糸井重里
・「衝動買い」ということばはあるけれど、
それの一種なのかもしれない。
ぼくは、わりと「衝動的にチケットを買う」人間だ。
もともと馴染みのなかった催し物でも、
これは見ておかなきゃと思ったら、行ってみたくなる。
いまのようにインターネットのない時代にも、
さまざまな公演(や試合)に立ち会っている。
「村田兆治川崎球場での引退試合」だとか、
「美空ひばり不死鳥コンサートの東京ドーム」だとか、
「箱根アフロディーテのピンク・フロイド」とか、
「王貞治選手756号本塁打の試合」だとか、
「RCサクセション日比谷野音デビュー」だとか、
かなり唐突に行きたくなってひとりで出かけたものだった。
なんというか、やっぱり野次馬根性というものなのだろう。
まだまだ、「あれ見た自慢」ならたくさんあるが、
年寄りの昔語りになってしまうので、もうやめておく。
しかし、この「見ておかなきゃ」な感覚は、
ネットでチケットを買えるようになったいまは、
もっと気軽になったので、健康に育ってきている。
前川清さんのチケットも、深夜にひとりで買って行った。
客席の人として発見され、20年ぶりに再会したのだった。
昨日の「石川さゆりプレ55周年記念コンサート」も、
そんなふうに夜中にポチッと買ったチケットだった。
石川さゆりさんは、どうやら矢野顕子さんと親しいようで、
アメリカでいっしょに野球観戦などしていたらしい。
ということと、清水ミチコさんのステージを、
たまたま隣りの席で観覧したことがあって、
挨拶をさせていただいたことはあった、それだけだ。
しかし、基本的にはカラオケのあの歌やこの歌の人である。
歌謡曲の「古典」を何曲も世に送り出している人である。
だが、思えば一度もライブの石川さゆりを知らないのは、
これはもったいないのではないかと思うに至ったのだ。
そして、思い立ったが吉日とばかりにこの日の予約をして、
それほど親しくもないY下さんとNHKホールに向かった。
(おおいに中略)いやぁ、歌、すごい、声、参りました。
夜中に静かにチケット買ったじぶんに、大感謝しました。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ライブの買い物は逃したらもうないからね。衝動、最高だよ。
毎日更新!
ただいま募集中!
ほぼ日のサービス
-
ほぼ日アプリ読みもの、お買いもの、イベントetc. 新着コンテンツが毎日届く、ほぼ日公式アプリ。 -
ほぼ日手帳アプリスマホを持ち歩くだけで、その日の記録が日記になる。ほぼ日手帳のデジタル版。 -
ほぼ日の學校アプリたくさんの人たちに出会い、いろんな話を聞くことができる「ほぼ日の學校」アプリ版。 -
ドコノコ写真で広がる犬猫なかま。犬と猫の写真を投稿して楽しむSNSアプリ。 -
ほぼ日曜日渋谷PARCOの8階にある、ほぼ日が運営するギャラリー・イベントスペース。 -
生活のたのしみ展お買いもの、おいしいもの、体験型企画が集まる、ほぼ日主催のリアルイベント。 -
TOBICHI東京ほぼ日が運営する店舗・ギャラリー・イベントスペース。 -
TOBICHI京都ほぼ日が運営する店舗・ギャラリー・イベントスペース。 -
ほぼ日通信WEEKLY限定記事の配信や、プレゼントの抽選もある、毎週水曜発行のメールマガジン。 -
ほぼの駅 AKAGI群馬県赤城山の山頂エリア、鳥居峠にある、ほぼ日の施設。