糸井重里が、いろいろ作ってきたジャムのなかで、
いちばん好きと語るのが、このあんずジャム。
甘酸っぱくて、いい香りで、嬉しくなっちゃう
「本気めんどくさ仕込み」のジャム。
家事や育児、仕事や勉強で疲れたときに、
ちいさなスプーンで一口だけ味わう、なんて人も。
食べるとなんだか元気が出てきます。
子どももパクパク食べちゃう、みんなが好きな味。
毎日のおたのしみに、ぜひどうぞ。
材料は、旬の長野県千曲産の「信州大実」、
さらっとしたあまさのグラニュー糖のみ。
あんずは下処理したものを、
いちどオーブンドライしたあとで丁寧に煮て、
おいしいジャムに仕上げています。
できあがったジャムは、あんず色の
きらきらしたかわいい見た目。
口にすると、甘酸っぱいおいしさがわっと広がり、
華やかな香りが鼻に抜けます。
あんずの果肉や皮、繊維の複雑な味がして、
実をくずして食べているようなたのしさもあります。
一般的なジャムよりも、さらっとした仕上がりで、
フルーツソースのようにも使えます。
食べたあとも、すっといい香りだけが残ります。
また、「おらがジャム」のシリーズは、
その年ごとのくだものの個性を
あえて均さずに仕上げているため、
毎年すこしずつ味わいが異なるのも魅力です。
2025年のあんずジャムは、
さっぱりと軽い仕上がりの、みずみずしい印象のジャム。
フレッシュなおいしさをおたのしみください。
あんずジャムは、冷蔵庫で冷やしておくと、
とろみが強くなり、あまみも感じやすくなります。
定番のジャムバタートーストはもちろん、
クリームチーズとバゲットの組み合わせもおすすめ。
また、ヨーグルトソースとして使うと、
生のくだものと一緒に食べているような
ぜいたくな味わいがたのしめます。
アイスクリームにちょんとのせたり、
かき氷にかけたり、ソーダで割ってドリンクにしても。
お料理好きの方なら、お肉料理のソースや
サラダのドレッシングのアレンジにも使えます。