新しいオフィスになり、
みんなのデスクの端から端までの距離が
遠くなったので、
外線電話を受けて、回す時には
内線を使うことになりそうです。
「なりそうです」というのは、
まだなりきっていないのです。
いままでは
「○○さん、△△さんからお電話でーす」
と、大声で伝えるか、
タッタッタッと足で移動して伝えるか
どちらかだったのですが、
このオフィスでは、ちょっとむずかしそうです。
内線が鳴るたびに、
みんなでビクビクしています。
あ、鳴った!
のところで
宛の内線が鳴っている!
このあたりのみんなが、
ざわつきます。
近くの席の
が、
その子機をとります。

「は、はいっ、山下さんの電話に、
太田が出ています」
ぎこちない応答です。
みんなドキドキしています。

「い、いま、いません」
なんとか無事におわったようです。
ほっ。
あたりのみんなも、ほっと肩をなでおろします。
ああ、こわかった。
内線がこわいです。 早く慣れたいです。
みんなのデスクの端から端までの距離が
遠くなったので、
外線電話を受けて、回す時には
内線を使うことになりそうです。
「なりそうです」というのは、
まだなりきっていないのです。
いままでは
「○○さん、△△さんからお電話でーす」
と、大声で伝えるか、
タッタッタッと足で移動して伝えるか
どちらかだったのですが、
このオフィスでは、ちょっとむずかしそうです。
内線が鳴るたびに、
みんなでビクビクしています。
あ、鳴った!
このあたりのみんなが、
ざわつきます。
近くの席の
その子機をとります。
「は、はいっ、山下さんの電話に、
太田が出ています」
ぎこちない応答です。
みんなドキドキしています。
「い、いま、いません」
なんとか無事におわったようです。
ほっ。
あたりのみんなも、ほっと肩をなでおろします。
ああ、こわかった。
内線がこわいです。 早く慣れたいです。

