ほぼ日刊イトイ新聞

ばしょのとりあい。

犬と人が場所の取り合いをしたら、
たいてい犬のほうが勝ちます。
どうしてかというと、人間は、
遠慮ということをするからです。
もし人間が本気になっていたら、
犬は、あんがい素直に従います。
<『犬の思い出(未刊)』より>
2018/04/28 00:19
darling

かげえ。

犬は、よくひなたぼっこをするので、
ときどき、影絵ができます。
おとうさんは、影絵が好きみたいで、
犬よりも影のほうを見てました。
ちょっとへんなかたちになってない?
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/27 01:08
darling

ことしはどうする?

大文字の送り火の夜には、
よくお客さんをお迎えしたっけね。
ブイちゃんブイちゃんって、
すっかりやさしくされて、
犬はいい気になっておりました。
今年の送り火は、どうするんだろう?
あ、犬も送られるほうになるのか。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/26 02:26
darling

くっつきいぬ。

幼いころや、若いころには、
いつでもおとうさんに
ぴったりくっついてました。
でも、晩年には、
だんだんと独立していきました。
おとうさん、ほんとは、もっと
くっつかれたかったんだそうです。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/25 01:17
darling

おてつだい。

京都で、散歩の途中のことでした。
どういう経緯だったか忘れましたが、
畑のなかに入って採り入れのお手伝い。
こんな日もあったなぁと、
しみじみ思い出すのでした。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/24 02:34
darling

あめのひ。

雨の日の散歩、小さいときは大好きでした。
でも、だんだんと人間の影響を受けて、
ちょっとでいいかだとか、
ボール投げだけでもいいかとか、
簡略化されていったのでした。
年をとってからは、
行かなくてもいいとか思いました。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/23 01:50
darling

おしゃれな。

犬が入ってもいいですよ、
と言われたお店には、
たまにおじゃましました。
おしゃれなお店が多かったので、
犬もちょっとおすまししてました。
<『ブイヨンなりの考え(未刊)』より>
2018/04/22 00:05
darling

みつける。

犬は、いろいろ見つけます。
こぼれたお菓子のかけら、
散歩のときの他の犬の匂い、
そして、光のたまっているところ。
〈『ブイヨンの思い出(未刊)』より〉
2018/04/21 01:45
darling

ひろわれる。

運を拾ってもらうのも、
犬の仕事です。
人間のおかあさんは、
たいてい、落ちてから拾います。
おとうさんは、落ちる前に、
受け止めようとします。
あったかいらしいです。
〈『ブイヨンの仕事( 未刊 )』より〉
2018/04/20 00:33
darling

かわいがられる。

いろんな人に、
いっぱいかわいがってもらって、
いまもまだTOBICHIで
いっぱいかわいがってもらってる。
ありがとうございます。
犬も、犬なりに、ほろり。
〈『ブイヨンからのおれい』より〉
2018/04/19 01:01
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

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