2026年の「海大臣」。
ああ、よかった!
今年の「海大臣」の選考会で
ひととおり試食を終えた参加メンバーの
ほっとした顔といったら。
今年の「海大臣」の選考会で
ひととおり試食を終えた参加メンバーの
ほっとした顔といったら。

そもそも、試食会を始めるにあたって、
林屋海苔店の相沢さんが
「採れたんです! ほんとうに、採れたんです」と、
満面の笑みでおっしゃったときから、
今年の海大臣は期待ができるぞ!
と思っていたのですけれど、
それは、ほんとうに、ほんとうでした。
(ああ、よかった!)
林屋海苔店の相沢さんが
「採れたんです! ほんとうに、採れたんです」と、
満面の笑みでおっしゃったときから、
今年の海大臣は期待ができるぞ!
と思っていたのですけれど、
それは、ほんとうに、ほんとうでした。
(ああ、よかった!)

有明海の海苔、今年は豊作です。
毎年、ほぼ日の「海大臣」を
たのしみにしてくださっているかたは
ご存知のことと思いますが、
ここ数年、有明海の海苔をめぐる状況は
けして明るいものではありませんでした。
かつて生産量日本一をほこった有明海の海苔は、
収穫量で兵庫県に一位の座を明け渡したまま、
取引価格が高騰。
5年前の倍以上になっています。
そもそも、日本の海苔は、
2002年に100億枚採れたときと比べると、
量的にうんと少なくなっています。
通常の海苔は、
晩秋から育てて年末に収穫をする「秋芽」が、
香りのよい縁起ものとされてきました。
緑茶でいう「新茶」のようなものなんですね。
そしていっしょに育てた良い苗を、網ごと冷凍し、
年末の大潮の日、よく冷えた海で育て始め、
年が明けてから
じゅうぶんに育ってから収穫を始めます。
この「冷凍網」の海苔は安定しておいしく、
量も豊富に採れるので、海大臣も長いこと、
「冷凍網の一番摘み」を採用してきました。
とくに良い年は、二番、三番と、
長くおいしい海苔が採れました。
けれども、ここ数年、
その状況に変化があらわれました。
秋芽のはじまりの時期に美味しい海苔が採れ、
逆に冷凍網はいまひとつ、ということが続いたのです。
「海大臣」も秋芽を採用することが増えました。
3年続いた不作の中で、
海に網を張るタイミングについては、
有明海各地の漁協、そして生産者のみなさんの間で
ずいぶん議論が交わされたそうです。
海苔は、冬、海水温が下がってからが
生育に適した環境となるのですけれど、
そもそも温暖化で海水温が下がり切らないなか、
ある年は「遅らせてみよう」、
またある年は「もっと早いほうがいいんじゃないか」
と試行錯誤をしたものの、
おいしい海苔は、思うようには育ちませんでした。
たのしみにしてくださっているかたは
ご存知のことと思いますが、
ここ数年、有明海の海苔をめぐる状況は
けして明るいものではありませんでした。
かつて生産量日本一をほこった有明海の海苔は、
収穫量で兵庫県に一位の座を明け渡したまま、
取引価格が高騰。
5年前の倍以上になっています。
そもそも、日本の海苔は、
2002年に100億枚採れたときと比べると、
量的にうんと少なくなっています。
通常の海苔は、
晩秋から育てて年末に収穫をする「秋芽」が、
香りのよい縁起ものとされてきました。
緑茶でいう「新茶」のようなものなんですね。
そしていっしょに育てた良い苗を、網ごと冷凍し、
年末の大潮の日、よく冷えた海で育て始め、
年が明けてから
じゅうぶんに育ってから収穫を始めます。
この「冷凍網」の海苔は安定しておいしく、
量も豊富に採れるので、海大臣も長いこと、
「冷凍網の一番摘み」を採用してきました。
とくに良い年は、二番、三番と、
長くおいしい海苔が採れました。
けれども、ここ数年、
その状況に変化があらわれました。
秋芽のはじまりの時期に美味しい海苔が採れ、
逆に冷凍網はいまひとつ、ということが続いたのです。
「海大臣」も秋芽を採用することが増えました。
3年続いた不作の中で、
海に網を張るタイミングについては、
有明海各地の漁協、そして生産者のみなさんの間で
ずいぶん議論が交わされたそうです。
海苔は、冬、海水温が下がってからが
生育に適した環境となるのですけれど、
そもそも温暖化で海水温が下がり切らないなか、
ある年は「遅らせてみよう」、
またある年は「もっと早いほうがいいんじゃないか」
と試行錯誤をしたものの、
おいしい海苔は、思うようには育ちませんでした。

ひとつ前のシーズンで、
思い切って張り込みの時期を遅らせたのは熊本だけ。
佐賀と福岡はばらばらだったのですが、
ことしは漁協が足並みをそろえ、
「秋芽も、海が冷えるまで、うんと張り込みを遅らせる」
という判断をしたのでした。
これが功を奏しました。
今年の「海大臣」に採用した海苔は、
福岡、佐賀の漁協で入札を行なったもの。
ほとんどが秋芽の一番摘みです。
(ほか、秋芽の二番摘みがひとつ、
冷凍の一番摘みがふたつ採用されました。)
海にもエリアがあって、
それを「漁場」と呼ぶのですが、
栄養塩のぐあいや海水温が微妙に異なります。
ワインでいうと同じ村でも、日当たりや土壌によって
「こっちの畑が豊作」ということが起こります。
「海大臣」に選んだ海苔は、
よい漁場をもった生産者が、
ていねいに育てたものばかりです。
思い切って張り込みの時期を遅らせたのは熊本だけ。
佐賀と福岡はばらばらだったのですが、
ことしは漁協が足並みをそろえ、
「秋芽も、海が冷えるまで、うんと張り込みを遅らせる」
という判断をしたのでした。
これが功を奏しました。
今年の「海大臣」に採用した海苔は、
福岡、佐賀の漁協で入札を行なったもの。
ほとんどが秋芽の一番摘みです。
(ほか、秋芽の二番摘みがひとつ、
冷凍の一番摘みがふたつ採用されました。)
海にもエリアがあって、
それを「漁場」と呼ぶのですが、
栄養塩のぐあいや海水温が微妙に異なります。
ワインでいうと同じ村でも、日当たりや土壌によって
「こっちの畑が豊作」ということが起こります。
「海大臣」に選んだ海苔は、
よい漁場をもった生産者が、
ていねいに育てたものばかりです。
「まずは、そのまま食べてみてください」と
久しぶりに言える海苔です。
今季の「海大臣」は夏に5種、冬に4種。
それぞれフラッグシップともいえる
いかにも海大臣らしい味わいのものを中心に、
おだやかなもの、バランスのとれたもの、
軽めのものなど、いろんな味わいが揃います。
それぞれフラッグシップともいえる
いかにも海大臣らしい味わいのものを中心に、
おだやかなもの、バランスのとれたもの、
軽めのものなど、いろんな味わいが揃います。

かつての「とんでもなく美味しい海大臣」の時代は、
見た目に小穴がポツポツとあり、
触ると独特のデコボコ感がありましたが、
今年の海苔は、穴がめだたず、全体的にきれいです。
海苔は「ごはんのおとも」、あるいは
これまでに海大臣のコンテンツでも紹介してきたように
料理に食材として使うことが多いと思いますが、
今年の海大臣はおしょうゆなどつけず、
まずは、そのまま食べてみてください。
だいじょうぶ、そのままでおいしいんです。
(味付けですか? と言う人がいるくらいです。)
見た目に小穴がポツポツとあり、
触ると独特のデコボコ感がありましたが、
今年の海苔は、穴がめだたず、全体的にきれいです。
海苔は「ごはんのおとも」、あるいは
これまでに海大臣のコンテンツでも紹介してきたように
料理に食材として使うことが多いと思いますが、
今年の海大臣はおしょうゆなどつけず、
まずは、そのまま食べてみてください。
だいじょうぶ、そのままでおいしいんです。
(味付けですか? と言う人がいるくらいです。)

そして夏冬共通で「しお」と
「海大臣ふりかけ」もつくりました。
それぞれの海苔は、
もちろん今年の選考会で選んだものです。
仕入れの量にばらつきはありますが、
量はたっぷりめに用意しました。
あわてず、お選びくださいね。
「海大臣ふりかけ」もつくりました。
それぞれの海苔は、
もちろん今年の選考会で選んだものです。
仕入れの量にばらつきはありますが、
量はたっぷりめに用意しました。
あわてず、お選びくださいね。