第108芸
パンツの花道 |
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パンツは、
「パンツをはいているのだから、恥ずかしくない」
と思える時と、
「パンツしかはいてないので恥ずかしい」
と感じる時と、二種類の感情とおともだちです。
この二律背反を、とんでもないかたちで止揚したのが
「パンツの花道」というゲームです。
常連だけしかいなくなった深夜のスナックで、
パンツの見せっこをするのです。
そして、大胆にも「一等賞」を選考するのです。
色、形、柄、素材、大きさ、着こなし等々をよく検討して、
「誰のパンツが一等か」を決定します。
やみつきになるので、やるたびに「第何回」と確認して、
メンバーが好き勝手にあっちこっちでパンツを見せる
(ひいては露出趣味に走るようになる)ことを防止します。
汚れ具合を審査の基準に入れるかどうかが、
現在、論争の焦点になっています。
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