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つきのみせ。×watanomama 2023 つきのみせ。×watanomama 2023

こんなに、ストレスフリーな洋服があるなんて!
おどろくほど軽くてやわらかく、
ふわふわな肌触りでやさしく体をつつんでくれる
「watanomama」のカットソー。
つきのみせチームもみんなで愛用していて、
「毎日着たいからクローゼットにかごを置いて
すぐ取り出せるようにしてる」
というメンバーもいるほど。
ことしは、その心地よさを
ぞんぶんに感じていただけるようなアイテムを
あたらしく3つ、つくりました。
モデルの菊池亜希子さんに体験していただいたお話と、
アイテムについての詳しいご紹介、
ぜひお読みくださいね。
watanomamaを1年間愛用してみて
わかったことは、
「この生地に全身つつまれたい」という想い。
ふんわりやさしくつつまれながら、
ゴロゴロしたり寝転んだりできたら
それって至福の時間では‥‥?
今年は「リラックス」をテーマに、
愛用するメンバーであたらしい
アイテムをつくりました。

watanomamaは、
チーム人気が絶大ですよね。

私は、自宅で着るものは、
ほぼすべてwatanomamaです。
つきのみせとのコラボアイテム以外に
watanomamaの本家サイトでも購入していて、
TシャツもロンTもパンツも持っているので、
一年中着ています。
最近は寝るときも着たくて、
パジャマを買いました。

ぬいさんは、ずっとアパレルで仕事をされていて、
生地にはひと一倍くわしいイメージなので、
そんな人が夢中になるって、すごいですね。

「早く着替えたいな」って
思いながら、急いで帰ってます(笑)。

そこまで夢中になるのはどうして?

着るたびに、気持ちよさを実感するんです。
こんな素材って、ほかにないと思っていて、
いつまでたっても感激します。

私も、着るたびに「気持ちいいな」って思います。
お部屋でゴロゴロしたり
ベッドで寝たり
旅先に持っていったり、
どんな季節でもずっと気持ちいい。
生地に空気をふくんでいるんだよね?

そうです。

その、空気をふくんでいる感じが、
着てみるとよくわかるの。
肌に触れると、ふわーっとなって、
watanomamaで寝ると、
いい夢が見られそう!

荷物を軽くしたいタイプにピッタリ。

あと、つきのみせ×watanomamaのアイテムは、
形がきれいで、おしゃれに着られるのがうれしい。

外でも着られますよね。
私は、ノースリーブとパンツのセットアップは
旅行のマストアイテムです。

4歳の子どもと2ヶ月に1回くらい、
リュックを1つ背負ってふたり旅に出るんですけど、
なるべく身軽で出かけたいじゃないですか。
だけど、宿のパジャマを着たくない、
というわがままがありまして(笑)。
セットアップは寝間着にもなるし、
朝起きてそのまま朝食会場に行っても様になるし、
小さくたためて軽いので、
必ず持っていっています。

最近、私とたなさんはキャンプに行くんですね。

「Why Camp?」の担当ですもんね。

家族以外の人と泊まるときの寝巻きとして、
最適だなって思います。
きれいめだけど楽ちんだから、
寝る前にちょっとおしゃべりする時間も
この格好なら気にならないし、
そのままバタンと寝られる。

あと、私も荷物を軽くしたいタイプだから、
いつもキャンプに行くときは
持っていくモノの重さを測っているんです。

ええー、それはすごい。

パンツ一つでも、軽いものを選びたいんです。
それで、他ブランドのレギンスと
watanomamaのパンツを比べたんですね。
レギンスは薄いから軽いだろうと思ったんだけど、
比べたらパンツのほうが軽かったの。

そうなんですか!

たしかに、上下合わせても
500mlペットボトルより軽い、
というのがうたい文句だもんね。

わりと生地もしっかりしてるから
そうは見えないんだけど、重さを測ると軽かった。

ふしぎですよね。
軽いけど、決してペラペラな生地じゃないから、
ふわっと身体をつつんでくれる頼もしさもあって。

そうそう。
チームのみんながいろいろな場面で
愛用しているので、
またつくりたいと思っていました。
話し合っていたときにでたアイデアが
「リラックス」や「気持ちよさ」に
フォーカスをあてたアイテムをつくろう、ということ。

watanomamaの気持ちよさを
最大限感じられるデザインで、
寝たりゴロゴロしたり
リラックスタイムに最適なアイテムを
つくりたいと思いました。
watanomamaにつつまれる、
そんなイメージです。

部屋着でもだらしなく見えたくない。

あたらしくつくった形は、
ロンTとタートルネックの2種類。

ロンTは試作品でいただいたものが
「これはいい!」となったんですよね。

そうなんですよ。
前回はリラックスタイムからヨガやストレッチといった
身体を動かすシーンでも使ってもらったり、
ドレッシーなワンピースときれいに着てもらったり、
わりとシチュエーションが広かったんですね。

でも、1年間着続けた結果思ったのは、
この気持ちよさは
リラックスタイムにぴったりだということ。
シンプルなロンTは寝巻きにも部屋着にも
とても使いやすくて、
私は洗濯を終えたハンガーから
そのままとって着ていたくらい大好きです。

実際に着てみると‥‥
オーバーサイズではなくて
わりとフィット感がありますね。

最初はオーバーサイズも作ってみたんですよ。
でも、この生地の気持ちよさを感じられるのは、
肌に触れるくらいのサイズ感だと思ったので
ジャストサイズにしました。
その代わり、MとLの2サイズ展開にしています。

「watanomamaにつつまれたい」
という願望がいちばん強かったので、
その気持ちよさを実感できるサイズ感です。

あと、袖丈が長めなんですね。
手首のところでくしゅくしゅっとなる。

贅沢に生地を使わせてもらって、
手首まで包まれるようにしました。
でも、首元は上品なボートネックで
スッキリ見えると思います。

かたちをつくるときは、
どんなことを一番話したんですか?

つきのみせらしい上品さ、きれいさ、
みたいなことを話しながらかたちを決めました。
部屋着でもだらしなく見えるのはイヤだから、
なるべく素敵な印象になるように。

肩の位置も、何度も調整してもらいました。
バランスがむずかしくて、
どうしてもロンTはカジュアルになってしまうんです。
つきのみせらしくきれいめで、
女性らしいシルエットになるバランスにしたくて、
通常よりすこし肩位置を落として、
首肩まわりはスッキリ、華奢な感じにしました。

前後差のある丈感も、
ふんわり風に揺れるととってもきれいだよね。
あんまり長いと動きにくいので、
おしりが隠れるくらいの長さにしました。

テーパードパンツにインしたら、
あたたかそうですね。

そうですね。
同色のパンツを合わせてもいいし、
違う配色でもかわいいと思う。

もうひとつ、新作がタートルネックです。

首からすっぽり、
watanomamaにつつまれますね。

そう、それを目指したんです!
菊池さんもインタビューで話されていたけれど、
年齢を重ねていくごとに、
肌にあたるものの素材を
考えるようになったんです。

それで、watanomamaに
肌を守ってもらいたいと思ってつくりました。
これもフィット感があるので、
一枚でもいいけれどインナーとしても
着てもらいたい。
この素材をニットの下に着たら、
ぜったい気持ちいいだろうと思ったんです。

チクチクしますもんね、
ウールとか古着のニットだと、とくに。

ローゲージのタートルニットの下に着て、
「タートル・イン・タートル」もおすすめ。
首がかゆくなるのを、守ってくれます。

ピタッと首にフィットするというより、
ほどよいサイズ感になっています。
できるだけ縫い目が肌に触れないように、
生地を内側に折り返して、
端っこだけ縫いました。

これも、袖丈が長めなんですね。

ニットの中からチラ見えするのが
かわいいかなと思って。
手首もあったかいですよ。

私は、冬場に首を出していると風邪をひきやすいから、
ほぼ毎日タートルを着ているんですね。
セーターだとチクチクするから、
こういうコットン素材のタートルが大活躍。
丸首のセーターのなかに着たり、
ノーカラーのコートに合わせてもかわいいかも。

たしかに、ノーカラーコートに
合わせるのいいですね!
暖冬がつづいているから、
マフラーをするほどでもない日にぴったり。
1枚で着てもらってもいいし、
部屋着でもいいと思います。

生地がしっかりしているから、
1枚で着て、ボトムスインしてもよさそうですね。
テーパードパンツは前回と同じ型で、
ウエストにタックが入っている
ダボつかないシルエット。

昨年リリースしたパンツが好評だったので、
ことしは色違いをつくりました。

色味は、どうやって決めたんですか?

watanomamaはやわらかくてやさしい生地なので、
そういう感じがするきれいな色に決めました。
かつ、透けてみえない色。
去年は深い色が多かったんだけれど、
今年はすこし浅めの色にしました。

どんどん生地がやわらかくなってきた。

自分が買うなら、どの色にしますか?

▲左から桜鼠(さくらねず)、素色(しろいろ)、千種(ちぐさ)、灰青(はいあお)。

ええ‥‥
(しばらく沈黙)

去年買った「桔梗」がお気に入りで、
もう一着追加するなら濃い色かなあ。
でも、上下別で買うかもしれないです。
ロンTは「桜鼠」で、テーパードパンツは「灰青」とか。

私も、「桜鼠」が好きなんですよ。
ピンクって色を出すのが難しい。
すごく発色がよかったり、可愛くなりすぎたり。
でも、ペールトーンすぎず、
浅いのに渋いピンク色はあまり見たことがなくて、
こういう大人も着られるピンク色なら、
私も挑戦してみたいなって思います。

グレーがかっているから、
大人が似合うピンク色だよね。

私はぜったい、
「素色」のタートルネックを買います。

もう、決めているんですね。

ニットや冬服ってどうしても暗い色が
多くなるじゃないですか。
そういうときに、こういう明るい色を重ねて、
首元や袖口からチラッと見えているのが
想像するだけでかわいいですよね。
ベーシックカラーなので、
色合わせを考えなくてもいいし。

透け具合はどうですか?
白っぽいトップスって、それがどうしても気になって。

まったく透けないわけではないけれど、
真っ白というより黄みがかっているので
気にせず着られると思います。
気になる人はベージュのタンクトップを
合わせてもらえれば、大丈夫です。

今シーズンから加わった
なっちゃんはどうですか?

今の話を聞いていて、
かんぜんに「素色」派になりました。

(笑)。

ふだん、黒壇をセットアップで着ていて、
そのスタイリングが気に入っているので
また、セットアップで買いたいです。
「素色」はトップスだけなので単体で購入して、
「千種」を上下で買おうかと思っています。

なんか、いろいろ考えてたら、
色違いの組み合わせも欲しくなってきた。
「千種」と「灰青」もかわいいし‥‥

くすみカラーって合わせやすいですよね。
私は手持ちの服が柄物か古着ばかりなので、
相性がいいんです。
花柄のスカートにロンTもかわいいし、
総柄ワンピースにテーパードパンツを
スパッツみたいに重ねてもいい。
くすんでいるので、古着の感じとよく合います。

重宝するよね。
私は、もう着すぎているので、
どんどん生地がやわらかくなって、
肌ざわりはしっとり馴染みがいいです。

伊藤まさこさんがweeksdaysで、
器について、
「使うたびに“いいな”と思っている」と
書いていたんですけど、
私にとってwatanomamaがまさにそうだなって。

別の服がストレスかと言われると
そうではないんだけれど、
“より”いいんですよね。
もう、毎日着ているから、
クローゼットにかごを置いて
すぐ取り出せるようにしているくらい愛用してます。
ぜひ一度着てもらいたいです。

(おわります)

つきのみせ。× watanomama
10.4(WED)ON SALE
タートルネック
¥11,000(税込み)
ボートネックロングプルオーバー
¥13,200(税込み)
テーパードパンツ
¥16,500(税込み)