ボク達、日本に帰ってきて１週間ちょっと。
２代目バブーのボク（10ヶ月）は、初めての日本。

▲2年ぶりに日本へ帰国中のボクたち。バブー2代目は初めての飛行機だったよ！
機内の足元でバッグの中で割とお利口さんにできたバブーなのでした。

暑い暑いとは聞いてはいたけれど、
ほんと〜に暑い！
湿気いっぱいの日本の暑さを体験して
バテバテになっているよ。

▲日本はじっとり暑いよー。アスファルトからの照り返しも、
クーラーの室外機もパリとは違う暑さだよー。

日本のこの毎日つづく湿気ムンムンの暑さとは
またちょっと違うけれど、
今年はヨーロッパの酷暑も
たびたびニュースになっています。

先日もこのコラムで書いたように、
パリでは市民が暮らすアパルトマンには
クーラーはついていないのが普通。

なのでさすがに湿気が少ないパリとはいえ、
37度を超えてくるとぐったり。
39度、40度という気温でカンカン照りの日は
家の中で扇風機を回しても熱風が流れてくるだけ‥‥
という厳しい状況になります。
（しかも日が長いから夜遅くまで太陽がジリジリと！）

クーラーがないのが当たり前のパリ。
もちろん幼稚園や小学校にも
クーラーはついていません。
最近はラッキーだと稀にクーラー付きの
メトロやバスに遭遇することもありますが、
基本的に乗り物にもクーラーなし。
バスなんて完全に「サウナ」になります。

そんなパリの猛暑の日、必殺技。
それが「水スプレー」です。

▲テニスや幼稚園など、屋外に出る可能性のある暑い日は、
帽子と水筒と水スプレーを持ってくるようにとの指示が送られてきたり。
フランスでは一番お手軽な暑い日対策アイテムが各ブランドから出ている「スプレー」。

ドラッグストアなんかで、
化粧水ミストスプレーとして売られているから
きっと見たこと使ったことがある人も
多いよね？！

暑い日はこの大きなボトルを持ち歩いて、
これをとにかくひたすら顔とか体とか
しょっちゅうシューシューかけるんだ。
特に赤ちゃんとか子どもとか、
小さい子と出かける時にはみんな持っているよ。

ミスト状の水を浴びて、
大人も子どもも、そしてボク達イヌも
気持ちいい〜！！
クーラーがないなら、水を浴びるしかない！
っていたってシンプルで原始的な方法だよ♪

▲スプレーではなく、水でっぽうを持ち歩く親もいっぱい。
この写真は家のベランダですが、暑い日の幼稚園帰りの公園は、
ほとんどの子どもが水でっぽうで遊びながら涼をとる！

各ブランドの水スプレー。
パリではファーマシー（ドラッグストア）は
もちろんですが、スーパーにも必ず売っていて、
「猛暑がやってくる！」
となるとレジそばに大量に積まれていたりします。

今年の6月、パリが猛暑で
大変な暑さになるという時も、
幼稚園から
「家に余っている扇風機があったら提供してください」
に加え、
「水スプレーを１人数本持ってきてください」
という通達があったりと、
水スプレーはクーラーのないパリで
最も一般的な涼む方法のひとつなのです。

ちなみに大きさは500mlのペットボトルくらいから
その1.5倍くらい巨大なものが普通。
相当大きなものもを
カバンに入れて持ち運ぶことになりますが、
しょっちゅうシューシューしていたら、
そして子どもなんて、
水でっぽう代わりに遊ぶから、
あっという間になくなります♪

▲日本に帰ってきてしまっているので手元に現物がないのですが、
「アヴェンヌ」「エヴィアン」「ロシュポゼ」などの
化粧水スプレーをはじめさまざまなブランドのスプレーがいっぱい。

日本って、猛暑対策の必殺技、
なんだか色々あるでしょ？！
みんな首から何かぶら下げていたり、
首の周りに涼しいものを巻いていたり、
「パンッ！」とはたくと冷たくなる
タオルみたいのがあったり‥‥etc
みなさんが一体何をつけたり使ったりしているかは
ボク達全部はわからないのだけど、
素敵そうなものがいっぱいあるじゃない？！

水スプレーを全身で浴びる
くらいしかないボク達から見ると
痒いところに手が届く便利なものが
どんどん開発されて商品化される日本、
すごいな〜
なんて思いながら観察しているよ！

▲日本のあつ〜いお散歩から帰ってきてお休み中のボク。
日本はイヌ用の暑さ対策グッズなんていうのもたくさんありそうだよね？！

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