
福森家のみなさんといっしょに高知に出かけ、
地の食材で料理をつくり、
あたらしいうつわに盛ってみよう、という企画。
道歩さん、円さん、そして雅武さん、
それぞれが手際よく調理をしていきます。

こちらは角西さんと前田さん作。
高知のねりものと鯖を、葉ニンニクといっしょに炊きました。

アメ釉の平取碗(鎬)によそいます。

「高さを出す」ことで、うつくしさもひときわ。
まんなかにちょこんと、柚子の皮を添えました。

円さんは、ゆでた赤目芋をすり鉢で調理。
雅武さんといっしょに、
赤目芋のポタージュをつくるそうです。

仕上げは土鍋を使います。

こういったスープ類は、取碗がぴったり。
スプーンをそえて供します。
スープだけだと平面的になるので、
バゲットをトーストし、クルトンがわりに。
中央に高さを出しました。

いつの間にか、もう1品が完成していました。
じゃこと青菜とごぼうの炊いたん、です。
こちらも中央を高く盛りつけています。

こちらは道歩さんの、鰤だいこん。

煮汁の多いおかずにも、平取碗はべんりです。

人数分を取り分けるときは、
どのお皿も同じボリュームに。
もちろん「きれいにできたほう」がお客様用です。

おつゆのたっぷりある料理にべんり。

たっぷりおつゆが入っても、こんな印象。
すっきりきれいにまとまりますよね。

さて雅武さんが、ごぼうを揚げて‥‥。

甘酢あんかけに。
平取碗に、すこし高さを出すように盛りました。

そして道歩さんの、おでん。もちろん土鍋で炊きます。

ごろんと大きめの具材が多い料理も、きれいにまとまります。

さいごに「ととのえる」のをわすれずに。

こんなふうにまとまりました。
(つづきます!)