「mitosaya薬草園蒸留所」の
江口宏志さんが
ふだんから履いている
ラバーブーツ。
「5DWメンズショップイシカワ」で発売中の
「Daiichi Rubber」(ダイイチ ラバー)の
ラバーブーツ「RAKA」。
北海道小樽市でつくられるラバーブーツを
千葉県夷隅郡大多喜町にある
「mitosaya薬草園蒸留所」の江口宏志さんが
仕事に、普段着にと履かれているというのを
偶然にもお聞きし、蒸留所へお邪魔しました。
蒸留家である江口さんは、
元薬草園という広大な敷地に植えられている
何百種類もの植物や日本全国のフルーツなどを主な原料に
蒸留酒、オー・ド・ヴィー(フルーツブランデー)を
つくられています。
以前、
ほぼ日ハラマキや
weeksdaysのアイテムのデザインも手がけていただいた
イラストレーターであり、江口さんのパートナーであり、
「mitosaya薬草園蒸留所」では
お茶やシロップ、ジャムなどの加工品づくりを担当する
山本祐布子さんにも「RAKA」を履いていただき、
その感想をお聞きしました。
おふたりが共通しておっしゃっていたのは、
見た目以上に、かるくて、やわらかくて、
どんな作業でも汚れづらい、
ということでした!
最初に用意したのは、長靴と帽子。
- ――
- こんなに広い敷地の中で
蒸留酒づくりをなさっているんですね!
- 江口
- ここってもともとは公営の薬草園跡地なんです。
16,000㎡の敷地に薬用植物などが植えられていて、
漢方薬や生薬の材料になるようなものもあれば、
香りや染料の原料になるもの、
果樹や野菜もあります。
自分たちでも少しずつ
新しく原料になり得る植物を植えては育て、
それらを原料の一部として、
蒸留酒をつくっています。
- 山本
- でも、植物を育てるのは
うまくいかないことも多いんです。
私が庭担当で、草刈りや収穫、
そこからの加工などをやるのですが、
水やりだけでもほんとひと苦労です。
雨が嬉しい! ってはじめて思いましたね(笑)。
単純ですが、日々のことが
どれだけ大変かって痛感しましたし、
やってもやりきれないことだらけです。
- 江口
- 蒸留酒をつくるのには
まとまった原料が必要ですし、
提携の農家さんや果樹園で収穫されたフルーツなどを
分けていただいてもいるんですよ。
今だと、いちじく、梨、
富津市の無農薬のバナナなど(*)を
仕込んでいる最中です。
(*)取材時は夏のおわりでした。
- ――
- なるほど、そうしたら
そういった仕込みの作業のときなどに
ラバーブーツを履いているんですね?
- 江口
- そうですね、
僕は、基本は蒸留所内での作業のときに
履くことが多いです。
水を使うのでびしょびしょになりますし、
タンクから蒸留後にでる
もろみ(*)を取り出す作業でも必需品です。
蒸留所は水場の仕事ですが、
アウトソールのグリップ力もあって
滑りづらく、安心して動き回れます。
(*)醸造工程で原料が発酵してできる柔らかい固形物。
南ドイツに渡り、
蒸留家のクリストフ・ケラーさんのもとで
蒸留技術を学んだのですが、
彼に最初に「長靴と帽子を用意しなさい」
って言われたんです。
最初はなんでだろう? と思いましたが、
確かに、蒸留所では長靴が必須だし、
醸造に欠かせない植物や果物を育てる
畑仕事では帽子が必要なんです。
- 山本
- 庭や畑でもラバーブーツがあると便利で、
収穫のときはもちろん、
草刈りのときなんて
刈った草が想像以上に飛んできますから
ブーツの“長さ”があるに越したことはないんです。
このラバーブーツは、しゃがんで作業しても
やわらかくてとても履きやすいですね。
アジャスターベルトが付いているから
調節もできますし、
これから時期的に寒くなりますので、
あたたかさというところでも
長いブーツは心強くもありますよね。
あと、作業をしていて思ったのですが、
足裏の接地面が地面に近いような感覚があって
足がブーツの中で踏ん張れるのがいいなって思いました。
庭仕事用にアウトドアブランドの
「アークテリクス」のジョグパンツを
穿いているのですが、
ブーツと合わせても素敵ですね。
- ――
- 気持ちよく作業ができそうですね!
ちなみに、蒸留所や庭以外でも履いたりするんですか?
- 江口
- そうですね、
雨の日で、東京に行くときなどは
履いたりしていますよ。
ズボンの裾はブーツに入れて、
長いコートで合わせて。
背が高くはないので、
こういう着方、履き方がちょうどよくて。
- 山本
- 私はどうだろう、
仕事以外ならワンピースとかと合わせてみても
よさそうですよね。
寒い雨の日のお出かけにも
ぴったりな気がします。
自分のテンションを上げるためにも、
「作業もお洒落にやる」というテーマを掲げているので、
このラバーブーツを履けば
外仕事のときの気持ちは上向きなんです。
- 江口
- オイルドジャケットを着て、長靴履いて、と
イギリスの本格的なスタイルも好きですが、
僕がそれをやると、
どうにも野良着になってしまいそうですので、
もう少しキレイに合わせるように心がけています。
2025-04-01-TUE
(おわりです)