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第一部には、武家のたしなみ、 「お能」と「お茶」に関する展示もありました。 |
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これがまた、すごい。 |
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シノダさんの目から見ても。 |
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や、わたしの目は一般のひとの目ですけど、 すごい! |
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シノダさんの実家にも、ああいうものが? |
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ないない、ないですよ! あの保存状態、数、美しさ。 |
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あのね、やえちゃんがお母さんに、 「細川家のお能のものがすごかった」 って言ったら、 「あんた、それ、あたりまえじゃないの」 って言われたんだよね。 |
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そうです、そうです。 「細川さんのところは お能の発祥の段階から関わってるんだから、 そりゃすごいに決まってるわ」 と母に言われました。 |
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義満と世阿弥の時代から関係してますよね。 |
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細川家の能面コレクションは たぶん日本の殿様ファミリーの中でも 最大だろうと博物館のかたにうかがいました。 すごかったですよね。 もう、遠目から展示を見た瞬間に、 「何なの、あれ?!」っていう。 |
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ぼくは能面をみて、初めて美しいと思った。 |
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「能面観」が変わった。 |
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変わりました。 |
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これとか。 |
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こういうのとか。 |
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こういうすばらしいのが。 |
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これなんか、ストラップにしたらかわいい。 |
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能面ってふつう、お能の動きがあって、 やっといきいきするんだけど、 それが、違った。 これらは、もう、そこにあるだけで‥‥。 |
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いきいきしてましたね。 だから怖くないんだ。 |
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あ、そうかもしれない。 |
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うん。 あと、あれだけたくさん、 能面が並んでるとそれだけでもすごい迫力。 |
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ダダダーって。 |
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ダダダダダダダーーー。 |
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これもすごかったなあ、「般若」。 |
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「般若」、しびれた! |
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びっくりしたんですけど、 この般若の面は「般若」という人が つくったという‥‥。 |
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そう、「般若坊」というお坊さんが、 このお面を創作したと伝えられているそうです。 |
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「般若といえばこの顔」って思ってたけど、 この表情のデザインは 般若坊という人のオリジナルだったんですね。 |
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そしてこれが「般若面の原点」となって‥‥。 |
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これを写した般若面がいくつもつくられ、 それ以降はこのお顔が「般若」になったと。 |
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へええええー。 般若面のルーツなんだ、これ。 |
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そうなんだ、すごいものですね‥‥。 いまの解説をきかなかったら、 「般若だ、すごいなあ」 で終わっちゃうところでしたよ。 |
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そして能装束。 お能の衣装も、すっごかった。 |
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はい。 |
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舞台衣装ですからね、 基本的にきらびやかなものなんですけど、 あれだけ昔のものが、あんなにきれいに‥‥。 |
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きれいでした。 |
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細川家の能装束は、 とくにキラッキラのような気がする。 「帯じゃないんだから!」っていうくらい。 |
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帯じゃないんだから(笑)。 これとか、ですね。 |
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これはすごかった。 ちょっと、びっくらしましたよ。 |
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びっくら(笑)。 |
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たて糸とよこ糸をからませて 透き目を作った織り方だから、 きっと夜の、焚き木のあかりで‥‥。 |
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透けて見える! |
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想像するとするとすごくないですか? |
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すごいですね。 |
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これもすごかったですよ。 |
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すごかった。金箔の上に金糸って‥‥。 |
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布が光ってました。 |
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こんな能装束、見たことない。 やえさんのお母さんのおっしゃるとおりです。 細川家だから、 これだけのものが残ってるんです。 |
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うーん、そういう話をきくほどに、 さらにどんどんすごいものに見えてきます。 |
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ほんと‥‥。 |
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で、お茶の道具になるわけです。 |
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お茶だ。 |
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茶道具がまた。 |
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すごいですか。 |
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すごい。 まず、これがね。 |
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尻ふくら! |
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名前がかわいいですよね。 「尻ふくら」って。 |
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お茶を入れる道具で、 千利休が所持していたと言われているものです。 |
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利休‥‥。 |
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お茶をやってる人が見たら、 これはたまんないでしょうね。 |
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鼻血ですね。 |
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鼻血(笑)。 |
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利休は、なんか竹のやつも‥‥。 |
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ありました、花入れが。 これ! |
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利休の花入れは、 ヒョウタンを切ったのもありましたよ。 |
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だからねえ、やっぱり記録なんですよ。 ちゃんと記録してなかったら、 わからないですよ? 竹を切ったり、ヒョウタンを切ったのが、 よもや利休の手によるものだなんて。 |
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そうそう記録、そこがすごい。 |
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あとは「お茶」といえば、 やっぱりお茶碗が。 |
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うん、うん! うんっ!! |
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やえちゃんの大好きな世界だ。 |
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まず、これ! |
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美しい‥‥。 これも、よかった! |
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粉引(こひき)の茶碗。 あと、これよこれ! これこれこれこれ!! |
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‥‥こんなにきれいなの見たことない。 |
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これは長次郎でしょう? (安土桃山時代を代表する陶芸家で 楽焼きの創始者) |
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利休の創意で、 長次郎に作らせたと図録にあります。 |
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銘が、「おとごぜ」! |
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「おとごぜ」、いいわあ~。 |
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‥‥すごい盛り上がり。 |
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すごいです‥‥。 |
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やえちゃんとシノダさんは 好きだからよく知ってるけど、 茶碗なんかは地味でもありますからね。 ですからやっぱり、 音声ガイドと図録は必須だと思います。 |
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ですよね。解説してもらうと、 物語がいっしょに伝わってきて、 展示のリアリティがグンと増すんだよ。 |
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いいっ! おとごぜ、いいっ!! |
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おとごぜは、すごいっ! |
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‥‥この人たちが、すごいと思う。 |
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(つづきます) |
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2010-05-26-WED |
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