ただいま製作中!ただいま製作中!

2025/04/14 13:07
masahiro.tanaka

アルコール依存とお酒の話、
への感想。

松本俊彦先生に教えていただいた
アルコールの記事が、本日最終回でした。
たくさんメールをいただいているので
(ありがとうございます)、
長くなりますが、
3つほどご紹介させてください。

=======

夫がアルコール依存症で、
現在まだ飲んでいます。
わたしは10年ほど前から自助グループの
家族会などに出て学んでいます。

とにかく自助グループの仲間たちは
飲んでいた頃、死にたかった
という人が多いです。
もうなにもかもうまくいかないし、
どうでもよくなってて飲んでいたと。
だからもちろん人のことを考える
余裕なんかまったくない。
それを知っているので、わたしはなおさら、
絶対に背中を押さないようにしなければ
という気持ちでいます。
また家族会に出ると、依存症だった本人
(配偶者や息子さん)が
亡くなっていることが多いです。

ですから第2回の自殺とお酒の問題、
知らないわけではなかったにしても
これほどの数字、というのを
知ったのは初めてです。
この事実を発信してくれることに
感謝しています。
そして私の夫は50代、仕事をしています。

人生の中でこういうこと知っていると
何かの役に立つと思います。
もっともっと少し踏み込んでも
発信し続けてください。
(M)

=======

私はアルコール依存症でした。
何度も失敗して、5年前から断酒できています。
この社会では、酒はいいもの、楽しいもの、
ストレス解消に必要なもの、
という考え方が幅をきかせているので、
その考えを捨て、社会に対抗するのが
大変でした。
また、飲酒しても良い人と、
飲んではいけない人がいることも、
理解してはもらえません。
酒に起因する事件、事故を必要悪で
片付けていいのかと悲しくなります。
少しでも幻想に気づく人が
増えるように願っています。
(ちびから)

=======

アルコールと依存のお話、
一生懸命読んでいます。
ある学校の、産業医をしています。
この季節は従業員の皆さまの、
年に一度の検診の結果が束で届きます。
すると、アルコールの過剰摂取と、肥満と、
脂質異常と、高血圧がすごいのです。
いまのご時世、先生方は生徒から、
保護者から、受けるストレスは
さぞ多かろうと推察します。
そんな時、手軽に手に入るお酒と、
おつまみとしてのスナックなどに
手を伸ばすことが習慣になる様子は
容易に想像できます。

また、ご高齢の独居男性にも多いです。
90歳超えて、奥様を急に亡くされ、
あっという間にアルコール漬けに
なった男性がおられました。
訪問看護が自宅へ伺うと、
2リットルの焼酎の空き瓶が
ゴロゴロしていたそうです。
遠方に住む娘さんがびっくりして飛んできて、
ご自宅へ引き取られましたが、
彼はその点幸運だったと思います。
どうされてるかな…

健やかな暮らしのためのコンテンツ、
たくさんの方に読んでもらえますように。
(T)

=======

重いテーマではありますが、
知っておくとなにかの助けに
なるかもしれないお話、
よければ読んでみてください。

(また、記事のイラストはデザイナーの
が描いてくれました。
空気感とか、ほんと見事だなと‥‥!
あわせてチェックしてみてください)