みんなのセルフタイマー展  〜 テーマ 〜  ラブラブ
 
意外と(というのも変ですが)、
このテーマの作品はたくさん寄せられました。
考えてみれば、ふたりきりですからね。
誰かにシャッターを押してもらうのも照れくさいし、
「劇団創立」の機会は訪れやすいわけです。
恋人たちのみなさん、セルフタイマー、オススメですよ。
 
  2008年にハワイのカイルアビーチを
散歩していたときのこと、
突然のスコールが降り始めました。
慌てて雨宿りをした私たちでしたが、
建物の近くにある木が目に留まり、
木の枝に置いて撮ることを思いつきました。
大雨のかんじもよくうつっているし、
お気に入りの写真です。
(晴れときどき雨オット)
 

  この作品は、ひさびさの親子デートにて。
父がどうしても明石海峡大橋の夕暮れをバックに
撮りたいと言うので、
ベンチの上にふたりの荷物を積み上げ、
がんばって高さをあわせました。
逆光になったのはたまたまですが、
この「シルエットでも十分楽しそう」な
雰囲気がとてもきにいっています。
(ちゃお。)

 
  去年夫婦で函館旅行に
行ったときに撮ったものです。
偶然にも光が射して、
なんだか「いい感じ」になりました。
そしてこの写真、夫と2人と思いきや
実はもうひとり、
私のお腹の中にいるんです。
(写真だとわからないのが残念ですが‥‥)
この旅行が子供がうまれる前の最後の旅行でした。
その後、お腹の中にいた子も無事誕生。
この時の写真を見るたびに
「実は3人で行ったんだなぁ」と
不思議な感覚になります。
(eco)

 
  今年の3月に入籍、4月に結婚式を挙げました。
この写真は、
結婚式のオープニングムービーで使ったものです。
つまり、当日までは
ひみつにしなければならないので
撮影は誰にも頼めない! とセルフタイマーで。
場所は6畳の和室(寝室)。
実は足元は布団と洋服が撒き散らされています。
そして新婦は上がパジャマという、
ありのまますぎる気もする写真です。
ウォーターサーバーの上に
カメラを載せてみたのですが
我ながらいつもの雰囲気が出ているなぁと、
職場PCの背景にしている
お気に入りの1枚です。
(ちょび)
 
  日光輪王寺、日中の逍遥園です。
ベンチにカメラを置き、
池の近くに立って撮影しました。
昼間もきれいでしたが、
やはり夜の逍遥園は別格ですね。
一生心に残るであろう絶景でした。
(いれぶん)
 
  これは、京都国際マンガミュージアムです。
設計に携わったので、記念撮影しました。
マンガといえば、赤塚不二夫ということで、
彼女を説得して
イヤミの「シェ〜!」をやりました。 
相当嫌がられましたが、やっている内に彼
女もおかしくなってしまい
笑ってしまっているところがポイントです。
 この後、記念撮影といえば、
「シェ〜!」ということになりました。
(ジョギング淀川)
 
  去年のゴールデンウィークに、
妻と松本へ小旅行に出かけました。
この写真の2人は気づいておりませんが、
お腹には新たな芽生えが潜んでいました。
そんな偶然な、はじめましての家族写真です。
木の囲いに刺さってる棒の上にカメラを載せ、
セルフタイマーでばしゃりと。
(きなりん)
 
  昨年、立川の昭和公園の
コスモスを見にいきました。
なかなかいいカメラの設置場所が無いものですが、この時は
ちょうどよい具合に木の杭が立っていました。
トリミングもまったくせず、
良いアングルの写真になりました。
わたしが指をさすポーズも決まりました。
しかし、誰かに撮ってもらったように見えるのが
難点です。
(タオル)
  はじめてセルフタイマー機能を使って
撮影しました。
近所にピクニックをしに行った時に
撮影したものです。
ピントを合わせたものの
ほんとに合ってるのか少し不安になりながらの
撮影でした。
シャッターを押して10秒後がいつなのか
ちょっとドキドキしてしまいました。
自分がシャッターを押して、
自分が写っているというのは
とても不思議な感覚でした。
(ちょい)
  結婚してから、はじめての二人の写真です。
近所の散歩コースの途中で撮影しました。
原っぱのようなところに三脚を立てて
撮影しました。
シャッターを押して走って撮影場所まで戻り、
以外に10秒が長く感じ、
まだかまだかと待っていると
いつのまにかシャッターが下りました。
シャッターが下りるまでの時間は
少しドキドキしてしまいました。
(ちょい)
 
  夫婦でセルフタイマー写真を撮るのが趣味です。
2011年、東京タワーに登りました。
わたしが下をのぞける窓の上に立っていたので
怖い顔になりました。
カメラのシャッターを押してくれるサービスが
あったのですが、それはピンボケでした。
やはり暗いところでは
タイマーに勝るものはないと実感しました。
(タオル)
 
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(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
ほとんどのカメラについているのに、 たぶんあんまり使われていない機能、「セルフタイマー」。 糸井重里は、これに着目。 「劇団セルフタイマー」を設立しました。 それはつまり、孤独にがんばる撮影活動。 一座の公演は「気まぐれカメら」で発表されています。 主演女優、ブイヨン。監督・出演、糸井重里。 タイマーセットで本番スタート! 走れ! レンズを見よ! 周囲の目は気にしない! この、ペーソスあふれる活動を、みなさんもいかがですか? 劇団セルフタイマーは団員を募集します。 とはいえ、ほんとに人を集めるわけではございません。 「セルフタイマーで撮った写真を投稿する」、 それが団員になるということなのです。 さぁ、あなたも、タイマー・セーット!