ここは、新宿紀伊國屋書店。
いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの新刊
『見仏記 三十三年後の約束』の
記者発表会場です。
じつはわたくし、
いつもはこのような記者発表には
行かないタイプの乗組員なのですが、
今日は急きょ代役を頼まれ、
このような華やかな場に紛れこんでおります。
テレビカメラや一眼レフカメラが
ずらーっと並ぶなか
いにしえのiPhone mini
(これで写真を撮ろうとしてる‥‥)
を握りしめる自分。不安です。
ちなみに『見仏記』は、
仏像を愛するおふたりが
日本全国、ときには海外まで
仏さまに会いに行く様子を綴った
大人気シリーズです。
今回の『見仏記』は、
かつて京都で見仏したときに交わした、
「33年後の3月3日、
3時33分に三十三間堂の前で会いましょう」
という冗談のような約束が、
ついに果たされた、という内容。
尊すぎませんか‥‥。
2024年頃からの見仏記に加え
その「3月3日」のことが、
いとうさんの文と
みうらさんのイラストで描かれています。
おふたりの熱量がうかがえる、すごいぶ厚さ。
渾身のオールカラー、264ページ!
おっと。そんなことをぐるぐると
自分たってに思い巡らしているうちに、
フォーマルスーツに身をつつんだみうらさんと、
デニムスタイルのいとうさんがいらっしゃいました!
これは3月3日の当日、
着ていた衣装なんだそうです。
みうらさんの手には、
いとうさんに贈るオレンジ色のバラの花が。
(花言葉は「絆」。実際に渡したのは赤色で、
その花言葉は「あなたを愛しています」らしい)
このバラを贈るところを含め、
3月3日3時33分のようすを
完全再現してくださいました。
33年前の本人パネルもエモいです。
記者発表の中盤、
おふたりがおっしゃいました。
「紀行文で始めた『見仏記』シリーズなんだけど、
最後の最後に純文学になったというのが、
もう、すごいなと思いました。
感動が感動を呼び、
人に『生きるとはなんだ』と問うたりした」
なんだか深みがありました。
ふたりの見仏の旅はこれからも続き、
「次の33年後」の約束をしたのだそう。
そのときみうらさんは100歳。
フォーエバー、見仏記!
いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの新刊
『見仏記 三十三年後の約束』の
記者発表会場です。
じつはわたくし、
いつもはこのような記者発表には
行かないタイプの乗組員なのですが、
今日は急きょ代役を頼まれ、
このような華やかな場に紛れこんでおります。
テレビカメラや一眼レフカメラが
ずらーっと並ぶなか
いにしえのiPhone mini
(これで写真を撮ろうとしてる‥‥)
を握りしめる自分。不安です。
ちなみに『見仏記』は、
仏像を愛するおふたりが
日本全国、ときには海外まで
仏さまに会いに行く様子を綴った
大人気シリーズです。
今回の『見仏記』は、
かつて京都で見仏したときに交わした、
「33年後の3月3日、
3時33分に三十三間堂の前で会いましょう」
という冗談のような約束が、
ついに果たされた、という内容。
尊すぎませんか‥‥。
2024年頃からの見仏記に加え
その「3月3日」のことが、
いとうさんの文と
みうらさんのイラストで描かれています。
おふたりの熱量がうかがえる、すごいぶ厚さ。
渾身のオールカラー、264ページ!
おっと。そんなことをぐるぐると
自分たってに思い巡らしているうちに、
フォーマルスーツに身をつつんだみうらさんと、
デニムスタイルのいとうさんがいらっしゃいました!
これは3月3日の当日、
着ていた衣装なんだそうです。
みうらさんの手には、
いとうさんに贈るオレンジ色のバラの花が。
(花言葉は「絆」。実際に渡したのは赤色で、
その花言葉は「あなたを愛しています」らしい)
このバラを贈るところを含め、
3月3日3時33分のようすを
完全再現してくださいました。
33年前の本人パネルもエモいです。
記者発表の中盤、
おふたりがおっしゃいました。
「紀行文で始めた『見仏記』シリーズなんだけど、
最後の最後に純文学になったというのが、
もう、すごいなと思いました。
感動が感動を呼び、
人に『生きるとはなんだ』と問うたりした」
なんだか深みがありました。
ふたりの見仏の旅はこれからも続き、
「次の33年後」の約束をしたのだそう。
そのときみうらさんは100歳。
フォーエバー、見仏記!