あけましておめでとうございます。
平成最後の元旦に
平成最後の年賀状をお披露目できる喜びとともに、
今年も昨年の同姓同名収集活動を振り返ります。
一昨年は第3回目となる
田中宏和運動全国大会2017の大騒動がありました。
結果、北は北海道から南は鹿児島から
87人の田中宏和さんが集まり、
想像以上に新聞、テレビ、ネットで
面白がって取り上げてもらったおかげで、
「田中宏和」という名前が一瞬だけ世の中にあふれました。
意図したことではなかったので、
自分ごとでありながら他人ごとのような気がしました。
「田中宏和」という名は自分だけのものではないですから
当然ですね。
昨年はおかげさまで平熱の田中宏和運動に戻りました。
去年ご新規にお会いした田中宏和さんは、
お一人のみの140人目の田中宏和さん。
愛知県尾張旭市在住で、
6月に東京に出張に来る用事があるので、
お会いできたらという連絡を受けました。
ちょうど埼玉のFM局のラジオアプリ番組で
3か月間メインパーソナリティをしませんかという
依頼をいただいたので、
「来た球は打つ」主義者として
お引き受けしたばかりだったので、
愛知県から東京に来られるタイミングに番組収録とし、
スタジオで初対面の様子を放送してみました。

キャプション田中宏和運動のご対面の儀式、
はじめて会った田中宏和さんに
今後の呼び名を決めることをしないと、
誰が誰かわからなくなってしまうから
対策を行いまして、
140人目の田中宏和さんは
「警備の田中宏和さん」となりました。
また「ほぼ日」の企画で
一緒に気仙沼の日本酒メーカー角星の
ブランドリニューアルに一緒に関わった、
デザインユニット・キギの植原亮輔さんから、
「うちのギャラリーの展覧会に出品しませんか」
というお誘いを受け、
場違いではなかろうかとためらいつつも、
やはり「来た球は打つ」主義を貫き、
著名なアーチストに混じり
『光画展 RGB exhibition』に参加しました。
作品のタイトルは、『3人のタナカヒロカズ』でした。

14年ぶりに3人で会った、渋谷の田中宏和さん、
作曲の田中宏和さん、そしてわたくしの田中宏和の合作です。
コンセプトは、
「3人のタナカヒロカズが立っている。
異なる光彩を帯び、異なるタイミングで明滅する。
自分の他人が自分であって自分でない。
他人が自分であって自分は他人でない。
タナカヒロカズは時にシンクロする。
同一性と偶然性をめぐって。」
出来上がった作品はこちら。

ほんとうは動画を張りつけたほうが
よかったのかもしれませんが、
3人の田中宏和が書いた文字が
バラバラのタイミングで明滅するというもの。
キギのもう一人、渡邊良重さんから
「案外いいかも!」と言っていただけて、
ほっと胸をなでおろした次第。
こうなったら田中宏和運動を
モダンアート活動へと展開してみようという野心を育てております。
さりげなく「タナカヒロカズ」とカタカナにしているのは、
漢字の「田中宏和」よりも画材との
相性が良かったこともあるのですが、
実は田中宏和運動として、マイナーチェンジをしました。
直近の目標に置いているギネス世界記録の同姓同名の集いは、
現在アメリカのマーサ・スチュワートが164人の記録保持者で、
一昨年のギネスワールドレコーズ本部とのやり取りで、
名前の表記は問わない、音だとわかったため、
タナカヒロカズ運動に拡大しようというものです。
先の3人の田中宏和が集ったのは、
昨年の10月から
東京の渋谷区のコミュニティFM「渋谷のラジオ」から
「渋谷の田中宏和」という
レギュラー番組をはじめませんかと
お声がけいただいたからです。
「毎週平日の昼間に生放送!?」と思ったものの、
当方に吹く働き方改革の追い風に乗り、
「来た球は打つ」イムズの貫徹だと
気軽に引き受けてしまいました。
そんなことで今年の年賀状はこんなことになりました。

今年も会社の同期の植村倫明クリエーティブディレクターが、
デザインを担当してくれました。
渋谷のラジオの番組「渋谷の田中宏和」では、
毎回一人は田中宏和さんが出演することを縛りにして、
田中宏和さん以外のゲストも
この田中宏和ワールドにお呼びすることにしています。
先日はエッセイストの酒井順子さんが、
ニューヨーク在住のジャズミュージシャンの酒井順子さんとが
初めて生で会話するという、
同姓同名の出会いのお膳立てをしました。
こんな同姓同名仲介業のようなことも
お引き受けしたいと思っています。
今年の抱負は「タナカヒロカズさん」に会うことです。
独自運営サイトも「田中宏和運動」
「一般社団法人田中宏和の会」に加え、
地味に「タナカヒロカズ.com」を立ち上げました。
田中宏和さんのみならず、田中浩和さん、田仲博一さん、
太中絋一さん、多名賀弘和さん、他中博和さん、
多仲弘和さんなどなどなどの
「タナカヒロカズさん」とお会いしたいものです。
自薦他薦をお待ちしております!
そして、タナカヒロカズさん以外の皆様にとっても、
楽しい2019年になりますように。