
- ふだんから、七海ちゃんの写真は
たくさん撮っているんですか?

- はい、たくさん撮っていると思います。

- ドコノコ以外のSNSでも、
写真を投稿することはありますか?

- インスタグラムとか、
他のSNSもよく使っていますね。
そこでも七海の写真を投稿しますけど、
もしかしたらフォロワーのなかに
犬が苦手な方がいらっしゃるかもしれないので、
枚数をちょっと控えめにしています。

- たしかに、そのSNSを使っている人みんなが、
犬のことを好きなわけではないですもんね。

- そうですね。
ただ、ドコノコを使っている人の多くは、
きっと犬のことが好きだと思うんです。
だから、気兼ねなく、
七海の写真を投稿できます。

- 気楽ですよね。
わたしもドコノコには、
自分んちの猫の写真をいっぱい投稿しちゃいます。

- 投稿するだけじゃなくて、
写真を見るのも好きですよ。
「ひろば」のページで、ざーっと、
たくさんの写真を一気に見てます。
「ひろば」について
ユーザーが投稿した写真が、
どんどん並ぶページです。

- みんながどんどん投稿して
すぐに更新されるから、見飽きないですよね。

- はい。あと、ひろばのページを見つつ、
「すてきだな」と思った犬や猫の
「ブック」をフォローしています。
「ブック」について
犬や猫の写真に、コメントをつけて投稿できる
アルバムのようなものです。
いっしょに暮らしている
犬や猫の写真を投稿する「どうぶつブック」と、
見かけた犬や猫の写真を投稿する
「自由帳」の2つがあります。

- どういったブックを見ることが多いですか?

- 景色の中に犬や猫が溶け込んでいる写真が好きなので、
asamiさんの「ギリシャの犬」や、
akemiさんの「おじゃまします。」を
いつも楽しみに拝見しています。
それと、「あの子どうしてるかな」って
気になるコがたくさんいるので、
「#ミグノン卒」のタグが
ついている写真もよく見ますね。
「タグ」について
写真を分類するために
各ユーザーがコメントに加える
キーワードのようなものです。
同じ「#◯◯」付きの写真は、
検索画面などで一覧で見ることができます。
▲ ギリシャの風景の中にいる犬が
いつもうらやましいです。
(ほぼ日乗組員・フジタのブックです)

- ドコノコで、ミグノン卒のコが
たくさん見れてうれしいですね。
▲ あの子だ! あの子かな?
卒業生はみんな顔つきが変わります。

- そうですね。
コメント欄で会話したりもして、たのしいです。
あ、コメントといえば、先日、
糸井さんからもコメントをいただきました。
うれしかったのですが、
とっさになんとお返事していいのか
分からなくて(苦笑)。

- ええと、この投稿ですね。
「秘密の多い犬になれ」とコメントをしてますね(笑)。
▲ 秘密の多い犬‥‥になる?

- それです、それです。
さすが糸井さん、さらりと深い言葉を(笑)。

- いえいえ、なんだかすいません(笑)。

- でも、こうやって他のユーザーさんとやりとりしたり、
たくさんの写真を見たりしていると、
犬や猫と、そのご家族に会いたくなります。

- そうですよね。
毎日ドコノコで同じコを見ていると、
他人の家のコなのに、ファンのようになりますよね。

- はい。しかも、そのコには
どういう家族がいるんだろうとか、
どういう環境で育っているのかなとか、
考えちゃいますよね。

- ええ。

- 今、「エリア」のページを見ると、
わたしの住んでいるところの近くにも、
わんちゃんを登録している方が
いらっしゃるようなんです。
毎日見ているので、気になっちゃいます。
「エリア」について
自分の現在地の近くの避難所に
登録されている犬や猫と、
自分の現在地の近くで
投稿された写真が出てくるページです。
迷子のコがいるときは、その情報も出てきます。

- 散歩中に、そのコに偶然出会うなんてことも
あるかもしれませんね。

- そう思うと、たのしみです。

- 反対に、エリアを登録していることについて、
心配していることというか、
気になることはありませんか?

- うーん、七海や、私の撮った写真も、
他のユーザーさんのエリアのページに
表示されていると思うんですけど。

- はい。

- 具体的に、どういう方のページに
表示されているんですか?

- 七海ちゃんを登録している避難所の
近くにいるユーザーさんや、
写真を撮った地点の近くにいるユーザーさんの、
エリアのページに表示されます。

- ということは、
私と七海がどこに住んでいるかということは、
七海を登録している避難所の近くのエリアで、
ドコノコを開かないとわからないわけですね。

- はい。くわえて、Kiyomiさんに
登録していただいているのは避難所だけで、
自宅は登録していただいてませんよね。

- そうですね。

- ですから、どんなに特定しようとしても、
だいたいこの避難所の近くに住んでいる、
というところまでしか分からないようになっています。

- よかったです。
そうやってドコノコに
避難所や位置情報を登録することで、
ドコノコが、犬や猫の迷子の張り紙の
電子版のようなものにもなるんですよね?

- そうですね。

- ちょうど最近、お散歩に行ったときに、
迷い猫の張り紙を見つけたんです。

- たとえば、その迷い猫がドコノコに登録されていれば、
ご家族の方は、張り紙を貼らなくても、
近くのエリアのユーザーさんに迷子の情報を
お知らせすることができます。

- それじゃあドコノコは、
犬や猫たちを地域で見守るアプリなんですね。
ふだんは、お互いのコのことを
お互いに気にかけることができて、
迷い猫がいるときは、みんなで探すこともできますから。

- そう思っていただけると、うれしいです。
今日はお話を聞かせていただき、
ありがとうございました。
これからも七海ちゃんの写真、たのしみにしています。

- こちらこそ、ありがとうございました。
(おわりです)
2016-06-08 WED




