糸井重里
・あんまり深入りはしてないんだけど、たのしんでます。
毎日毎日、考えているのは「AIとちいかわ」のことばかり。
それほど熱狂的になってるわけじゃないけど、やってます。
一昨日から、「ちいりん(ちいかわ臨書)」を始めました。
ほら、よくありそうな「ちいさくてかわいい」ものが、
「ちいかわ」だと思われていたでしょう?
ま、ぼくもそう思ってたんだけど、大まちがいでしたよ。
だいたい、そのよくあるような「ちいかわ」の絵を、
「ママ、描いてみて」とか頼まれたら、描けますか?
似たようなものは描けますよ、でも、たぶん描けてない。
似ても似つかぬ「ちいかわいくない」ができあがります。
つまり、作者のナガノ先生が描く「ちいかわ」の表現は、
すっごく難しいというか、熟達の「名筆」なのです。
ぼくも、おそらくそうだろうなと想像しながら、
元の絵を見ながらまねして描いてみたんですが、
ほんとにまったく描けやしない、かっこよくないんです。
そこで、家の上司が書道でやっているように、
お手本の名筆を「臨書」しようという発想になりまして。
そこにある「ちいかわ」たちの絵が描かれるためには、
その線が生み出されるための、筆を用いた
「行為(アクション)」がそこにあったわけです。
「臨書」するというのは、結果としての書をよく見て、
かつてあった「行為」を、わたくしが再現することです。
書を写すというのは、行為を再現することなのです。
などとややこしいことを思いながら、
ぼくは「ちいかわ」の登場人物たちの絵を描いています。
特にむつかしいのは、輪郭と、目だねーー。
どんな目なのかは、わかるんだけど、描けないのです。
位置、大きさ、線の太さ、目の円の傾き、名人の手技です。
しかし、学ぶとは真似ぶであります。
毎日、写経のように臨書を続けていけば、きっと、
「ちいかわ自由自在」の境地に辿り着くと信じています。
おすすめします、日日の「ちいりん(ちいかわ臨書)」。
◆それでは、この問い。no.017「おしゃれですか?」
答えにくいかな、それでも考えてみましょうか。
よろしければ、メールに書いて送ってくださいな。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「ちいかわ臨書」は、材料費も時間もほとんどいらないよ。
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