フランス人は
とにかくパーティーが大好き。
毎週のように、いや、週に何度も
誰かの家のパーティーに呼ばれ
誰かを家のパーティーに呼ぶ。

と、これだけ読んだら
フランス人ってとてつもない
「パーリーピーポー！！」
っていうように見えるでしょ？

まあそれも
あながち間違いじゃないけれど、
「パーティー」
と聞いておそらくみなさんが
想像しているような
きらびやかで派手でお金のかけた
「パーティー」のことだけじゃないんだ。

日常しょっちゅう開催される「パーティー」
（フランス語では「フェット」）。

気合の入った「フェット」
というよりはむしろ
友人たちとの気軽な飲み会「フェット」。

そんな友人たちとの飲み会、
パリでは外食すると
かなり高くつくこともあり、
レストランに集まるということは
あまりありません。

もちろん話題のビストロに行ってみたりと
レストランで集合することもありますが、
日本でいう「飲み会」の頻度を考えたら
とてつもなく少ないのです。

というわけで、数が多くなる
誰かの家に集合しての「飲み会フェット」。
フランスでは週に何度も
「パーティー＝フェット」がある
というのはそんなわけなんだ。

さて、その誰かの家の「フェット」に
呼ばれたら。
何を持っていけばいいんだろう？

ど定番の正解はお酒などの飲み物。
シャンパンやワインや
おいしいジュースなど
飲み物はほぼ100%、
みんなが手土産に持参します。

これは気軽な飲み会バージョンでも
ちょっと気合の入ったパーティーでも
同じです。

さらにおまけで持っていくことがあるのが
「花」や「チョコレート」などちょっとした
つまめるお菓子など。

そして友人同士の集まりの場合などは
みなで相談して
ホストのお家が用意するものと
かぶらないように、
チーズやデザートやおつまみなどを
持参することも。

基本的に、
ホストが何を用意してくれているか
わからないようなパーティーの場合、
かぶる心配がない、
かぶっても問題ないということで
シャンパンやワインなど
飲み物を持参するのですね。

「おみや」のことだけで
雑誌やテレビで特集されるくらい
いろいろな種類のある日本だけど、
ああいう文化はフランスにはないんだよね。

何を持って行ったらいいだろう‥‥
と悩むこともなくて楽チンだけど、
とっておきの「おみや」を選んで
相手を驚かす楽しみはちょっとない？！

というわけで、
フランス人のパーティーに
招待されて迷ったら、
まずは飲み物を選んでみてね！

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