ヘアメークアップアーティストの草場妙子さんと
「OSAJI」とのコラボレーションでつくられた
ヘアケアシリーズとボディゲル。
「kokyu」という名前のとおり、
深呼吸したくなる、気持ちのよい香りと、
使い心地のよさで、ずっと好評のラインナップです。
今回、このシリーズに、
あたらしいヘアアイテムがくわわりました。
自然なツヤと潤いを与えながら、
ナチュラルなウエット感で
髪をまとまりやすくしてくれる、
ヘアモイストスムーザーです。
ワックスやオイルよりも軽い使用感。
かっちりとセットはしないけれど、
ちゃんと、手をかけた印象に。
毎日のヘアケアとスタイリングが
さらにたのしくなるアイテムですよ。
第1回みずみずしくて
ツヤがでるのに
重くない、を目指しました。
「kokyu」のあたらしい仲間、
ヘアモイストスムーザーについて、
草場さんのお話をうかがいました。
試行錯誤は1年以上
このあたらしいスタイリング剤は、
ヘアオイルより軽くて使いやすい、
そんなアイテムができないかな、
っていうところから始まったんです。
ふだん私は、自分の髪のスタイリングには、
オイルを使うことが多いんですね。
それは、私自身の髪の毛が膨らみやすかったり、
乾燥しやすかったりするので、
オイルを多めに、しっかり使うのがいいんです。
オイルは、固まらないところも好きですし。
でも、オイルって質感はいいんだけど、
ちょっとベタッとなり過ぎるよね、っていう人が
結構いらっしゃるんですよ。
じゃあ、そういう方が使えるような、
オイルよりももうちょっと軽くて、
ツヤやまとまりがもたせられるような、
そんなスタイリング剤があるといいな、
というのが始まりでした。
最初から、完成形は頭の中に描いていたんです。
それが、ボディゲル。
ボディゲルがそのまま、
スタイリング剤みたいに使えたらいいな、
っていうところが始まりだったんですよ。
すごくみずみずしくて、
潤いが持続するんだけどサラッとする、
あんまりべたつかない、重くないっていう、
そういうスタイリング剤があったらいいな、って。
ただ、やはりそれを形にするのはむずかしくて、
OSAJIの開発の方たちが試行錯誤してくださって、
ようやく、やっとできました。
長かったです。1年以上かかったと思います。
かっちりしない、清潔感のあるスタイルに
そうしてできあがった、ヘアモイストスムーザー、
艶は出るのに、軽い質感で、
使うのも簡単、という、
とってもいいものになったんですよ。
このアイテムのいちばんの特長は、
「スタイリング剤なのにセット力はない」
っていうことなんです。
スタイリングというと、セットするもの、
って考えがちかもしれませんね。
ワックスとか、スプレーとか、
セット力があるものって、
べたついたり、ゴワッとしたり、
固まってしまって指が通らなかったりとか、
埃が付着しやすい印象もあるでしょうか。
オイルも、固まらずにスタイリングできますが、
このヘアモイストスムーザーは、
それよりもさらに軽く、使い方も簡単なんです。
オイルだとちょっとタイトになり過ぎるとか、
ちょっとやり方がむずかしいな、っていう人でも、
たぶんこちらは、簡単にできるんじゃないでしょうか。
それから、ぜひ使っていただきたいのが、
ふだんスタイリング剤を使わない人たち。
何をどうつけていいか、わからない、という人に、
これを少しつけてみませんかって、提案したいんです。
たとえば、パサつきがちな毛先につけるだけでも、
しっとりとまとまりがよくなって、ツヤも出るので、
ちゃんと、ほどよく気を使ってる感じが出ると思います。
しっかりとスタイリングしたふうには見えなくても、
何かちょっと意識して手をかけるということは、
清潔感にもつながりますし、
そういうところが見える人って、
私は「素敵だな」って思うんですよね。
スタイリングの第一歩として使ってもらえたら、
いいんじゃないかなって思います。
ナチュラルな質感を、気軽に、簡単に
このヘアモイストスムーザーって、
ヘアスタイルをつくるというより、
髪の質感をつくるスタイリング剤、
そんなふうな性質があると思うんです。
つけ方はそんなにむずかしくなくって、
基本的な使い方のほかに、
毛先にちょっとつけるだけでもいいですし。
長い髪をまとめ髪にするときも、
これを全体につけておくと、
何もつけてないときより、まとめやすくなりますし、
手ぐしでまとめるようなスタイルを作るときは、
ザクッとした感じが出しやすくなるんです。
それから、手に取ってしっかりと広げると、
透明になって、ほとんど見えなくなるんです。
それを髪の内側からワシャワシャってつけて、
空気を含ませるようにファッファッとつけると、
ボリューム感のあるスタイルができますよ。
まとまりはつくけれど固まらないので、
気負いなく、パパッと使えますね。
たとえばリモートワークなんかで、
家で過ごす時間が多くなったけれど
ちょっと外にも出ることもある、
そんなシチュエーションにもぴったりです。
オイルとの使い分けで、いろいろなスタイルを
オイルとは、使い方もちょっと違うんです。
オイルって、少し水分を含んだ髪に馴染むので、
私はそれをおすすめしてるんですね。
シャンプーのあと、8割くらい乾いた状態が目安です。
でも、このモイストスムーザーは、乾いた髪で大丈夫。
むしろそのほうがいいくらいです。
それから、艶のタイプが厳密に言うと、少し違います。
オイルは、少しキラキラと光るようなツヤが出るんですけど、
こちらは、ちょっとしっとりとしたツヤなんですね。
そういうテクスチャーの違いもあるので、
そういったお好みで選んでくださってもいいですね。
仕上がりの違いは、
オイルはちょっと重めで、こちらは軽め、ということのほかに、
水分量による違いもあるんです。
私みたいにくせ毛の人は、
オイルの方がくせが出にくい傾向があるんですよね。
ヘアモイストスムーザーは、それより水分が多いので、
くせが出やすいんです。
ですから、くせを抑えたい場合はオイルが向いてますし、
わざとくせを出したいときや、
パーマスタイルでウエーブを強調したいときは、
ヘアモイストスムーザーを使うといいですね。
香りは、「kokyuシリーズ」の統一された香りです。
この香り、私が作ったものですけれど、
私自身が、この香りのファンなんですよ。(笑)
大好きなんです。
男女ともに抵抗なく感じてもらえるように作ったので、
共感していただけたら、すごくうれしいです。
(明日は、草場さんに
じょうずな使いかたを教わります)
2021-03-18-THU