みんなのセルフタイマー展  〜 テーマ 〜  失敗
 
「劇団セルフタイマー」は、常に失敗と背中合わせ。
カメラが倒れる、シャッターがすぐ切れる、
間に合わない、フレームアウト、写っていない‥‥。
いくつかの味わい深い失敗例を、どうぞ。
  今年の春に息子が小学校へ入学しました。
小学生になれた喜びいっぱいのムスコと、
舞い散る桜吹雪の中、
三脚にカメラをセットして、
家族3人で撮影をしていたところ、
ちょうどそのシャッターがおりる瞬間に、
カメラの前を横切る人物が‥‥。
 その男性がとても自然に
私たちの前を横切って行かれたので、
(たぶん、撮影に気付かれていなかった)
写っている私たちも、
そんなに「ああーっ!」という表情を
していないように思いました。
(toko)
 
  今年、夫婦でデザインあ展に
行ったときのものです。
看板の前で撮りたかったのですが、
ばんばん人が通る。
タイマーに10秒と2秒とあったので、
「2秒でやればいいのでは?」と思い、
撮れたのがこの写真です。
ちゃんとした2ショットは
このあと親切なおじさんが
撮ってくれました。
(名無しさん)
 

  10秒セルフタイマーを使い、
頭だけの一点倒立をしてるところを
撮ろうとしたら、失敗してしまい
写真の右側にあった椅子に右足を強打し
悶えているシーンが撮れてしまいました‥‥。
セルフタイマーの10秒という制限から
焦る気持ちからの失敗でありました。
まだ足が痛い‥‥。
(イマイチイマイ)
 
ギャラリーの入り口にもどる
 
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
ほとんどのカメラについているのに、 たぶんあんまり使われていない機能、「セルフタイマー」。 糸井重里は、これに着目。 「劇団セルフタイマー」を設立しました。 それはつまり、孤独にがんばる撮影活動。 一座の公演は「気まぐれカメら」で発表されています。 主演女優、ブイヨン。監督・出演、糸井重里。 タイマーセットで本番スタート! 走れ! レンズを見よ! 周囲の目は気にしない! この、ペーソスあふれる活動を、みなさんもいかがですか? 劇団セルフタイマーは団員を募集します。 とはいえ、ほんとに人を集めるわけではございません。 「セルフタイマーで撮った写真を投稿する」、 それが団員になるということなのです。 さぁ、あなたも、タイマー・セーット!