バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


4 9 4

「2代目バブー
登場?!」

 
     
バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
4 9 4
「2代目バブー登場?!」

バブー

いよいよ2021年も年末に突入。
あと数日で新しい年を迎えるね。
今年も皆さんにお世話になりました。

さて、今日はボクの弟分と言えばいいのか?!
バブー家にやってきた、
2代目バブーをご紹介するよ♪


▲人間がどんなに美味しいものを食べていてもじっと下でガマンしてたバブー。
17年ぶりに子犬のしつけがやってきて、
一体どうやってこんないい子に育てたのだっけ?!といろいろ思い出しています。

とのまりこ
先日お知らせした通り、
私がパリ生活2年目からず〜っと一緒に
過ごしてきたバブーは、
17才と1ヶ月で星になりました。

日本とフランスを20回以上往復し、
どこでも一緒で何もかもを一緒にやって
一緒にパリで成長してきたバブーとは
ステキな思い出ばかりで感謝しかないのですが、
常にフワフワ柔らかい存在があったのが
いなくなってしまったのはやっぱり
心にポッカリと穴が‥‥。

そんな私たちでしたが
17年前にバブーを迎えた同じお店で
2代目バブーとの出会いがあり
新しい家族に迎えることに。


▲とにかくどこに行くのも一緒で、
いつも子供たちに可愛がられていた(もみくちゃにされていた?!)バブー。
誰に何をされても平気な良い子に♪
2代目もこんな風にいい子になるかな?!

バブー
誕生日はボクと2日違い。
飼い主まりこちゃんがお店に迎えに行ったのは
17年前にボクが迎えにきてもらったのと
1日違い。


▲17年で、一緒に過ごしていた子供たちもすっかりみんな
大きく成長してしまったけれど(この子たちなんてもう成人!)。
2代目バブーもこんな風にみんなに愛される家族になるといいな♪

とのまりこ
日本とフランスを頻繁に往復するから、
機内に一緒に乗り込めるサイズだったら
どんな犬種でもいいかなと見に行ったけれど、
やっぱり同じのに吸い寄せられてしまいました。

というわけで、犬種も結局同じ。
17年前よりちょっと歳をとった
お店のムッシューとマダムから受け取り。
(私もずいぶん歳をとったけど!)
17年前はまだ小さな子供だった
オーナー夫妻の娘さんから色々説明を受けて。
2代目バブーがやってきました。


▲こちら2代目バブー。
4歳の息子、プチモンスターは弟ができたみたいでとても嬉しそう。
でもおもちゃの取り合いで本気で喧嘩をして泣かされたりしています‥‥。

バブー
名前は、ボクの名前「バブー」を
そのまま引き継いでもらうことに。
ボクは1代目バブー。
そして新しい家族は2代目バブー。

ボクの家の4歳のプチモンスター君。
星になったボクが、空の上で点滴を受けて、
病気を治してもらって、神様と約束していた通りに
地上に戻してもらったって思っているからね♪
「バブーが星から戻ってきた!!」
って喜んでいるんだ。
だからボクの名前を
そのまま引き継いでもらうよ♪

とのまりこ
ちなみに、以前のこのコラムでも書いたように、
フランスでは何年生まれかで、
イヌとネコの名前の頭文字が決まります。
1代目バブーは「V」の年だったから
「Vicomte」(ヴィコント)と名前がつけられていたように、
2代目バブーは今年「S」の年なので
「Soledad」(ソルダ)と名前がついていました。
でもこれは書類上。
実際に個人的にその後どう呼ぶかはもちろん自由。
我が家にやってきた2代目「バブー」、
星になった1代目「バブー」ともども、
2022年もよろしくお願いします♪


▲我が家にやってきた2代目バブー。
星になった1代目ともども、2022年もどうぞよろしくお願いします!

バブー
2021年は、日本には帰れず終わった
世界の国と国の距離を感じる
特別な年だったけど、来年はまた前のように
フランスと日本が近くの国になること
心から願っているよ。
パリのドコノコ大会もまたできたらいいなあ‥‥。
みなさん、ステキな年末年始を過ごしてね♪

 

*とのまりこさんの新刊が出版されました*


「シンプルシックで心地よい暮らし
パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」
出版社 : 世界文化社
発売日 : 2021/5/29

 

 

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

 

2021-12-28-TUE

まえへ
トップへ
つぎへ
illustration:Jérôme Cointre