5DW メンズショップ イシカワ
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十年使い続けるか、
それとも毎年買い替えるのか?
リュトモスのユーザー
二人にききました。
いつも持ち歩いているものは何ですか? 
そう聞かれたときに、多くの人たちの回答に挙がるのは、
スマートフォンと家の鍵、
それと「財布」ではないでしょうか。



今回「5DW+」が紹介するのは、財布。
愛用の財布がぼろぼろになってしまったそこのあなた、
節目の折に心機一転を図りたいそちらの方、
なかなか財布の正解がわからずにいる迷子のみなさんに、
ぜひおすすめしたいものがあるんです。
それは「RHYTHOMOS /リュトモス」の財布。



『5DW』の店長・石川顕さんが生前に仲良くしていた、
鹿児島の飯伏正一郎さんが手がける同ブランドの商品は
すべて1点ずつ手縫いでつくられています。



シンプルでクールな雰囲気を持ちつつも
どこかぽってりとしたフォルムは、
使い手に親しみやすさを感じさせてくれます。



でも、実際のところどうなの? 
ファーストインプレッションはよくても、
毎日持ち歩くものだから使い勝手を知りたいですよね。
そこで、「RHYTOMOS」愛用者に話を聞きました。
ひとつの財布を10年くらい使い続ける方と、
毎年買い替えをする方。どちらもヘビーユーザーです。



まずは、同じものを一途に愛用している、
「TACOMA FUJI RECORDS」主宰・渡辺友郎さんの
“RHYTOMOS愛”からスタートです。
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手馴染みが良くて、
気がつけば10年の付き合いに。
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――
年季が入ったお財布ですね。
渡辺
そうですね、10年くらい使っています。
それまでは、アクティブでカジュアルな雰囲気の財布を
愛用していたのですが、40歳を過ぎた頃
もう少し大人な財布を持ちたいな、と思って
出合ったのが「RHYTOMOS」の財布でした。
――
ブランドのことは知っていたのですか?
渡辺
恥ずかしながら、まったく(笑)。
その頃からSNSを使っていたので、
SNSを通じて「いい財布ないですか?」って
訊いたときに、色々な人たちが
さまざまなブランドの財布を提案してくれたんです。
そのうちのひとりに(石川)顕さんがいました。



僕にとっての顕さんって、
人とは違うセンスを持っている方という認識でした。
一般的には“適当”だと思われているものに
価値を見出したり、ちょっと天邪鬼なところがあって
メジャーなものに対してアンチになったり。
その感覚や姿勢が好きだったから
「顕さんが言うなら」って思って
気になり始めたのがスタートだったと思います。
――
石川さんのことは前から知っていたのですか?
渡辺
恥ずかしながら、そうでもなくて(笑)。
僕は10年くらいレコード会社に勤めていました。
CDのジャケットをつくる部署で仕事をしていて
鵜飼さん(※1)、五木田さん(※2)といった
諸先輩とご一緒していたことがありました。
「なべちゃん、面白いスタイリストの大先輩がいるから」って
ある日突然、鵜飼さんから言われたのが顕さんでした。
実際にお目にかかったのは
池袋で開催された『STOCKISTS』の会場が
初めてだったんじゃないですかね。



すごく気さくに接してくれたことをいいことに、
調子に乗りやすいタイプの僕は、
声が通って髪が長かった顕さんに
「武田鉄矢さんみたいですね?」って言って、
まわりが凍りついたことを覚えています(笑)。
顕さんは大笑いしながら
「なべちゃん、それは踏み込み過ぎ」って
言ってくれたけど、内心では怒っていたんじゃないかな。
まぁそんな事で怒るような人じゃないか。
※1:アートディレクター・イラストレーターのジェリー鵜飼さん。

※2:画家の五木田智央さん。
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――
(笑)。その石川さんが勧めてくれた財布は
基本的には受注会でしか注文できないと思いますが、
すぐに手に入れることができたのですか?
渡辺
そう、それもタイミングが良かったのだと思います。
勧めていただいたときにちょうど、
原宿の〈Playmountain〉で展示・販売会をしていて
実際に手にとることができました。
そこで、購入した記憶があります。
――
使ってみてどうですか?
渡辺
正直、使い勝手のいい財布は他にもあると思う(笑)。
お札の出し入れの時に、ちょっと引っかかったりする感じとかを考えると、大きめの長財布のほうがいいですし。
ただ、この見た目のボテッとしたルックスは
僕にとってすごく魅力的だし“手馴染み”がとにかく良い。



Tシャツ販売のポップアップをしているときに、
時々お客さんに言われることがあります。
「いつも着るのはLだけど、LサイズがないならXLを
買おうかな」って。すごく嬉しいのですが、
日々の生活で無意識のうちにいつも着てしまう服って
あるじゃないですか。そんな服こそが大事だと思うから
「サイズ感が合わないものは着なくなっちゃうと思うよ」
とお客さんには言うようにしています。
似合うとか似合わないとかっていう人からの評価は
まったく聞かなくていいと思っています。
でも、着ていて気持ちいいとか、持っていて馴染むとか、
“自分が快適”であるという感覚は大事にしたほうがいい。
そういう意味でも「RHYTOMOS」の財布は
僕にとって大事な存在なんだと思います。
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――
長年使う中で、不具合がありましたか?
渡辺
いつも僕はお尻のポケットに入れて持ち歩きます。
言うなれば、丁寧じゃない扱いをしていますね(笑)。
定食屋に行ったり、居酒屋に飲みに行ったりするときは
それこそ財布と携帯電話だけ持っていったり。
そこそこヘビーデューティーではあると思うのですが、
まったく困ったことは起きていないですね。



唯一あるとしたら、ジッパーについている
レザーの持ち手が取れてなくなってしまった。
たまたま家にアウトドアのタープとかを引っ張る
蛍光イエローの紐があったので
それを付けてみました。
「おー!、なべちゃん、それいいじゃないですか!」って
顕さんの声が聞こえてきそうです(笑)。
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――
メインテナンス要らずですね。
渡辺
はい、物をたくさん買うことに
快感を覚える人にとっては、
その楽しみは奪われると思います(笑)。
あ、そうそう、とはいえメインテナンスを
まったくしていないかと言うとそうでもなくて、
オフィシャルのメインテナンス方法ではないのですが
僕の自転車のレザーのサドルに使っていたオイルを
財布に塗ったことがあります。
そしたらやたらと柔らかくなってしまって(笑)。
きっと、サドル用のオイルが強かったんでしょうね。
――
確かにだいぶ柔らかい印象です。
これが、新しい「RHYTOMOS」の財布ですから。
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渡辺
比較すると、すぐに分かりますね(笑)。
でもね、こんなことを言うのは野暮だと思うのですが、
僕の財布のほうが柔らかくて使いやすいし、
何だかカッコよくないですか?(笑)
これが長年使った“味”ってやつですかね。
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2026-08-05-WED
(次回、映像ディレクター・島本塁さん編につづきます)
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「tomotake × RHYTHMOS Zip」
8月20日(木)午前11時より発売
[STAFF]

文:阿部太一

撮影:田口智規(ほぼ日)