しいし、 そんな空気の中で ボルダリングに挑戦するのも、 普通のパリさんぽでは味わえない 地元感いっぱいの空気を味わうことができるよ!
*とのまりこさんの新刊が出版されました*
「シンプルシックで心地よい暮らし パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」 出版社 : 世界文化社 発売日 : 2021/5/29
※この連載を再編集し、 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)
2023-09-12-TUE