「書く」って、なんだろう?
鉛筆と紙があればできる
とてもシンプルな行為でありながら、
誰かに思いを伝えたり、考えをまとめたり、
いま起きていることを未来へ残したり…
「書く」には、いろんな力がありそうです。
ほぼ日手帳2019では、
「書く」という行為にあらためて注目して、
書くことのたのしさや不思議さを
考えたり、おもしろがったりしてみようと思います。
この特集では、仕事やプライベートで
書く・描くことをしている十人のみなさんに
愛用の「書く道具」を見せてもらいながら
話を聞いたインタビューをお届けします。
十人十色の「書く」を、おたのしみください。
書くってなんだ?
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手に力を入れずに、あたまの中をらくにして
すいすいっと描くのがいいんです。
2019年版ですてきな手帳カバーの
絵を描いてくださった荒井良二さん。
ふだん使っている「描く道具」を持って
ほぼ日に来てくれました。
プロフィール荒井良二(あらいりょうじ)
絵本作家。
1956年山形県生まれ。
JBBY賞で産経児童出版文化賞・大賞、
日本絵本賞大賞を受賞。
2005年には日本人初となる
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。
山形県で2年に一度開催するアートイベント
「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」
アーティスティック・ディレクターを務める。