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こちらが「ほぼ日」の近所にある、
「一風堂」南青山店の入り口です。
上の看板をよく見ると‥‥。
「IPPUDO」の下に「蕎麦COMBO」という店名がもうひとつ。
![](images/p_00/03.jpg)
階段をおりて「一風堂」に入ると、こんな矢印が。
![](images/p_00/04.jpg)
ショップインショップのスタイルなので、
「一風堂」の中に、さらに入り口があるわけです。
矢印のほうへ進みましょう。
![](images/p_00/05.jpg)
これが「蕎麦COMBO」の入り口。
![](images/p_00/06.jpg)
最初にこれを見たときは、
驚きましたし、不思議な感覚でした。
いつも来ているラーメン屋さんの中に、
ある日突然ちがうお店の入り口ができていて、
しかもそこには「蕎麦」って書いてある‥‥。
「え? え? え?」
と混乱しながら中に入って、またちょっとびっくり。
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「蕎麦」なのに、こういう雰囲気ですから。
これがメニュー。
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「B級もつ煮ソバ」、「パクチーソバ」、
「イモ天ソバ」、「スパイシー坦坦ソバ」などなど。
ふつうの蕎麦屋さんの品書きとは、
ずいぶんちがう名前が並んでいます。
この日取材にお邪魔した3名の乗組員は、
「パクチ−」「スパイシー坦坦」「イモ天」
という3種類の蕎麦をオーダーしました。
待ってるあいだに、メニューの裏にある
「蕎麦COMBO」についての説明を読みます。
![](images/p_00/09.jpg)
※クリックで大きな画像をご覧いただけます
「テーマは、“もしラーメン屋が勢い余って
蕎麦屋を出したら”である。」
からはじまる、
このお店の「前書き」のような文章です。
壁を見れば、ワインのメニュー‥‥。
![](images/p_00/10.jpg)
カウンターには‥‥チーズ?
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いったいどこまで
「蕎麦屋」っぽくなくなるんでしょう‥‥?
ほら、この写真、これ蕎麦屋さんのカウンターですよ?
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何度か来ているお店ですが、
「やっぱりここ、ふしぎな場所だよねぇ」
などと話しているうちに、
お蕎麦が完成。
ご覧ください。
まずは「パクチーソバ」。
パクチーと水菜で、蕎麦が見えないほどです。
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つづいて、「スパイシー坦坦ソバ」。
蕎麦の上に、そぼろがたっぷりのっています。
これは、坦坦スープで。
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そして、「イモ天ソバ」。
基本的に、つけ汁は「一風堂」のスープ。
冷たい蕎麦を、あたたかいつけ汁で食べます。
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奥のイモ天の左に、
白いミルクピッチャーがありますよね。
これにはハチミツが入っています。
2枚のイモ天のうち、
1枚は蕎麦といっしょに食べ、
もう1枚は最後にハチミツをかけて
デザートにするのがおすすめだそうです。
以上が、
われわれが出会った「その蕎麦」たちです。
ラーメン屋さんが「蕎麦」を作ると、
こんなふうになるんですね‥‥。
糸井が書いていたように、
「意欲」と「挑戦」で開発されたものだと、
あらためて思いました。
勇気あるユニークさだと思いました。
そしてそれは、ちゃんとおいしいんです。
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「蕎麦COMBO」さん、
取材へのご協力をありがとうございました! |