残りのドロッピエをみんなにあげました。
「あ、なつかしい
(リンリンはドイツ帰国子女)」
「わたし、これだけは苦手なんだよぉぉぉ
(泣きそう)」
「‥‥‥‥‥‥‥(怖い)」
「うぇぇ‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥!!!!」
「どうしたの?!」
「わたし今日、これを超えられたかも!」
超えられた?
「黒糖? みたいな味に思えてきた」
そりゃあよかった。
「ふつうにおいしいですよ」
「‥‥‥‥‥‥」
「なんだかタイヤの味がします
(意味不明)」
「‥‥‥‥う‥‥うぐぅく‥‥くさ‥‥っ」
へ?
「お口のなかに風が通ると‥‥く‥‥く‥‥」
「だだだだ大丈夫?」








