ほぼ日乗組員があたらしくなった三省堂で、1人1冊気になった本を買います。

okuno

買いました

2026/03/13 21:31
学生時代、それは90年代のことですが、
立花隆さんの
『ほくはこんな本を読んできた』
という本を読んだんです。

そのなかに
「ひとつのジャンルをよく知るために、
神保町をまわって、
最低◯◯冊くらいの本を一気に買って
(◯◯は忘れました)、
その途中だか帰りだかに喫茶店に寄り、
コーヒー飲みながら買った本を眺める」
みたいな描写があったんですよね。
たしか。

えーそんなこと自分もやってみてぇ〜と
思ったんですが、
もちろん学生だったんでできず、
(当時、新大久保にあった
高原書店という古書店では何度かやった)、
四半世紀ののち、
そのチャンスがここにめぐってきました。

何を買おうか事前に何にも考えず、
予算という言葉の意味を忘却し、
本屋さんで「ほしいな!」と思った本を
ぜんぶ買う‥‥ということを
やってみた結果、
途中から2パターンにわかれていることに
気づきました。

「読みたいけど、たぶん一生読まないよな〜」
と思っていた本と、
「今日、はじめて知ったけど、
読みたいと思った本」の2パターンです。

2枚めの写真が
「読みたいけど、たぶん一生読まないよな〜」
と思っていた本で、
3枚めの写真が
「今日、本屋さんでめぐりあった本」です。

「読みたいけど、たぶん一生読まないよな〜」
は、案の定、ぶあつい本、
むずかしそうな本、高い本が多かったです。

そろそろ古典とか名作を読みはじめないと、
人生に間に合わないと思っていたので、
いい機会でした。
ただ、いま現在は『失われた時を求めて』と
『ユリシーズ』を読んでいて、
すでに果てしない旅のさなかにいるので、
一体いつから読みはじめられるのでしょうか。

また「今日、本屋さんでめぐりあった本」は、
いろいろ収穫がありました。

ヴェトナム戦争に従軍した元兵士で、
ティム・オブライエンという
全米図書賞とか獲ってる作家の最新作が
あったんです。
ずっと村上春樹さんが訳してるんですが、
「えっ、こんな作品あったんだ?」
と思ったら、20年ぶりの長編小説でした。

ジョージ・オーウェルの『1984』は、
文庫で持ってますが、
新訳というのと、
なんかすごい装丁がカッコよかったので
買ってしまいました。
裏表紙の銀の箔が『バンド論』みたい。

もうこれ以上は重くて無理になってしまい、
エッセイのコーナー、
戦争関連コーナーに行こうと思ってたけど、
行けませんでした。

ぜんぶでいくらになったのか、
ちょっと途中からわからなくなりましたが、
計算してもらったら、
写真7枚目のようなお値段でした。

もちろんとうぜん大金ではありますけど、
本のコスパのよさを思えばね。
たぶん数年はもつし。
これだけの本を書けと言われたら、
ぼくには一生が何個あっても無理ですし。

買いたかったクラシックギターと
同じくらいの値段だったので、
ひとまず、
そっちはあとまわしになりました。
また明日からがんばります。

一回はやってみたかったことをやれて、
よかったです。

配信動画はいったん編集するみたいですが、
18日(水)の11時以降に、
アーカイブとしてアップされるそうです。

楽しかったです。
何回かにわけて持って帰ろうと思います。