フランスの学校、長い長い夏休みに突入。
バカンスまっただ中のフランスから。
お休み前のゆる〜い学校のお話♪

フランスの学校、
いや、学校だけではなく、
フランスの生活のありとあらゆる面で、
「てきと〜」で「ゆる〜い」側面ばかりなのは、
きっと「パリこれ！」を読んで下さっている方、
もうかなり分かってきたのではないかと
思いますが・・・。

バカンス突入前のフランスの学校は。
その「ゆるさ」「てきとうさ」が倍増します♪

バカンス前になったら、
みんな気分が浮わついて、考えるのは
休みのことばかり。

こども達はもちろんだけど、先生もね！

みんな２週間、３週間という単位で（うらやまし！）
どこかに出かけるわけだから、
もう楽しみでしょうがない♪

ビーチで昼寝をすること。
毎日バーベキューしながらダラダラすること。
大自然の中をサイクリングすること。
バカンスで心は浮わつく♪
だから授業に身は入らない。
（こどもも先生もね！）

ちょっと早めにバカンスに出発しちゃう
家族もいたりして、バカンス前のクラスは
ちらほらお休みの子が多かったり。

そんなわけなので、休みに入る
１週間くらい前は、
もう半分バカンスになったようなもの。

そしてなんと、先生からは
「最後の方は別に来ても来なくても
　どっちでもいいわよ〜。」
という発言が飛び出すことも多いという
驚きのおフランス！

気分はバカンスだし。
お休みしちゃう子もいるし。
私もラクチンだし。
っていう考えなのかしら？！　先生！

こうして、なんとな〜く学校が終わり、
なんとな〜く学校がはじまり、
（始業式も終業式もないですから）
６週間行けば２週間のお休みが挟まり、
夏になれば２ヶ月のお休みがあり。
（こどもの学校によっては、２ヶ月半！）

よっ！　適当大王国おフランス♪

そんなのでお勉強の方は大丈夫なのかしらね。
なんて心配してしまうのは、
なんとな〜く学校が終わらない、
なんとな〜く学校がはじまらない、
先生がてきと〜にバカンス気分になっちゃう
なんてことがありえない、
日本で教育を受けた私たちだけらしい？！

「バカンスのために働く」国なんですもの。
バカンス命で何がわるい！

あっ、でもね、
ちびっ子達の名誉のために言っておくけど。
この写真に写っている１年生も、
担任の先生も、楽しそうに一生懸命
お勉強していたよ♪

ボクもなんとな〜く
バカンスに突入し〜よおっと♪