ほぼ日刊イトイ新聞 - しょうがのお勉強。


写真を見つつ、高知取材の報告会が続いています。
	朝早くから日曜市でお買いものをして「吉平商店」のしょうが湯を見学したわれわれは、車に乗って最後の取材先に向かいます。

	コイケちゃんの大胆な運転で。
	大胆すぎて、ちょっと道に迷いまして、たどりついたのが、こちらです。

	あー、「ぷー・タロ」。「ぷー・タロ」さんに行ったんだ。
	はい。ここまで、しょうがシロップの生産の現場にお邪魔してきたのですが、最後はカフェです。ログハウスの、こんなすてきなカフェ。

	目の前には豊かな水量の川が‥‥。きもちよかったー。

	洗われていますね、美女のこころが。
	さっそく店内にお邪魔しました。

	いいね、薪ストーブがある。
	ここは、くつを脱いで入るんですよ。なんだかすごく、リラックスしちゃいました。

	ランチタイムの前だったので、たまたまほかのお客様がいらっしゃらなかったんですが、こちらはとても繁盛しているお店なんです。
	そうなんだ。
	観光のお客様はもちろん。すごいなぁと思ったのは、地元、高知のかたがここを目指していらっしゃるんだそうです。
	へええ?。それはね、ほんとにいいお店なんですよ。
	ちなみに本棚には『ＬＩＦＥ』が。

	あー、うれしいですね。
	こういうかわいい雑貨コーナーもあって。

	そのなかに‥‥。

	そう、これ。ぼくが注文したのはこのシロップです。
	このシロップについて、お話をうかがおうと思ったのですが‥‥。
	とてもシャイなおふたりで‥‥。
	お母さんと娘さんが、親子ふたりでされているお店なんです。
	写真が‥‥ね。
	ちょっとお恥ずかしいようで。
	わかります、恥ずかしいですよね。
	すこし時間が経って、自然に撮れたこちらがお嬢さんです。

	さらにもうすこし時間が経って、お母さまもすこしずつ出てきてくださいました。

	写ってくださって、ありがとうございました。
	もともとは大阪にお住まいだったんですが、平成10年に旦那様のご実家がある、高知に越していらしたそうです。
	旦那様はログハウス関係のお仕事で、お母さまとお嬢さんが、このカフェをはじめられたわけです。

	で、地元の特産品でなにかオリジナルのものができないだろうか、と考え出されたのがこのジンジャーシロップです。

	ビンがおしゃれですよね。味はサラッとしてて、さわやか。
	ここまで見学してきたシロップとの大きな違いはトウガラシやレモングラスが加えられているということでした。
	あ、トウガラシも。
	はい。地産地消で、地元のトウガラシが。

	ほんとうはシロップをつくっているところを取材させていただきたかったんですが、「お見せするようなものは、なにも」と。
	「手作りでやっているだけなので　恥ずかしくてとても」と。

	なるほど。それは遠慮しないといけませんね。
	はい。ですので、もう取材もそこそこに、人気メニューのランチをいただくことにしました。
	薪ストーブの火をながめながら、待つことしばし。

	この女性は、窓のそとをながめながら。

	あ、息をのむね。これはまさに、息をのむ美しさだね。
	カラオケで流れる映像のようでもあります。
	そうだね（笑）。
	だから、もう、やめてくださいって（笑）。
	さあ、ランチがやってきました！

	おおー。
	別アングルからもう１枚！

	いやぁー、いいランチだっ！
	鳥のフライに、手作りパン、ホットジンジャードリンクもついていました。
	地元の人が行くっていうのは、わかるわ。
	こころのそこからあたたまっています。

	いいじゃなーい（笑）。
	食後にはジンジャーケーキをいただきましたー。

	そりゃあ、おいしいだろうさ。
	シロップづくりでしぼったあとのしょうがを、こういうケーキに入れているのだそうです。
	なるほど、ここではそういうふうに利用してるんだ。
	おいしそうに食べています。

	あー（笑）、すごいなぁ‥‥ 「くったくがない」っていうのはこういう人のことを言うんだろうね。
	えー（笑）。
	おいしい顔をもう１枚。

	わ（笑）、ほんとうに、くったくがない！（笑）あやちゃんは自分の名刺の肩書きに、「くったくがない」と書くといいですよ。
	ありがとうございます（笑）。
	そうこうしているうちにランチタイムになりまして、お客さんが続々と。とてもゆっくりお話をしている状況ではなくなってしまいました。
	お礼のご挨拶もちゃんとできないまま、おいとまさせていただきました。
	「ぷー・タロ」さん、その節はありがとうございました！

	おなかはいっぱい。

	車のトランクは、おみやげでいっぱい。

	という旅でございましたー。
（高知編、もう１回つづきま～す）