「大の月・小の月は 拳で覚える?!」
今年もあと残り少し。 1ヶ月半ちょっとで 2025年になっちゃうね?! さて、今月11月は30日までしかない月。 「小の月」。 反対に31日まである月は「大の月」って 呼んだりするよね。
ボクの兄弟7歳のプチモンスター。 フランスの小学校で 「月や曜日や日にちの言い方」 「今日、明日、あさって‥‥etc」 「1日の時間の流れ」 など日付や月や曜日やカレンダーなど 『時』に関するものを学んでいるところだよ。
▲月、時間、曜日など様々な言い方や順番を学んでいる フランスの小学校2年生の授業のノート。
そしてそこで登場するのが 前述の「大の月」「小の月」、 何月は何日まであるというのを覚えるものです。
一緒に宿題を見ながら 「ニシムクサムライだからね。 31日ない月は。 ニシムクサムライだよ。 ニは2でしょ。シは4でしょ。 ムは6でしょ。むっつとかで使うでしょ。ム。 クは9でしょ。サムライは‥‥ なんかよくわからないけど11だからね!」
って日本方式で教えていたのですが、 「ニシムクサムライ」 じゃない日本語でない国は 一体どうしているんだろうか? と思い学校で使っているノートを広げてみたら。
なんとグーの形の手の拳で 覚える方式が書いてありました。
手をグーに向けて手の甲を自分に向けて 左側の小指の山になった高くなったところから 1月、2月‥‥と数えていき 山の高い頂上に当たる月は31日。 谷になっている月は「ニシムくサムライ」 に当たるそうじゃない月なんだって!
▲31日まである月、ない月、『大の月・小の月』の覚え方は まさかのグーの拳の山谷でという方法でした! 左から1月、2月‥‥と数えていき山の月は31日。 谷の月はそうでない月という覚え方。
と フランス語で語呂合わせも難しいし、 どうやって覚えるのだろうと思ったら、 まさかのグーの山での覚え方でした。
きっとこれも世界で色々な 覚え方があるのだろうなあ‥‥と 新しい発見にワクワク。
ちなみに、なんとなく 「サムライは11月」 と思っていたものですが、 十一月の十と一を合わせると 『士』という漢字になるので 11月をサムライというのですね。 ということを今になって知りました‥‥汗
▲が家のプチモンスターには「ニシムクサムライ」とフランスグー方式と両方で覚えてもらって。 忘れてもどちらかで思い出せるようにしてもらいましょう♪
フランスは昨日の月曜日は 第一次大戦休戦記念日の祝日で 3連休だったよ。 再び今日から1週間のはじまり。 みなさんも素敵な1週間をお過ごしください!
▲ボクのさんぽみち。秋色いっぱいだよ。
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2024-11-12-TUE